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滝ノ上火薬製造所跡・高熊山激戦地跡・チシャケ迫堡塁跡群・岩川官軍墓地

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91626
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91626
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2021 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書210:滝ノ上火薬製造所跡・高熊山激戦地跡・チシャケ迫堡塁跡群・岩川官軍墓地』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2021 『滝ノ上火薬製造所跡・高熊山激戦地跡・チシャケ迫堡塁跡群・岩川官軍墓地』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書210
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書名 滝ノ上火薬製造所跡・高熊山激戦地跡・チシャケ迫堡塁跡群・岩川官軍墓地
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな たきのかみかやくせいぞうしょあと・たかくまやまげきせんちあと・ちしゃがさこほうるいあとぐん・いわがわかんぐんぼち
副書名 「西南戦争を掘り,学ぶ」事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 210
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20210301
作成機関ID 46000
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 滝ノ上火薬製造所跡
遺跡名かな たきのかみかやくせいぞうしょあと
本内順位 1
遺跡所在地 鹿児島県鹿児島市稲荷町
所在地ふりがな かごしまけんかごしましいなりちょう
市町村コード 46201
遺跡番号 201-127
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 313655
東経(世界測地系)度分秒 1303408
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.615277 130.568888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20181105-20181226
調査面積(㎡)
29000
調査原因 保存目的調査
遺跡概要
種別
その他の生産遺跡
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
石垣
石積み以降
導水路
排水路
主な遺物
陶器
特記事項
遺跡名 高熊山激戦地跡
遺跡名かな たかくまやまげきせんちあと
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県伊佐市大口木ノ氏
所在地ふりがな かごしまけんいさしおおくちきのうじ
市町村コード 46224
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 320528
東経(世界測地系)度分秒 1303655
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 32.091111 130.615277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190513-20190607
調査面積(㎡)
200
調査原因 保存目的調査
遺跡概要
種別
その他
時代
明治
主な遺構
堡塁跡
主な遺物
銃弾
薬莢
鉄製品
古銭
特記事項 伊佐市指定文化財(昭和53.10.1)
遺跡名 チシャケ迫堡塁群跡
遺跡名かな ちしゃがさこほうるいぐんあと
本内順位 3
遺跡所在地 鹿児島県霧島市牧園町三体堂チシャケ迫
所在地ふりがな かごしまけんきりしましまきぞのちょうさんたいどうちしゃがさこ
市町村コード 46218
遺跡番号 218-533
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 315225
東経(世界測地系)度分秒 1304547
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.873611 130.763055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20191101-20191128
調査面積(㎡)
200
調査原因 保存目的調査
遺跡概要
種別
その他
時代
明治
主な遺構
堡塁跡
主な遺物
特記事項
遺跡名 岩川官軍墓地
遺跡名かな いわがわかんぐんぼち
本内順位 4
遺跡所在地 鹿児島県曽於市大隅町岩川
所在地ふりがな かごしまけんそおしおおすみちょういわがわ
市町村コード 46217
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 313539
東経(世界測地系)度分秒 1305927
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.594166 130.990833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200518-20200612
調査面積(㎡)
200
調査原因 保存目的調査
遺跡概要
種別
時代
明治
主な遺構
墓石
残欠
主な遺物
古銭
特記事項 曽於市指定文化財(昭和49.3.8)
要約 【滝ノ上火薬製造所跡】
 薩摩藩は,火薬製造の本局として文政年間(1818 ~ 1831 年)に滝ノ上火薬製造所を設立した。稲荷川の水流を利用した直径4 mほどの水車を設置し,硝石や硫黄,木炭を粉末にして火薬を製造していた。平成5(1993)年の「8・6 水害」で,残存していた水路等が流失したと考えられていたが,今回の確認調査で,当時の石垣や石積み遺構,導水路が広く残存していることが判明した。

【高熊山激戦地跡】
 明治10(1877)年の西南戦争の大口の他戦いの際には,辺見十郎太が指揮する雷撃隊が坊主石山に,池辺吉十郎指揮する熊本隊が高熊山に陣を構えていた。確認調査では,現存している堡塁跡(塹壕)の構造を把握することができたほか,銃弾や薬莢も出土した。また,文献史料に残る戦闘状況と調査成果がおおよそ一致した。

【チシャケ迫堡塁跡群】
 明治10(1877)年の西南戦争では,政府軍と西郷軍は,牧園(旧踊郷)で2 度の戦闘を行っている。1 度目は,7 月1 日~ 7日に西郷軍が牧園一帯に陣を築き,政府軍と対峙している。2 度目は宮崎県延岡の可愛岳を突破した西郷軍が鹿児島に突入する直前の8 月30 日に,笠取峠で激しい銃撃戦を展開している。確認調査では,7 月・8 月の戦闘の時に構築された300 基以上あるとされる堡塁跡のうち,チシャケ迫に位置する堡塁跡7 基の調査を行った。

【岩川政府軍墓地】
 岩川の政府軍墓地は、西南戦争で亡くなった政府軍の戦死者を埋葬した墓地であり,陸軍大尉山形照方,少尉奥田政実,少尉試補林為隆など79 基の墓石と残欠7 基が存在している。墓石はすべて天草下浦石( 砂岩)製である。調査では,現在の姿は当時のものでなく,改変(整備)をうけていることが判明した。さらに,当時の造営面を明らかにし,2 基の墓坑の可能性があるプランを確認した。また,東に1.5 ㎞ほど離れた薩軍の墓の測量などを行い,今後の検討資料を蓄積することができた。

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