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古野(2)遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90914
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90914
引用表記 青森県埋蔵文化財調査センター 2021 『青森県埋蔵文化財調査報告書621:古野(2)遺跡』青森県教育委員会
青森県埋蔵文化財調査センター 2021 『古野(2)遺跡』青森県埋蔵文化財調査報告書621
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書名 古野(2)遺跡
発行(管理)機関 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
書名かな ふるの(2)いせき
副書名 下北地域広域避難路確保対策事業に伴う遺跡発掘調査報告
巻次
シリーズ名 青森県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 621
編著者名
編集機関
青森県埋蔵文化財調査センター
発行機関
青森県教育委員会
発行年月日 20210310
作成機関ID 02425
郵便番号 0380042
電話番号 0177885701
住所 青森県青森市大字新城字天田内152-15
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
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備考
所収論文
タイトル 第5章 総括
英語タイトル
著者
永嶋 豊
長谷川 大旗
平山 明寿
藤田 祐
ページ範囲 185 - 236
NAID
都道府県 青森県
時代 縄文 古代(細分不明) 中世(細分不明) 近世(細分不明) 近代(細分不明)
文化財種別 考古資料
遺跡種別 集落
遺物(材質分類) 石器 石製品 土器 土製品(瓦含む)
学問種別 考古学
テーマ 技法・技術 編年 文化系統 年代特定 資料集成
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 古野(2) 遺跡
遺跡名かな ふるの(2)いせき
本内順位 1
遺跡所在地 青森県下北郡風間浦村大字易国間字古野地内
所在地ふりがな あおもりけんしもきたぐんかざまうらむらおおあざいこくまあざふるのちない
市町村コード 02425
遺跡番号 425021
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 412918
東経(世界測地系)度分秒 1405917
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 41.488333 140.988055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180612-20181019
20190424-20190809
調査面積(㎡)
4130
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
明治
主な遺構
竪穴建物跡
土坑
遺物集中地区
焼土遺構
主な遺物
縄文土器
石器
土製品
石製品
土師器
須恵器
陶器
磁器
銭貨
ガラス玉
特記事項
要約 遺跡は、津軽海峡に臨む下北半島の先端部、目滝川左岸の標高37~45mほどの海成段丘上に位置する。
 遺構・遺物は平坦面と斜面とで確認され、平場で縄文時代前期後葉・中期後葉の集落跡が検出された。斜面からは縄文時代後期前葉の土坑や縄文時代前期後葉・中期後葉の捨て場が確認され、他の時期の混在が少ないまとまった量の土器群が得られた。捨て場からは縄文時代前期後葉の玦状耳飾のほか中期後葉の土偶が出土し、本州北端における当該期の貴重な類例となった。この他、R-30グリッドでは縄文時代前期後葉(円筒下層d1式期)の遺物集中区が確認された。
 剥片石器は約1万7千点が出土し、遺跡内で石器製作が行われていたとみられ、近隣にある大間層の頁岩が石材と想定される。
 礫石器は周辺で採集される安山岩を主体とし、同じ下北半島で採集が可能な花崗閃緑岩、北海道平取町額平川産と想定される緑色岩のような搬入石材を利用した石器製作が確認された。
 古代以降は、中世と考えられる焼土遺構が確認され、古代の土師器・須恵器、近世・近代の陶器、磁器、銭貨、ガラス玉等が出土した。

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