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愛南町内遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90383
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90383
引用表記 愛南町教育委員会 2021 『愛南町文化財調査報告書2:愛南町内遺跡』愛南町教育委員会
愛南町教育委員会 2021 『愛南町内遺跡』愛南町文化財調査報告書2
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書名 愛南町内遺跡
発行(管理)機関 愛南町 - 愛媛県
書名かな あいなんちょうないいせき
副書名 平城貝塚 総括報告書1
巻次 2
シリーズ名 愛南町文化財調査報告書
シリーズ番号 2
編著者名
編集機関
愛南町教育委員会
発行機関
愛南町教育委員会
発行年月日 20210331
作成機関ID 385069
郵便番号 7984196
電話番号 0895731112
住所 愛媛県南宇和郡愛南町城辺甲2420
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 平城貝塚
遺跡名かな ひらじょうかいづか
本内順位
遺跡所在地 愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城2069番2ほか
所在地ふりがな えひめけんみなみうわぐんあいなんちょうみしょうひらじょう2069ばん2
市町村コード 38506
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 325747
東経(世界測地系)度分秒 1323353
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 32.963055 132.564722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因 民間事業等
遺跡概要
種別
貝塚
時代
縄文
主な遺構
地点貝塚
純貝層
混土貝層
土壙墓
貯蔵穴
主な遺物
土器
石器
貝製品
骨角器
人骨
特記事項 ほぼ完全な埋葬人骨1体・貝製品(貝輪・垂飾品・貝刃)・骨角器(尺骨製刺突具・猪牙製垂飾品)・在地石材(ホルンフェルス)に深く依存した石器製作とその使用
要約  平城貝塚は、縄文時代後期に形成された貝塚として理解されてきた遺跡であって、平城式土器として知られる土器型式の標識遺跡である。
 この遺跡については、調査研究の早い段階で、複数の“地点貝塚”が所在する可能性が指摘されており、再検討の結果、牡蠣とハマグリそしてフトへナタリそれぞれを主とする堆積層つまり純貝層が、少なくとも4箇所、地点を違えて確認されていたことを明らかにすることができた。
 また、集落に関係する遺構は現在のところ希薄であるものの、多数の埋葬人骨の出土が確認されてきたことから、土壙墓を主とする墓域が形成されていた可能性は更に高くなったと言える。
 このことより平城貝塚は、複数の地点貝塚、土壙墓群、集落跡で構成されている遺跡として理解する必要がある。これらについては、土器の形や文様に見られる時期差、そして炭素14年代測定の結果から、長期間の中で断続的に形成されてきた可能性が極めて大きいと思われる。

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