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平成30年度 浜松市文化財調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/86509
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.86509
引用表記 浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行)他 2020 『平成30年度 浜松市文化財調査報告』浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行)他
浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行)他 2020 『平成30年度 浜松市文化財調査報告』
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書名 平成30年度 浜松市文化財調査報告
発行(管理)機関 浜松市 - 静岡県
書名かな へいせい30ねんど はままつしぶんかざいちょうさほうこく
副書名
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行)
浜松市市民部文化財課(浜松市教育委員会の補助執行機関)
発行機関
浜松市教育委員会(浜松市市民部文化財課が補助執行)
浜松市市民部文化財課(浜松市教育委員会の補助執行機関)
発行年月日 20200228
作成機関ID 22130
郵便番号 4308652
電話番号 0534572466
住所 静岡県浜松市中区元城町103-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 日晩遺跡 第12次
遺跡名かな ひばんいせき 
本内順位 1
遺跡所在地 浜松市南区増楽町
所在地ふりがな はままつしみなみくぞうらちょう
市町村コード 22134
遺跡番号 4-2-13
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344127
東経(世界測地系)度分秒 1374133
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.690833 137.6925
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180710
調査面積(㎡)
9.9
調査原因 店舗看板設置に伴う本発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
土坑
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項
遺跡名 天王遺跡 第9次
遺跡名かな てんのういせき
本内順位 2
遺跡所在地 浜松市東区天王町
所在地ふりがな はままつしひがしくてんのうちょう
市町村コード 22132
遺跡番号 2-3-10
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344406
東経(世界測地系)度分秒 1374558
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.735 137.766111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190125-20190129
調査面積(㎡)
29
調査原因 送電線鉄塔建設に伴う本発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
小穴
主な遺物
弥生土器
特記事項
遺跡名 中屋遺跡 第14次
遺跡名かな なかやいせき
本内順位 3
遺跡所在地 浜松市浜北区根堅
所在地ふりがな はままつしはまきたくねがた
市町村コード 22136
遺跡番号 6-3-36
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345024
東経(世界測地系)度分秒 1374731
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.84 137.791944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190226-20190228
調査面積(㎡)
74
調査原因 宅地造成に先立つ確認調査
遺跡概要
種別
集落
社寺
時代
鎌倉
主な遺構
土坑
小穴
不定形大型遺構
主な遺物
山茶碗
山皿
かわらけ
中世陶器
特記事項 大型方形区画溝の一部を検出
要約 平成30年度に実施された小規模本発掘調査(日晩遺跡12次、天王遺跡9次)と、大きな成果が得られた確認調査(中屋遣跡14次)の3件の発掘調査について報告した。
日晩遺跡は、浜松市南部の海岸平野の砂堤列上に位置する古墳時代後期から中世にかけての遺跡である。今回の調査では、士坑3基と溝2条が検出され、奈良時代の須恵器・土師器が出土した。当該時期に集落が展開していたと考えられる。
天王遺跡は、天竜川沖積平野に位置する弥生時代後期と古代を上体とする遣跡である。今回の調査では、5基の小穴と4条の溝が検出され、弥生土器が出土した。当遺跡では、これまで明確な遺構が確認されていなかったが、今回の調査で初めて明確な遺構を確認することができた。
中屋遺跡は、天竜川の低位河岸段丘(浜北面)上に位置する鎌倉時代を中心とした遣跡である。過去の調査によって、東西約160m、南北約200mを囲む大型の方形区画溝の存在が明らかとなっている。今回の調査では、その溝の東側部分が検出されたほか、区画内部から土坑・小穴・不定形大型遺構が確認され、山茶碗、山皿、かわらけ、瓦、中世陶器が出土ナるなど、方形区画溝の位置や、区画内東部の遺構・遺物が良好に残存していることが確認された。

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