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一般国道115号相馬福島道路遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/86351
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.86351
引用表記 公益財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部 2020 『福島県文化財調査報告書539:一般国道115号相馬福島道路遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
公益財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部 2020 『一般国道115号相馬福島道路遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書539
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書名 一般国道115号相馬福島道路遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな いっぱんこくどう115ごうそうまふくしまどうろいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 上ノ台館跡(3次調査) ; 田向遺跡 ; 中室内遺跡(3次調査) ; 荒屋敷遺跡
巻次 8
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 539
編著者名
編集機関
公益財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興財団
国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所
発行年月日 20200228
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町 2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上ノ台館跡 3次調査
遺跡名かな かみのだいたてあと
本内順位 1
遺跡所在地 福島県伊達市霊山町下小国字上ノ台
所在地ふりがな ふくしまけんだてしりょうぜんまちしもおぐにあざかみのだい
市町村コード 07213
遺跡番号 654
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374609
東経(世界測地系)度分秒 1403516
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.769166 140.587777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180528-20180821
調査面積(㎡)
5400
調査原因 道路建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
城館
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
平場
掘立柱建物跡
土坑
溝跡
柱穴跡
小穴
特殊遺構
主な遺物
縄文土器
土師器
須恵器
瓦質土器
特記事項 尾根上及び斜面部で平場を確認した。
平場では、掘立柱建物跡、平場を区画する溝跡、柱列跡等の城館に伴う遺構を確認し、柱列跡の柱穴からは、中世の瓦質土器が出土した。
遺跡名 田向遺跡
遺跡名かな たむかいいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県伊達市保原町上保原字田向
所在地ふりがな ふくしまけんだてしほばらまちかみほばらあざたむかい
市町村コード 07213
遺跡番号 661
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374843
東経(世界測地系)度分秒 1403210
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.811944 140.536111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20181010-20181222
調査面積(㎡)
2500
調査原因 道路建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑
溝跡
井戸跡
特殊遺構
小穴
落し穴
屋敷跡
主な遺物
縄文土器
土師器
須恵器
中世陶器
近世陶磁器
瓦質土器
石製品
木製品
特記事項 縄文時代の落し穴を多数確認した。
また、中世から近世にかけての多数の溝跡を検出し、溝跡で区画された内部からは、建物跡を構成するとみられる多数の柱穴が見つかっている。
建物跡や溝跡の配置は、近世の村絵図に描かれているものと一致し、近世の村の様子の一部が明らかになった。
遺跡名 中室内遺跡(3次調査)
遺跡名かな なかむろうちいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県伊達市保原町上保原字中室内・大地内
所在地ふりがな ふくしまけんだてしほばらまちかみほばらあざなかむろうち・おおちうち
市町村コード 07213
遺跡番号 329
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374853
東経(世界測地系)度分秒 1403156
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.814722 140.532222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180810-20180905
調査面積(㎡)
1000
調査原因 道路建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
古墳
平安
中世(細分不明)
主な遺構
土坑
溝跡
井戸跡
小穴
主な遺物
土師器
須恵器
中世陶器
特記事項 土坑・溝跡・井戸跡等を検出した。
1次調査で確認した、古墳時代の集落跡と同時期の土師器や中世前期の陶器が出土している。
遺跡名 荒屋敷遺跡
遺跡名かな あらやしき
本内順位
遺跡所在地 福島県伊達市伏黒字六角
所在地ふりがな ふくしまけんだてしふしぐろおざろっかく
市町村コード 07213
遺跡番号 032
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374928
東経(世界測地系)度分秒 1403108
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.824444 140.518888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180528-20181203
調査面積(㎡)
1950
調査原因 道路建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡
方形竪穴建物跡
土坑
小穴
溝跡
特殊遺構
倉庫跡
主な遺物
土師器
須恵器
中世陶器
輸入陶磁器
鉄製品
鉄製磬
鉄製香炉
特記事項 中世の掘立柱建物跡・土坑・小穴を多数確認した。
土坑の中には、方形竪穴建物跡と呼ばれる遺構が含まれ、その中でも柱穴の底面に石を敷いたものは倉庫として利用されていたと推定される。
陶器や磁器、鉄製品等も多数出土し、在地産の陶器が多数を占める。
阿武隈川に面した場所に立地していることや、倉庫が確認されたことから、川湊と想定される。
要約 上ノ台館跡では、城館に伴う建物跡や柱列跡を確認し、1~3次調査によって城館の中心部がほぼ明らかとなった。

田向遺跡では、多数の区画溝を検出し、その内部に中・近世の屋敷跡を確認した。

中室内遺跡では、土坑や溝跡の他、1次調査で確認した古墳時代の集落跡と同時期の土師器や中世前期の陶器が出土した。

荒屋敷遺跡では、中世の倉庫と考えられる建物跡が検出され、阿武隈川に面した場所に立地していることから、川湊と想定される。

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