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東京都文京区 目白台一丁目遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72583
引用表記 大成エンジニアリング株式会社埋蔵文化財調査部門 2017 『B-162:東京都文京区 目白台一丁目遺跡』学校法人日本女子大学他
大成エンジニアリング株式会社埋蔵文化財調査部門 2017 『東京都文京区 目白台一丁目遺跡』B-162
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ファイル
書名 東京都文京区 目白台一丁目遺跡
発行(管理)機関 文京区 - 東京都
書名かな とうきょうとぶんきょうくめじろだいいっちょうめいせき
副書名 学校法人日本女子大学図書館建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号 B-162
編著者名
編集機関
大成エンジニアリング株式会社埋蔵文化財調査部門
発行機関
学校法人日本女子大学
大成エンジニアリング株式会社
発行年月日 20171230
作成機関ID 13105
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 目白台一丁目遺跡
遺跡名かな めじろだいいっちょうめいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都文京区目白台1丁目18-14
所在地ふりがな とうきょうとぶんきょうくめじろだい1-18-14
市町村コード 13105
遺跡番号 119
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354257.6
東経(世界測地系)度分秒 1394312.3
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.716 139.720083
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160801-20161130
20161201-20171130
調査面積(㎡)
1935
調査原因 日本女子大学図書館建設
遺跡概要
種別
集落
時代
江戸
近代(細分不明)
主な遺構
溝8
土坑108
採土坑20
生垣3
地下室5
ごみ穴10
柵2
井戸3
掘立柱建物1
小穴47
甕埋設1
埋設管跡1
植栽痕28
根固め1
柱穴40
主な遺物
磁器
陶器
炻器
土器
土製品
金属製品
石製品
骨角製品
硝子製品
自然遺物
黒曜石
縄文土器
土師器
特記事項 下屋敷・抱屋敷の調査
調査地年は抱屋敷と御殿空間の間と推測される
要約 本遺跡は、目白台一丁目18-15に所在する。江戸時代前期には高田村百姓地であったが、寛文元年(1661)に志摩鳥羽藩大名稲垣家(3万石・譜代)が幕府から下屋敷を拝領し、同時に抱屋敷を入手し、幕末まで存続した。検出された遺構は井戸、溝、地下室などの屋敷内における諸施設と大小の採土坑、ごみ穴、土坑等である。出土遺物は、以降は検出されなかったが、黒曜石、縄文土器、古墳時代の土師器、中世陶器など江戸時代以前の遺物が出土した。江戸時代の遺物は、屋敷を拝領した直後に運び込まれた初期伊万里様式の茶道具類、中国漳州窯の大皿片が出土した。特筆される遺物として、17世紀末から18世紀代の京焼の優品が多く出土した。当該時期は5代藩主の時代で正室は丹波国園部藩から輿入れしている。また国元から搬入されたと推定される東海系焙烙、釜が21基の遺構から出土した。食物残滓は貝類、魚骨を主体に出土したが、魚骨はタイ類が多く、ハモ属、キダイ属など西日本で好まれる魚種が含まれていた。さらに食用とされる事が少ないス貝、イシダタミなどの磯物が出土しており特異な食文化も窺えた。

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