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宮脇遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72332
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72332
引用表記 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2020 『公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書28:宮脇遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター 2020 『宮脇遺跡』公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書28
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書名 宮脇遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな みやわきいせき
副書名 東九州自動車道建設(志布志IC〜鹿屋串良JCT間)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター発掘調査報告書
シリーズ番号 28
編著者名
編集機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20200200
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995700574
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 宮脇遺跡
遺跡名かな みやわきいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県曽於郡大崎町井俣字宮脇
所在地ふりがな かごしまけんそおぐんおおさきちょういまたあざみやわき
市町村コード 46468
遺跡番号 468-88
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312700
東経(世界測地系)度分秒 1310012
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.45 131.003333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140130
20150803-20160225
20161107-20170127
調査面積(㎡)
9000
調査原因 東九州自動車道 建設(志布志IC~鹿屋串良J CT間)に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
時代
旧石器
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
礫群
集石
土坑
井戸状遺構
主な遺物
細石器
ナイフ形石器
三凌尖頭器
台形石器
スクレイパー
掻器
使用痕剥片
志風頭式土器
加栗山式土器
札ノ元Ⅶ類土器
小牧3Aタイプ
倉園B式土器
下剥峯式土器
桑ノ丸式土器
押型文土器
手向山式土器
平栫式土器
塞ノ神式土器
打製石鏃
石匙
磨製石斧
石皿
軽石製品
青磁
薩摩焼
寛永通宝
特記事項
要約  宮脇遺跡は,田原川の右岸に形成された標高約43mのシラス台地縁辺部に位置する,旧石器時代~近世の複合遺跡である。
 本遺跡の主となる時代は,旧石器時代と縄文時代早期である。旧石器時代では,礫群2基を検出し,遺物はナイフ形石器・細石器等が出土している。縄文時代早期では,集石45基・土坑21基等を検出し,遺物は加栗山式土器をはじめとする貝殻文円筒形土器や,押型文土器などが出土している。これらは,本地域における当時の人々の生活の在り方,様相等を考える上で,重要な資料である。
 また鬼界カルデラの噴火に伴う幸屋降下軽石層をはさんだ上下層にみられる砂質層は,7,300年前の鬼界カルデラの噴火時に2度の大地震により発生した液状化現象を示す噴砂によると考えられるものであり,これは南九州の縄文時代早期の文化・自然に与えた影響を考察し,今後の地震に対する防災・減災を検討する重要な基礎資料となるものである。

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