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松本城下町跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72206
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72206
引用表記 松本市教育委員会 2020 『松本市文化財調査報告237:松本城下町跡』松本市教育委員会
松本市教育委員会 2020 『松本城下町跡』松本市文化財調査報告237
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書名 松本城下町跡
発行(管理)機関 松本市 - 長野県
書名かな まつもとじょうかまちあと
副書名 伊勢町 : 第29次発掘調査報告書 : 長野県松本市
巻次
シリーズ名 松本市文化財調査報告
シリーズ番号 237
編著者名
編集機関
松本市教育委員会
発行機関
松本市教育委員会
発行年月日 20200327
作成機関ID 20202
郵便番号 3908620
電話番号 0263343000
住所 長野県松本市丸の内3-7
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
情報源上に表示がないため、編集機関は推定により補記
所収論文
所収遺跡
遺跡名 松本城下町跡伊勢町 第29次
遺跡名かな まつもとじょうかまちあといせまち
本内順位
遺跡所在地 長野県松本市中央1丁目109-2ほか
所在地ふりがな ながのけんまつもとしちゅうおう
市町村コード 20202
遺跡番号 157
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 361358.6
東経(世界測地系)度分秒 1375755.1
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.232944 137.965305
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180607-20180730
調査面積(㎡)
1048
調査原因 ホテル建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
明治
主な遺構
火災層
鍛冶炉跡3
土坑115
溝状遺構1
主な遺物
土器(灯明皿、内耳鍋ほか)
陶磁器(肥前産、瀬戸・美濃産、京都産、輸入磁器ほか)
鍛冶関連遺物(羽口、鉄滓)
木製品(漆器、下駄、箸ほか)
石製品(碁石、砥石、硯、石臼ほか)
金属製品(釘、煙管、銭貨ほか)
特記事項
要約  松本城下町跡伊勢町は、経済の中心である本町から西の飛騨国に向かう野麦街道沿いに発展した町で、商家の他、鍛冶屋等の職人が多く住む町屋の跡が残る。
 今回の調査では町屋跡に関わる火災の跡や生活面を3面、中世以前の生活面を1面の計4面を確認した。Ⅰ険は、調査区の特に北半で広範囲に火災層が認められた。「安政六稔 未六月下旬 製之」と刻印された陶器(涼炉)片が見つかったことから、幕末期以降の火災の跡と推測できる。北東端では鍛冶炉跡3基が検出された。Ⅱ検はⅠ険の火災を受けた生活面であることから、同時期に帰属される。Ⅲ検は出土遺物から18世紀末頃の生活面と考えられ、鉄滓を大量に含んだ鋳造に関連する廃棄土坑が複数基見つかった。地山面のⅣ検では、18基の土坑を検出したが、出土遺物は無く帰属時期は不明である。

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