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出雲国古代山陰道発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71230
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.71230
引用表記 出雲市市民文化部文化財課 2020 『出雲市の文化財報告43:出雲国古代山陰道発掘調査報告書』出雲市教育委員会
出雲市市民文化部文化財課 2020 『出雲国古代山陰道発掘調査報告書』出雲市の文化財報告43
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書名 出雲国古代山陰道発掘調査報告書
発行(管理)機関 出雲市 - 島根県
書名かな いずものくにこだいさんいんどうはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 堀切Ⅳ・三井Ⅱ遺跡の調査
巻次 2
シリーズ名 出雲市の文化財報告
シリーズ番号 43
編著者名
編集機関
出雲市市民文化部文化財課
発行機関
出雲市教育委員会
発行年月日 20200330
作成機関ID
郵便番号 6930011
電話番号 0853216618
住所 島根県出雲市大津町2760番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 堀切Ⅳ遺跡
遺跡名かな ほりぎり4いせき
本内順位 1
遺跡所在地 島根県出雲市斐川町直江3749ほか
所在地ふりがな しまねけんいずもしひかわちょうなおえ3749ほか
市町村コード 32203
遺跡番号 Y72
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352236.17
東経(世界測地系)度分秒 1324933.93
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.376713 132.826091
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180719-20200228
調査面積(㎡)
142.2
調査原因 保存目的調査
遺跡概要
種別
交通
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
主な遺構
道路遺構
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 幅9mの古代道路遺構を発見した。側溝、盛土・切土、切通しなどの遺構を確認した。

遺跡名かな:ほりぎりよんいせき
遺跡名 三井Ⅱ遺跡
遺跡名かな みい2いせき
本内順位
遺跡所在地 島根県出雲市斐川町直江3749ほか
所在地ふりがな しまねけんいずもしひかわちょうなおえ3749ほか
市町村コード 32203
遺跡番号 Y211
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352236.17
東経(世界測地系)度分秒 1324933.93
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.376713 132.826091
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180719-20200228
調査面積(㎡)
142.2
調査原因 保存目的調査
遺跡概要
種別
交通
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
主な遺構
道路遺構
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 幅9mの古代道路遺構を発見した。側溝、盛土・切土、切通しなどの遺構を確認した。

遺跡名かな:みいにいせき
要約  2012年度から実施した出雲斐川中央工業団地造成工事に伴う埋蔵文化財発掘調査において、丘陵尾根上に位置する杉沢遺跡から、古代官道の特徴を有する道路遺構が見つかった。出雲市では、「古代山陰道」と推定される貴重な遺跡であるとの認識から、工業団地の造成計画を見直し、貴重な道路遺構の保存を決定した。
 2014年度には、出雲市杉沢遺跡等古代道路遺構調査委員会を発足し、周辺の踏査、詳細な地形測量およびトレンチ調査を行った結果、尾根上を中心に1kmも伸びる道路が築かれていることが明らかとなった。この道路は『出雲国風土記』に記された「正西道」と推定され、丘陵上を縦走すること、丘陵尾根上においても、道幅・側溝・波板状凹凸面という古代官道の特徴を有すること、また、切土・盛土、切通しなど多様な土木工法が用いられていることが明らかとなった。
 これらの成果から、2018年2月に第1期調査範囲は国史跡となった。今回は第2期として、史跡指定範囲の東側350m間の調査について報告する。

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