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神奈川県立博物館研究報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71061
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.71061
引用表記 神奈川県立歴史博物館 2016 『神奈川県立博物館研究報告』神奈川県立歴史博物館
神奈川県立歴史博物館 2016 『神奈川県立博物館研究報告』
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書名 神奈川県立博物館研究報告
発行(管理)機関 神奈川県立歴史博物館 - 神奈川県
有償頒布・配布ページ http://ch.kanagawa-museum.jp/publications/reports
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな かながわけんりつ はくぶつかん けんきゅう ほうこく
副書名 人文科学
巻次 43
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
神奈川県立歴史博物館
発行機関
神奈川県立歴史博物館
発行年月日 20161222
作成機関ID
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
千葉 毅「神奈川県立歴史博物館所蔵の縄文時代撚糸文期土器群―林國治氏旧蔵の横浜市十王堂免遺跡採集資料―」
吉永亜紀子・千葉 毅「 神奈川県立歴史博物館所蔵の縄文時代前期貝塚出士動物遺体―横浜市上台遺跡住居址内貝塚ブロックサンプルの分析―」
高橋 健・千葉 毅「神奈川県立歴史博物館所蔵の骨角器―林國治氏、赤星直忠氏旧蔵の横浜市称名寺貝塚採集資料―」
建石 徹・降幡順子・千葉 毅「神奈川県立歴史博物館所蔵横浜市称名寺貝塚採集土器の胎土分析および赤色顔料分析」
鳥居和郎「山北中学校遺跡出土の武蔵型板碑について」
所収論文
タイトル 北条氏綱像の改変について 北条早雲像、氏康像、時長像などとの比較から
英語タイトル
著者
鳥居 和郎
ページ範囲 1 - 14
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 明治期の箱根山周辺産安山岩の石材利用と土屋大次郎の事業活動
英語タイトル
著者
丹治 雄一
ページ範囲 15 - 30
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
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抄録(内容要約)
タイトル 神奈川県立歴史博物館所蔵の縄文時代撚糸文期土器群 林国治氏旧蔵の横浜市十王堂免遺跡採集資料
英語タイトル
著者
千葉 毅
ページ範囲 31 - 80
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 神奈川県立歴史博物館所蔵の縄文時代前期貝塚出土動物遺体 横浜市上台遺跡住居址内貝塚ブロックサンプルの分析
英語タイトル
著者
吉永 亜紀子
千葉 毅
ページ範囲 81 - 100
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 神奈川県立歴史博物館所蔵の骨角器 林国治氏、赤星直忠氏旧蔵の横浜市称名寺貝塚採集資料
英語タイトル
著者
高橋 健
千葉 毅
ページ範囲 101 - 112
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 神奈川県立歴史博物館所蔵横浜市称名寺貝塚採集土器の胎土分析および赤色顔料分析
英語タイトル
著者
建石 徹
降幡 順子
千葉 毅
ページ範囲 113 - 120
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
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抄録(内容要約)
タイトル 神奈川県立歴史博物館所蔵の銅造観音菩薩立像について 付・神奈川県所在善光寺式阿弥陀及び脇侍像一覧
英語タイトル
著者
神野 祐太
ページ範囲 121 - 134
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
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抄録(内容要約)
タイトル 山北中学校遺跡出土の武蔵型板碑について
英語タイトル
著者
鳥居 和郎
ページ範囲 135 - 144
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
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抄録(内容要約)
タイトル 個人所蔵 永徳4年銘鶴岡八幡宮金銅納経札について
英語タイトル
著者
小井川 理
ページ範囲 145 - 154
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
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抄録(内容要約)
タイトル 松平造酒助江戸在勤日記 元治元年9月11日から10月朔日
英語タイトル
著者
根本 佐智子
古宮 雅明
ページ範囲 155 - 176
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
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抄録(内容要約)
タイトル 横浜正金銀行中井芳楠・長三郎関係資料群について
英語タイトル
著者
寺嵜 弘康
武田 周一郎
ページ範囲 177 - 198
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
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抄録(内容要約)
タイトル 幕末期の日露関係資料について 「海の学び調査・研究サポート」支援事業報告
英語タイトル
著者
嶋村 元宏
ページ範囲 199 - 208
NAID
都道府県
時代
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 十王堂免遺跡
遺跡名かな じゅうおうどうめんいせき
本内順位
遺跡所在地 かながわけん横浜市磯子区汐見台
所在地ふりがな かながわけんよこはましいそごくしおみだい
市町村コード 14100
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
特記事項  神奈川県立歴史博物館が所蔵する横浜市十王堂免遺跡採集縄文土器の報告を行なった。この資料は戦前戦後にかけて横浜市域周辺で考古資料を採集していた林國治氏の旧蔵資料である。
 土器群の主体となる時期は縄文時代撚糸文期後半であり、当該期の遺跡としては多量の土器が採集されている。採集された土器片の数は、撚糸文期前半の土器群が86点、大浦山式土器が260点、東山式土器が22点、無文土器が286点、早期後半の土器群が10点、草創期隆線文期の可能性がある土器が5点となる。
 これまでにも指摘されてきた切れ目状の補修孔についてのほか、器面調整具の痕跡、口縁部の黒色化した土器、土器の大きさについて若干の考察を行なった。
遺跡名 上台遺跡
遺跡名かな かみだいいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県横浜市鶴見区
所在地ふりがな かながわけんよこはましつるみく
市町村コード 14100
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
貝塚
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
貝刃
貝製品
摩耗貝器
特記事項  神奈川県立歴史博物館が所蔵する横浜市上台遺跡住居址内貝塚のブロックサンプルの分析報告を行なった。このサンプルは1976年に神奈川県立博物館が発掘調査した際に採集したものである。
 出土動物遺体の定量的内容を明らかとし、当該地域の出土動物遺体データの追加を図るとともに、本遺跡の生業活動における貝類資源利用のあり方を検討した。
 出土貝類種は計13種、古鶴見湾湾口部という立地を反映した組成であった。ハマグリが84%を占め、採貝活動領域は本遺跡周辺にあったと考えられる。主体的に採集されたハマグリは食料だけでなく貝製品の材料として利用されていたことが明らかとなった。貝刃において打ち欠きを特徴とする資料群、磨耗貝器がまとまって出土した点はほとんど類例がなく注目に値する。
遺跡名 称名寺貝塚
遺跡名かな しょうみょうじかいづか
本内順位
遺跡所在地 神奈川県横浜市金沢区寺前
所在地ふりがな かながわけんよこはましかなざわくてらまえ
市町村コード 14100
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
貝塚
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
骨角器
縄文土器
特記事項  神奈川県立歴史博物館が所蔵する横浜市称名寺貝塚採集骨角器の報告を行なった。これらは林國治氏、赤星直忠氏旧蔵資料である。
 今回報告した25点の資料は、現在称名寺A貝塚とされている地点から採集されたものである可能性が高い。銛頭、釣針、有尾刺
突具などの狩猟漁撈具のほか、針や垂飾、貝輪、貝刃などが含まれる。銛頭3点は、縄文時代後期初頭から中葉に位置づけられる。大型の銛頭は角座骨を含めた素材取りに特徴があり、その製作技術的な系譜や編年上の位置づけが注目される。

 神奈川県立歴史博物館が所蔵する横浜市称名寺貝塚採集縄文土器の一部について、胎土分析および赤色顔料分析をおこなった。
 胎土分析を実施した13点の土器片すべてについて、南関東周辺の表層地質の一般的な特性が認められた。この傾向は、先に実施した同貝塚出土土器(横浜市ふるさと歴史財団所蔵分)の胎土分析の結果(建石・河西・新免・降幡2016)ともよく調和する。
 赤色顔料分析では、2点から鉄系赤色顔料が検出された。本資料群が帰属する縄文時代中期末から後期初頭は、日本列島における水銀朱利用の開始期にあたるが、当該資料については水銀朱でなく、鉄系赤色顔料が用いられていた。
遺跡名 山北中学校遺跡
遺跡名かな やまきたちゅうがっこういせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県山北町
所在地ふりがな かながわけんやまきたまち
市町村コード 14364
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因
遺跡概要
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
板碑
特記事項 中世の関東では緑泥片岩で造られた武蔵型板碑が広く流通した。中世の神奈川県域でも同様であるが、その分布は県の東部に多く、西に行くにしたがって減少する傾向にあり、箱根町、南足柄市、小田原市などの県西部ではほとんど存在しない。ところが、昭和26年(1951)に県の西端に位置する山北町で、多数の武蔵型板碑が出土しており、武蔵型板碑の流通を考える上で重要な事例であるが、これまでその存在はほとんど知られていなかった。本稿は神奈川県内の板碑分布の概要を述べ、山北中学校遺跡の板碑の紹介を行うものである。
要約

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