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山口遺跡2 第2・3次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70966
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70966
引用表記 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2020 『新潟県埋蔵文化財調査報告書286:山口遺跡2 第2・3次調査』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2020 『山口遺跡2 第2・3次調査』新潟県埋蔵文化財調査報告書286
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書名 山口遺跡2 第2・3次調査
発行(管理)機関 新潟県 - 新潟県
書名かな やまぐちいせきに だいに・さんじちょうさ
副書名 一般国道49号阿賀野バイパス関係発掘調査報告書
巻次 16
シリーズ名 新潟県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 286
編著者名
編集機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
新潟県教育委員会
発行年月日 20200319
作成機関ID 15100
郵便番号 9560845
電話番号 0250253981
住所 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 山口遺跡
遺跡名かな やまぐちいせき
本内順位
遺跡所在地 新潟県阿賀野市山口字城ヶ窪
所在地ふりがな にいがたけんあがのしやまぐちあざじょうがくぼ
市町村コード 15223
遺跡番号 399
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375002
東経(世界測地系)度分秒 1391202
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.833888 139.200555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100413-20101116
20130422-20131227
調査面積(㎡)
7000
9652
調査原因 一般国道49号阿賀野バイパス建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
土器集中
主な遺物
縄文土器
石鏃
石核
特記事項 縄文時代晩期
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
竪穴建物
主な遺物
弥生土器
特記事項 弥生時代前期
種別
集落
時代
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
材木列塀
井戸
土坑
焼土遺構
性格不明遺構
ピット
主な遺物
須恵器
土師器
灰釉陶器
唐三彩
土製品
石製品
金属製品
木製品
特記事項 9世紀前半
県内初例となる材木列塀を検出。また県内初の唐三彩が出土。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
井戸
土坑
溜池状遺構
性格不明遺構
ピット
主な遺物
土師質土器
瀬戸・美濃焼
珠洲焼
白磁
青磁
瓦器
石製品
金属製品
木製品
特記事項 13世紀後半~15世紀
井戸から和鏡(擬漢式鏡)1点出土。
要約  山口遺跡は、阿賀野川右岸の自然堤防上に立地する。現標高約6~7mである。調査の結果、縄文時代・弥生時代・古代・中世・近世の遺構・遺物を検出したが、主体となるのは古代と中世である。古代(平安時代、9世紀前半主体)の頃は、地方の有力者や官人の関与が想定される。総柱建物を中心とした建物群は、穀類の保管に関係した倉庫群の可能性がある。また県内初例となる材木列塀を検出した。遺物では県内初出土となる唐三彩が注目される。遣唐使に関係する人物によってもたらされた可能性が高い。中世(13世紀後半~ 14世紀前半)の頃は一般の集落と考えられるが、集落の境を把握することができ、居住域を中心とした低地における土地利用のあり方をうかがうことができる。

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