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立石遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70466
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70466
引用表記 熊本県教育委員会 2019 『熊本県文化財調査報告335:立石遺跡群』熊本県教育委員会
熊本県教育委員会 2019 『立石遺跡群』熊本県文化財調査報告335
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ファイル
書名 立石遺跡群
発行(管理)機関 熊本県教育庁教育総務局文化課 - 熊本県
有償頒布・配布ページ http://www.kumamoto-bunho.jp/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな たていしいせきぐん
副書名 九州縦貫自動車道北熊本スマートIC建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告
巻次
シリーズ名 熊本県文化財調査報告
シリーズ番号 335
編著者名
編集機関
熊本県教育委員会
発行機関
熊本県教育委員会
発行年月日 20190329
作成機関ID 43000
郵便番号 8628609
電話番号 0963332706
住所 熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 立石遺跡群
遺跡名かな たていしいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 熊本市北区改寄町立石
所在地ふりがな くまもとしきたくあらきまちたていし
市町村コード 43105
遺跡番号 445-318
北緯(日本測地系)度分秒 325347
東経(日本測地系)度分秒 1304257
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 32.8998 130.7135
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170427-20170831
調査面積(㎡)
2800
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
古代(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑
円形周溝状遺構
主な遺物
縄文土器
土製耳飾
土師器
須恵器
石器
角錘状石器
石匙
石鏃
特記事項
要約  九州縦貫自動車道の調査で縄文時代の集落跡(土坑・竪穴建物に伴う硬化面等)が見つかっていた。今回の調査区は台地状の浅い谷地形ではあったが、縄文時代後晩期と推定される土坑群が見つかった。落とし穴状の遺構か貯蔵穴かの用途の断定は難しいが、調査区の東側、及び北西側に遺物・遺構があることから、縄文時代の集落の広がりが確認できた。
 円形周溝状遺構は、伴う遺物がなく、時期・性格の詳細は不明であるが、類例によれば弥生時代後期の可能性が高く、集落の縁辺部に位置することもある場合がある。周辺の調査で弥生時代後期の竪穴建物を検出していること、調査区内で弥生時代後期後半の土器が出土していること、から考えて北東側に集落の弥生時代後期の集落が広がっていることが推測される。
 調査区の南西側に駅家跡推定地の240m程の方形区画が存在する。
周辺の調査でそうした土地区画に伴う道路や溝が確認されているが、今回の調査ではその区画にほぼ沿うような耕作に伴う土地区画の溝が検出されたが、近世後期以降のものであることが確認された。しかしながら、逆に言えば、今回の調査区が浅い谷地形であることから考えると、方形区割の外側の谷地形の部分以外の周辺の区画が、古くから開発された可能性があると考えられる。
 その周辺の土地区画がどこまでさかのぼれるか今後の周辺の調査に注目される。

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