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千徳城遺跡群発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70322
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.70322
引用表記 公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2020 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書712:千徳城遺跡群発掘調査報告書』国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所他
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2020 『千徳城遺跡群発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書712
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書名 千徳城遺跡群発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな せんとくじょういせきぐんはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 三陸沿岸道路建設事業関連遺跡発掘調査
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 712
編著者名
編集機関
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所
公益財団法人岩手県文化振興事業団
発行年月日 20200313
作成機関ID
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 千徳城遺跡群
遺跡名かな せんとくじょういせきぐん
本内順位
遺跡所在地 岩手県宮古市千徳町地内ほか
所在地ふりがな いわてけんみやこしせんとくまちちないほか
市町村コード 03202
遺跡番号 LG33-0197
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 393811
東経(世界測地系)度分秒 1415518
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.636388 141.921666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160725-20161118
20170718-20171215
調査面積(㎡)
3200
2800
調査原因 三陸沿岸道路建設事業
遺跡概要
種別
集落
城館
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
竪穴住居
工房
竪穴建物
掘立柱建物
道路状遺構
墓壙
土坑
炭窯
焼土遺構
柱穴状土坑
整地層
土蔵の礎石
主な遺物
土師器
須恵器
石器類
土製品
羽口
金属製品
銭貨
陶磁器
特記事項 ・尾根上に奈良~平安時代の集落。
・千徳城、堀合館の末端部に普請・作事の痕跡。
・千徳城から16世紀の遺構・遺物を確認。
・堀合館から13~15世紀の遺構・遺物を確認。 
要約  今回の調査では、尾根上に奈良~平安時代の集落が営まれていた他に、城館期に伴う竪穴建物や墓壙が城館の末端部に形成されていたことが判明した。16世紀末の千徳城の破却を記した文献史料と併せて考えると、千徳城の廃絶された時期は文献と合致する可能性が高いと推測される。一方、堀合館では、13~15世紀を主体とする中世の遺構や遺物を確認した。今回見つかった遺構や遺物の時期から堀合館が廃絶された時期は、文献に記された千徳城の破却時期よりも古い可能性があると考えられる。

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