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瓜破北遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65668
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65668
引用表記 公益財団法人大阪府文化財センター 2017 『公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書285:瓜破北遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2017 『瓜破北遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書285
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書名 瓜破北遺跡
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな うりわりきた いせき
副書名 大阪府営瓜破西(第4・5期)住宅(建て替え)建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 2
シリーズ名 公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 285
編著者名
編集機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20170831
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 瓜破北遺跡2
遺跡名かな うりわりきたいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
所在地ふりがな おおさかふさかいしみなみくたけしろだい
市町村コード 27126
遺跡番号 125
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343625
東経(世界測地系)度分秒 1353300
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.606944 135.55
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140901-20150331
20150601-20160331
調査面積(㎡)
2316
3106
調査原因 大阪府営瓜破西住宅建て替え
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
旧石器
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
土坑
方形周溝墓
竪穴建物
古墳の周溝
石器集中部
主な遺物
瓦器
土師器
須恵器
鉄製品(小柄)
弥生土器
円筒埴輪
ナイフ形石器
スクレイパー
ハンマーストーン
石核
剥片
砕片
特記事項 弥生時代中期末~後期の大溝・方形周溝墓を検出
後期旧石器時代後半期に属する石器群が出土
要約 今回の調査地は、大阪府営瓜破西住宅の北東端にあたる14-1調査地と、西端にあたる15-1調査地にわかれており、両者の間に位置する既往調査地の成果とあわせて、瓜破北遺跡西部の地形・土地利用変遷を明らかにすることができた。
14-1調査地からは、弥生時代後期の大溝(41・61溝)や方形周溝墓を検出した。大溝のうち、41溝は上端幅14~15mであり、検出された水生植物の種実から、水深が0.5~1m程度あったと推定される。出土土器や遺構の切り合い関係、放射性炭素年代測定結果などを総合すると、この溝は弥生時代中期末~後期初頭に掘削され、後期後半には機能を停止したと考えられる。方形周溝墓は41溝の東側で検出され、周構内からは弥生時代後期後半の土器がまとまって出土した。
古墳時代に関しては、14-1調査地から前期後半の竪穴建物が検出されたほか、15-1調査地からは前期後半ないし中期初頭に属する古墳の周溝も検出された。
15-1調査地からは、後期旧石器時代後半期に属するナイフ形石器・スクレイパー・ハンマーストーン・石核・剥片・砕片などがまとまって出土した。出土層順は累積性土壌のため、火山灰の残存状況は悪かったが、周辺調査地との層序対比結果から考えて、これらの石器は阪手火山灰降灰前後につくられた可能性がある。

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