奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41252 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132433 件
( 前年度比 + 1748 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147563 件
( 前年度比 + 2123 件 )
現在の文化財論文件数
120576 件
( 前年度比 + 1581 件 )
現在の文化財動画件数
1300 件
( 前年度比 + 116 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

旧大阪府庁舎跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65611
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65611
引用表記 公益財団法人大阪府文化財センター 2012 『公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書225:旧大阪府庁舎跡』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2012 『旧大阪府庁舎跡』公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書225
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=慎太郎|last=市村|title=旧大阪府庁舎跡|origdate=2012-07-31|date=2012-07-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/65611|location=大阪府堺市南区竹城台3丁21番|ncid=BB12110812|doi=10.24484/sitereports.65611|series=公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書|volume=225}} 閉じる
ファイル
書名 旧大阪府庁舎跡
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな きゅう おおさかふ ちょうしゃ あと
副書名 (仮称)阿波座駅前プロジェクトに伴う旧大阪府庁舎跡発掘調査
巻次
シリーズ名 公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 225
編著者名
編集機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20120731
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 遺跡外(旧大阪府庁跡)
遺跡名かな いせきがい
本内順位
遺跡所在地 大阪府大阪市西区江之子島
所在地ふりがな おおさかふおおさかしにしくえのこじま
市町村コード 271004
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344055
東経(世界測地系)度分秒 1352902
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.681944 135.483888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120512-20120916
調査面積(㎡)
4990
調査原因 (仮称)阿波駅前プロジェクト
遺跡概要
種別
その他
時代
明治
大正
昭和
主な遺構
庁舎基礎「石灰コンクリート」・「切石」
暗渠
庁舎基礎
煉瓦壁体
間仕切り壁
暖炉
庁舎補強鉄筋コンクリート柱
主な遺物
煉瓦
土管
耐火煉瓦
煙突形土製品
タイル
銅製品
石製品
柱頭飾り
衛生陶器
モルタル製品
陶磁器(実験道具類)
碍子
金属製品
ガラス製品
羽口
特記事項 明治5年起工・同7年新築竣工
「YEGAWA」銘煉瓦は造幣寮泉布観と同銘
大正3年起工・同5年増改築竣工、府庁舎として大正15年まで使用
昭和4年工業奨励館へ転用

遺跡名かな:いせきがい(きゅうおおさかふちょうあと)
要約 大阪府2代目庁舎の調査。庁舎建築に関する仕様書、設計図類が確認されていない中で、その基礎構造や間取り、施工方法、使用材料を窺うことができる資料が得られた。
明治期の庁舎基礎は「石灰コンクリート」等とされるもので、その成分は不明だが、具体例がわかった。この上部に設置された切石には、矢穴痕が残る。なお、これらの基礎工事に先立ち、基幹排水暗渠が設置されている。
大正期の庁舎は、地階を検出し、コンクリート基礎上の煉瓦壁体が良好に確認できた。出土煉瓦のうち、阪府 授産所・HANFU JUSANSIO・YEGAWAの各銘が明治期、岸和田煉瓦、大阪窯業、堺煉瓦、日本煉瓦の各社製品が大正期の使用と推定できる。これらの手抜き成形煉瓦から、成形時の裏・表面を推定し、刻印打刻位置の傾向等を示した。大正期増築北・南翼には暖炉がありBIZEN-INBE・MARUSAN・Mitsuishi等の銘を持つ耐火煉瓦が使用される。また、煙道に使用された、煙突形土製品の出土もあり、暖炉関連の石材には大理石もある。大正期増築南翼では、ロゴマークが残る衛生陶器の出土があり、同じロゴマークは福島県天鏡閣に見られる。柱頭飾りは、大正期の増築に際して使用されたものと考えられる。これ以外にも庁舎以後の工業奨励館に伴う出土品もあった。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 515
ファイルダウンロード数 : 478

全国のイベント

外部出力