奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41245 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132428 件
( 前年度比 + 1743 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147554 件
( 前年度比 + 2114 件 )
現在の文化財論文件数
120575 件
( 前年度比 + 1580 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

荒屋敷久保(1)遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62856
引用表記 青森県埋蔵文化財調査センター 2008 『青森県埋蔵文化財調査報告書453:荒屋敷久保(1)遺跡』青森県教育委員会
青森県埋蔵文化財調査センター 2008 『荒屋敷久保(1)遺跡』青森県埋蔵文化財調査報告書453
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=哲彦|last=小田川|first2=昌樹|last2=神|title=荒屋敷久保(1)遺跡|origdate=2008-03-31|date=2008-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/62856|location=青森市大字新城字天田内152-15|ncid=BA86463924|ncid=BA86212425|series=青森県埋蔵文化財調査報告書|volume=453}} 閉じる
ファイル
書名 荒屋敷久保(1)遺跡
発行(管理)機関 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
書名かな あらやしきくぼ(1)いせき
副書名 国道45号八戸南道路建設事業に伴う遺跡発掘調査報告
巻次
シリーズ名 青森県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 453
編著者名
編集機関
青森県埋蔵文化財調査センター
発行機関
青森県教育委員会
発行年月日 20080331
作成機関ID 022012
郵便番号 0300042
電話番号 0177885701
住所 青森市大字新城字天田内152-15
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 荒屋敷久保(1)遺跡
遺跡名かな あらやしきくぼ1いせき
本内順位
遺跡所在地 八戸市大字金浜字土橋10他
所在地ふりがな はちのへしおおあざかねはまあざどばし10ほか
市町村コード 02203
遺跡番号 03282
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 402755
東経(世界測地系)度分秒 1413650
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.465277 141.613888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060425-20061027
調査面積(㎡)
14700
調査原因 道路建設事業
遺跡概要
種別
その他
時代
縄文
主な遺構
土坑 16
溝状土坑 13
主な遺物
土器
石器
特記事項 遺跡名かな:あらやしきくぼかっこいちいせき
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
埋設土器 1
主な遺物
土器
特記事項
種別
製鉄
時代
平安
主な遺構
製鉄炉 2
鍛冶炉 3
炭窯 8
廃滓場 1
主な遺物
土師器
鉄製品(釘・ 鉗・未製品)
羽口
炉壁片
製錬滓
精錬鍛冶滓
鍛造剥片
砂鉄
特記事項
種別
その他の生産遺跡
時代
近代(細分不明)
主な遺構
炭窯 1
主な遺物
特記事項
種別
その他の生産遺跡
時代
不明
主な遺構
焼土遺構 10
集石遺構 1
主な遺物
特記事項
要約  平成18年に本事業に伴う踏査で発見された遺跡である。検出された遺構から、水辺に面した西側斜面部は縄文時代早期から狩猟域として利用されていたことが判明した。早期の落とし穴は円形で、その後、溝状の落とし穴に変化しながら断続的に使われている。また、東側の平坦な低地部では、縄文時代~弥生時代までほぼ間断なく水辺を利用していたことが、出土土器から看取される。土器からは、縄文時代晩期末葉~弥生時代前期に活発な利用が見受けられる。
 さらに平坦部では、鉄生産炉・廃滓場・木炭窯など一連の鉄生産遺構がセットで検出されたことが特筆される。検出された5基の炉跡のうち、第3~5号炉は近接してつくられており、これらの南側には廃滓場が形成されている。廃滓の総重量は3tを超える。木炭窯は、炉跡と廃滓場を挟むように東西両側につくられている。これら鉄生産遺構の帰属時期を決定づける遺物の出土が無い点に問題はあるが、炭素年代測定の結果、11世紀~12世紀の年代が得られている。小川に面した狭長な地形に鉄生産遺構だけがまとまって検出されたことは、当該時期の鉄生産遺構のあり方を考えるうえで良好な資料となる。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 221
ファイルダウンロード数 : 0

全国のイベント

外部出力