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元岡・桑原遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49541
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49541
引用表記 福岡市教育委員会 2013 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1210:元岡・桑原遺跡群』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2013 『元岡・桑原遺跡群』福岡市埋蔵文化財調査報告書1210
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書名 元岡・桑原遺跡群
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな もとおか・くわばらいせきぐん
副書名 第56次調査の報告1/九州大学統合移転用地内埋蔵文化財調査報告書
巻次 22
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1210
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20130322
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡県福岡市中央区天神一丁目8番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
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備考
所収論文
タイトル 庚寅年銘鉄刀の背景となる暦について
英語タイトル
著者
坂上 康俊
ページ範囲 76 - 84
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 元岡・桑原遺跡群第56次
遺跡名かな もとおか・くわばらいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 福岡県福岡市西区大字元岡
所在地ふりがな ふくおかけんふくおかしにしくおおあざもとおか
市町村コード 40135
遺跡番号 2782
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333514.2
東経(世界測地系)度分秒 1301250.2
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.587277 130.213944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100914-20111228
調査面積(㎡)
6970
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳
主な遺物
鉄製武器(大刀・鏃・矛)
鉄製工具
鉄製馬具
青銅製鈴
玉類(ガラス・水晶・瑪瑙)
須恵器
土師器
特記事項 金象嵌銘文大刀(「庚寅」銘大刀)・青銅製大型鈴の他、多数の玉類が出土。
要約  元岡古墳群G群3号墳、同6号墳の調査を行った。3号墳では遺存状況が悪かったものの、石室の平面形を確認することができ、両袖単室の横穴式石室で玄室幅1.2m、玄室長2.1mの石室規模であることが判明した。3号墳からは多数の玉類をはじめとする遺物が出土している。
 6号墳も遺存状況が悪かったものの、7世紀前半に築造された直径18mの古墳であることが判明した。石室は大型の石材を使用し、石室長6.5mの両袖単室の横穴式石室で、調査段階では石室天井部分まで良好に遺存していた。玄室内から金象嵌銘文入り大刀(「庚寅」銘大刀)をはじめ玉類・須恵器が出土し、羨道から鉄鏃・鉄製馬具・須恵器が、閉塞部から大型青銅鈴が出土した。「庚寅」銘大刀は19文字の象嵌による銘文を有し、西暦570年に作成されたことが判明するとともに、日本で暦を使用していた最初例のものとみられる。大型青銅鈴は全長約12cmで、古墳時代の鈴としては国内最大級である。

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