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西末則遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/41216
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.41216
引用表記 香川県埋蔵文化財センター 2015 『香川県農業試験場移転事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告5:西末則遺跡』香川県教育委員会
香川県埋蔵文化財センター 2015 『西末則遺跡』香川県農業試験場移転事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告5
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書名 西末則遺跡
発行(管理)機関 香川県教育委員会 - 香川県
書名かな にしすえのりいせき
副書名
巻次 5 (第1分冊・第2分冊)
シリーズ名 香川県農業試験場移転事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告
シリーズ番号 5
編著者名
編集機関
香川県埋蔵文化財センター
発行機関
香川県教育委員会
発行年月日 20150320
作成機関ID
郵便番号 7620024
電話番号 0877422191
住所 香川県坂出市府中町南谷5001-4
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 西末則遺跡V 
遺跡名かな にしすえのりいせき
本内順位 1
遺跡所在地 香川県綾歌郡綾川町北/山田下
所在地ふりがな かがわけんあやうたぐんあやがわちょうきた やまだしも
市町村コード 37381
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341335
東経(世界測地系)度分秒 1335615
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.226388 133.9375
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20020400-20030331
調査面積(㎡)
11186.0
調査原因 香川県農業試験場移転
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
河川
主な遺物
土器
石器
特記事項 中世の多数の掘立柱建物跡とそれにより構成される複数の屋敷地や大規模灌漑用水路の検出など、中世集落の景観を復元できる良好な資料となった。合わせて中世の木簡墓の検出は当時の葬制を考えるうえで重要な資料となる。
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
土器
石器
特記事項
種別
集落
時代
古代(細分不明)
主な遺構
主な遺物
須恵器
土師器
石製品
特記事項
種別
集落
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
柱穴
土坑
木棺墓
主な遺物
須恵器
土師器
石製巡方
鉄刀
小玉(ガラス製)
特記事項
要約 (第1分冊)
 西末則遺跡は末則丘陵の西斜面から綾川にかけて広がる段丘面上に展開する、縄文時代から近世に至る集落跡である。調査範囲は広く、今回報告する調査成果の中で注目できるのは、弥生時代後期、古代~中世にいたる当地の灌漑水路網の変遷がたどれる溝群を確認した点である。また、この遺跡では古墳時代後期末・古代・中世~近世にいたる集落跡を数地点で確認することができた点にある。主に古墳時代末~古代の集落、中世後半~近世前半の複数の屋敷地の変遷がたどれ、集落の全容が明らかとなった点が重要な成果である。

 縄文時代晩期の溝と自然河川を検出し、当該期の土器・石器が出土した。弥生時代では灌漑水路群を検出し、当時の低地部分の開発状況が窺えるものとなった。中世では多数の掘立柱建物跡とそれにより構成される複数の屋敷地や大規模灌漑用水路の検出など、中世集落の景観を復元できる良好な資料となった。併せて中世の木棺墓の検出は当時の葬制を考えるうえで重要な資料となる。

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