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酒々井町飯積上台遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31757
引用表記 千葉県教育振興財団 2013 『千葉県教育振興財団調査報告701:酒々井町飯積上台遺跡』都市再生機構首都圏ニュータウン本部他
千葉県教育振興財団 2013 『酒々井町飯積上台遺跡』千葉県教育振興財団調査報告701
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ファイル
書名 酒々井町飯積上台遺跡
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな しすいまちいいづみうえだいいせき
副書名 酒々井南部地区埋蔵文化財調査報告書 ; 1
巻次 1
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 701
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
都市再生機構首都圏ニュータウン本部
千葉県教育振興財団
発行年月日 20130315
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 飯積上台遺跡
遺跡名かな いいづみうえだいいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県印旛郡酒々井町飯積字鍛冶畑409-2ほか
所在地ふりがな ちばけんいんばぐんしすいまちいいづみあざかじばたけ409-2ほか
市町村コード 12322
遺跡番号 009
北緯(日本測地系)度分秒 354308
東経(日本測地系)度分秒 1401739
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.7221 140.2909
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051205-20060131
20060417-20061227
20070201-20070328
20071029-20071226
調査面積(㎡)
5083
28703
5270
3270
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点2
単独出土地点1
主な遺物
石器(ナイフ形石器、二次加工のある剥片、微細剥離痕のある剥片、石刃、削片、砕片、石核、礫片、剥片)
特記事項 早期(撚糸文系(井草式、夏島式)、沈線文系(田戸下層式)、条痕文系(子母口式、茅山上層式))、前期(関山式、黒浜式、浮島式、興津式、諸磯式)、中期(五領ヶ台式、阿玉台式、勝坂式、中峠式、加曾利E式)、後期(称名寺式、堀之内式)
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡9
土坑15
主な遺物
縄文土器
石器(石鏃、楔形石器、打製石斧、磨製石斧、楔形石器、敲石、凹石、軽石,石核、剥片)
特記事項
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡9
円墳2
主な遺物
土師器
須恵器
鉄製品(鉄剣)
石製紡錘車
土製紡錘車
土玉
砥石
特記事項
種別
集落
散布地
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居跡2
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑6
溝状
道路状遺構23
主な遺物
銭貨
鉄滓
特記事項
要約 [飯積上台遺跡 要約]
飯積上台遺跡は高崎川及びその谷部に面する台地上に立地する。縄文時代・古墳時代の集落、古墳群などが発見された。旧石器時代の石器集中地点は、7層中部で石刃技法を基盤に玉髄の割合が高い第1文化層と7層下部〜6層で横長剥片技術を基盤に珪質頁岩の割合が高い第2文化層の2カ所である。縄文時代の集落は前期黒浜式の竪穴住居跡が5軒、中期加曾利E式の竪穴住居跡3軒である。古墳時代の集落は中期、5世紀中葉から後葉の時期と、後期、6世紀末から7世紀前葉の2時期のものである。中期の集落は竪穴住居跡4軒、後期の集落は竪穴住居跡5軒で、ともに小規模な集落である。古墳は2基検出され、飯積上台1号墳は周溝内土坑から出土した蛇行剣により、5世紀中葉から後葉の時期の古墳と思われる。飯積上台2号墳は出土土器から6世紀前葉を下限とする古墳である。奈良・平安時代の竪穴住居跡は2軒であるが、推定される暦年代が8世紀後葉と9世紀後葉〜10世紀であり、1世紀以上の差がある。立地も離れており、各々単発的なあり方である。 

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