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武射郡衙跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31107
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31107
引用表記 千葉県教育振興財団 2009 『千葉県教育振興財団調査報告628:武射郡衙跡』千葉県教育委員会
千葉県教育振興財団 2009 『武射郡衙跡』千葉県教育振興財団調査報告628
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書名 武射郡衙跡
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな むさぐんがあと
副書名 山武市嶋戸東遺跡総括報告書
巻次
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 628
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
千葉県教育委員会
発行年月日 20090327
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 後期・終末期古墳群と郡衙の占地
英語タイトル
著者
萩原 恭一
ページ範囲 98 - 104
NAID
都道府県 千葉県
時代 古墳
文化財種別
史跡・遺跡種別 官衙 古墳
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 史(資)料からみた古代武射郡と郡内の郷名
英語タイトル
著者
栗田 則久
ページ範囲 104 - 110
NAID
都道府県 千葉県
時代 古代(細分不明)
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 文献史学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 武射郡衙と真行寺廃寺
英語タイトル
著者
糸原 清
今泉 潔
ページ範囲 115 - 123
NAID
都道府県 千葉県
時代 古墳 飛鳥白鳳
文化財種別
史跡・遺跡種別 社寺
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 郡衙研究の焦点と嶋戸東遺跡の調査
英語タイトル
著者
阿部 義平
ページ範囲 127 - 142
NAID
都道府県 千葉県
時代 古墳 飛鳥白鳳 奈良 平安
文化財種別
史跡・遺跡種別 官衙
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 嶋戸東遺跡
遺跡名かな しまとひがしいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県山武市島戸347−1ほか
所在地ふりがな ちばけんさんむししまと347−1ほか
市町村コード 12237
遺跡番号 001/006/014
北緯(日本測地系)度分秒 353716
東経(日本測地系)度分秒 1402433
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.6244 140.4059
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19971001-19971031
19981001-19971030
19991001-19991029
20001002-20001031
20011001-20011031
20021001-20021031
20031002-20031119
20040601-20040630
20061002-20061031
調査面積(㎡)
623
527
500
600
604
602
1028
850
579
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物35
礎石建物8
堀・柵列13
溝状遺構44
土坑11
性格不明遺構5
主な遺物
土師器
須恵器
墨書土器
土製品(瓦・埴輪)
石製品(砥石・勾玉・鉄床石・礎石)
金属製品(鉄釘・刀子・鉄鏃・耳環)
鉄滓
特記事項 古代武射郡の郡衙跡の調査
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
陥穴2
主な遺物
特記事項
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居6
主な遺物
特記事項
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居8
主な遺物
特記事項 主な時代 : 古墳前期
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居37
主な遺物
特記事項 主な時代 : 古墳後期
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居10
主な遺物
特記事項 主な時代 : 古墳終末期
種別
古墳
時代
古墳
奈良
平安
主な遺構
円墳2
前方後円墳
帆立貝式古墳
主な遺物
特記事項
要約 [嶋戸東遺跡 要約]
古代上層国武射郡衙に比定されている嶋戸東遺跡は、これまでに第1次調査から第9次調査の調査を実施してきた。本書はそれらの調査を総括し、第9次調査の調査成果については本書を正式報告するもとである。嶋戸東遺跡では官衙を構成する掘立柱建物群を主体とする遺跡軍が数多くみつかった。官衙域は7世紀後半から9世紀代まで造営され、画期を3期設定した。7世紀後半のI期では偏向した長舎建物を「コ」の字状に配置した状況があきらかになり、全体では「ロ」の字状配置になると考えた。III期(8世紀中葉以降)になると、造営の基準線を正方位に統一し、3方を溝で囲んで全国でも有数の敷地面積を持つ正倉院が造営される。正倉院区画溝の造営にあたっては、既存の古墳を目印としたり、院内に墳丘を残したまま取り込む場合もあった。院内には少なくても西列・北列に正倉群を配置し、8世紀後半台に掘立柱建物から礎石建物へ建て替えているようである。また中央建物群では、9世紀前半にSB001(5間×3間)という大型建物を造営する。SB001とそれを取り囲む建物群の性格について、古墳墳丘(SM002)の有無も絡めて、政庁説と館設の両説から検討を加えた。そして周辺の竪穴住居の分布から、9世紀後半には官衙としての機能は終焉し、郡域の再編を迎え、郡名郷が隣郡に移ると考えた。

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