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大平遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/28159
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.28159
引用表記 公益財団法人北海道埋蔵文化財センター 2017 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書328:大平遺跡』公益財団法人北海道埋蔵文化財センター
公益財団法人北海道埋蔵文化財センター 2017 『大平遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書328
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書名 大平遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな おおひらいせき
副書名 北海道新幹線建設事業埋蔵文化財発掘調査報告書/木古内町
巻次 3盛土遺構・包含層編
シリーズ名 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 328
編著者名
編集機関
公益財団法人北海道埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20170324
作成機関ID
郵便番号 0690832
電話番号 0113863231
住所 北海道江別市西野幌685番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大平遺跡3
遺跡名かな おおひらいせき3
本内順位
遺跡所在地 北海道上磯郡木古内町字大平63
所在地ふりがな ほっかいどうかみいそぐんきこないちょうあざおおひら63
市町村コード 01334
遺跡番号 B-05-07
北緯(日本測地系)度分秒 414126
東経(日本測地系)度分秒 1402652
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 41.6932 140.4442
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100506-20101105
20110509-20111111
調査面積(㎡)
4375
調査原因 北海道新幹線建設に伴う記録保存
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
焼土93
剥片集中121
礫集中2
盛土遺構1
主な遺物
土器
石器
特記事項
要約 [大平遺跡 要約]
遺跡はJR木古内駅から南西へ約1.8km、木古内川と建有川に挟まれた平坦な低位海岸段丘上に立地し、標高は15から20mである。遺跡の調査は、平成21年度と平成22・23年度に行われ、今回の報告が3冊目の報告書となる。2冊目の大平遺跡2遺構編(北埋調報321)では、竪穴住居跡45軒、土坑50基、フラスコ状ピット63基、Tピット2基、柱穴状ピット36基の報告を行っている。今回の報告書は、焼土・剥片集中・礫集中・盛土遺構とその遺物、および包含層出土の遺物についての報告である。焼土は93か所検出されている。フローテーションを行い、炭化物(オニグルミ、クリ、ニワトコなど)や焼骨片(サケ類・アイナメなどの魚類、シカ・クマなどの哺乳類)が検出されている。剥片集中は121か所検出されている。頁岩剥片を主とした203,199点の遺物が出土した。長さ20cmを超える大型の両面調整石器や礫器・石核なども多く出土している。札号作業を行い、35点の接合資料を掲載した。接合点数が400点を超える接合資料もある。礫集中は2か所検出されている。5cmほどの小礫が集まって出土しているものや2から10cmほどの礫が集まって出土しているものが検出されている。盛土遺構と包含層から出土した遺物は、土器973,810点、石器等212,182点、合計1,185,992点である。土器は、2群B類土器が約97%を占め、2群B-3から5類土器が特に多い。石器等はスクレイパー、たたき石、すり石が多く出土している。土製品では、有効土製円板、擦切土器片、耳栓、焼成粘土塊などが出土している。石製品では異形石器、滑石製の垂飾やけつ状耳飾、つまみ付ナイフミニチュア、線刻礫、軽石製石製品(北海道式石冠状、すり石状など)などが出土している。 

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