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京都府遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27629
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.27629
引用表記 公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ− 2014 『京都府遺跡調査報告』公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ− 2014 『京都府遺跡調査報告』
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書名 京都府遺跡調査報告
発行(管理)機関 (公財)京都府埋蔵文化財調査研究センター - 京都府
書名かな きょうとふいせきちょうさほうこくしゅう
副書名
巻次 158
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
発行機関
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
発行年月日 20140325
作成機関ID
郵便番号 617-0002
電話番号 075-933-3877
住所 京都府向日市寺戸町南垣内40番の3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 石田城跡
遺跡名かな いしだじょうあと
本内順位
遺跡所在地 京都府与謝郡与謝野町弓木新宮
所在地ふりがな
市町村コード 26465
遺跡番号 13
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353307
東経(世界測地系)度分秒 1350808
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.551944 135.135555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120507-20121207
調査面積(㎡)
1650
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
城館
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土塁
堀切
掘立柱建物
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
陶磁器
石仏
五輪塔
特記事項
遺跡名 石田谷古墳群
遺跡名かな いしだだにこふんぐん・いしだだにいせき
本内順位
遺跡所在地 京都府与謝郡与謝野町弓木石田谷
所在地ふりがな
市町村コード 26465
遺跡番号 6
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353310
東経(世界測地系)度分秒 1350802
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.552777 135.133888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120507-20121207
調査面積(㎡)
250
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
近世陶磁器片
特記事項 遺跡名かな:いしだだにこふんぐん・いしだだにいせき(だい2・3じ)
遺跡名 由里古墳群
遺跡名かな ゆりこふんぐん
本内順位
遺跡所在地 与謝郡与謝野町弓木由里・新宮
所在地ふりがな よさぐんよさのちょうゆみきゆり・しんぐう・いしだだに
市町村コード 26465
遺跡番号 9
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353307
東経(世界測地系)度分秒 1350808
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.551944 135.135555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120507-20121207
調査面積(㎡)
1650
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
埋葬施設(石棺・木棺)
主な遺物
鉄製品
特記事項 人骨出土
遺跡名 石田谷遺跡第2・3次
遺跡名かな いしだだにいせき
本内順位
遺跡所在地 与謝郡与謝野町弓木石田
所在地ふりがな よさぐんよさのちょうゆみきゆり・しんぐう・いしだだに
市町村コード 26465
遺跡番号 14
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353309
東経(世界測地系)度分秒 1350805
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.552499 135.134722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120507-20121207
20130424-20130730
調査面積(㎡)
250
1080
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
時代
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物
谷地形
掘立柱建物
柱穴
土坑
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
黒色土器
瓦質土器
陶磁器
石製品
鉄製品
特記事項
遺跡名 長岡京跡右京第1067次・開田遺跡・開田古墳群
遺跡名かな ながおかきょうあと
本内順位
遺跡所在地 長岡京市開田2丁目
所在地ふりがな
市町村コード 26209
遺跡番号 107,80,63
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345533
東経(世界測地系)度分秒 1354153
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.925833 135.698055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101220-20110303
調査面積(㎡)
420
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
宮都
古墳
時代
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑
方墳
主な遺物
須恵器
土師器
陶磁器
鉄製品
特記事項 東羅13号墳

遺跡名かな:ながおかきょうあとうきょうだい1067じ・かいでんいせき・かいでんこふんぐん
要約 [石田城跡・由里古墳群・石田谷古墳群・石田谷遺跡第2・3次 要約]
 由里古墳群では古墳を2基確認した。山城の造成などによって墳丘部分は失われていた。1号墳では石棺を用いた主体部を検出し、石棺内からは2体の人骨が出土した。石棺の床面には礫が敷かれており、副葬品として鉄斧とヤリガンナが出土した。人骨の分析により古墳時代前期の墓の可能性が指摘できる。2号墳では木棺直葬の主体部を1基検出し、棺内から鉄剣が1点出土した。遺構は近世以降の墓によって撹乱を受けていたが、棺痕跡の底部が舟底状を呈しており、舟形木棺が採用されていたと考えられる。
 石田谷古墳群では、古墳に関する遺構・遺物は確認できなかった。
 石田谷遺跡では、主要な遺構として弥生時代後期の竪穴建物1棟、奈良時代から平安時代の掘立柱建物2棟や柱穴を検出した。竪穴建物からヤリガンナが出土した例は少なく、墳墓における鉄器保有率の高いこの地域の生活を知る上で貴重な成果である。奈良時代から平安時代の遺構についてはこれまで当遺跡では確認されておらず、建物2棟が同じ地点に建てられていること、一定量遺物が出土していることから集落が一定期間営まれていたことが明らかになった。また、谷地形からは弥生時代中期から古墳時代前期の残存率の良い土器群が多量に出土した。土器の中には装飾器台や内面が朱で彩色された片口の鉢、朱が付着した磨り石など一般的な集落で見られないものが含まれ、上流部分で祭祀行為が行われていた可能性がある。
[長岡京跡右京第1067次・開田遺跡・開田古墳群 要約]
 調査地は、長岡京の五条大路と西一坊大路の交差点南東側に相当する地点であるが、長岡京期の遺構は布目瓦を含む土坑のみである。中世の溝や近世の土坑群を確認した。性格は不明である。調査地東側には旧西国街道が南北に通じており、調査地は街道沿いの家屋の裏部分にあたることから、宅地の裏庭に設けられた廃棄土坑とみられる。
 開田古墳群の遺構として古墳時代中期の方墳の周溝を検出した。一辺約7.5mの小型方墳に復元でき、周溝内から初期須恵器を含む5世紀の遺物が出土している。埋葬施設は、後世の削平のため残存していなかった。調査地周辺では、削平された古墳群が確認されており、開田古墳群の支群である東羅支群として捉えられている。東羅支群では、これまでの調査で12基の古墳が確認されており、今回の調査で、さらに1基の古墳を追加することになった。 

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