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三隅山遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27511
引用表記 公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2014 『公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書64:三隅山遺跡』公益財団法人広島県教育事業団
公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2014 『三隅山遺跡』公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書64
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ファイル
書名 三隅山遺跡
発行(管理)機関 (公財)広島県教育事業団 - 広島県
書名かな みすみやまいせき
副書名 中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告 ; 36
巻次
シリーズ名 公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
シリーズ番号 64
編著者名
編集機関
公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室
発行機関
公益財団法人広島県教育事業団
発行年月日 20140324
作成機関ID
郵便番号 733-0036
電話番号 082-295-5751
住所 広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 三隅山遺跡
遺跡名かな みすみやまいせき
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市三良坂町長田
所在地ふりがな ひろしまけんみよししみらさかちょうながた
市町村コード 34209
遺跡番号 34585-601
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344530
東経(世界測地系)度分秒 1325631
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.758333 132.941944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120409-20120810
調査面積(㎡)
1,580
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
古墓
土坑
溝状遺構
池状遺構
主な遺物
土師質土器
陶磁器
須恵器
砥石
鉄鏃
刀子
特記事項 古墓20基・池状遺構2基


種別:その他の墓
要約 [三隅山遺跡 要約]
 三隅山遺跡は三次市三良坂町長田に所在する。遺跡は三次市街地の南東部に位置し,眼下に長田川を望む低丘陵の東側斜面に立地する(標高203〜213m)。調査では,丘陵斜面を3〜4段に造成した平坦面に古墓20基(下段10基・中段1基・上〜最上段9基)を検出した。古墓群は積石を方形ないし方形状に配置し,下部構造に墓坑を伴うものと伴わないものがある。下段では墓坑を伴うものが7基あり(方形4基・長方形2基・楕円形1基),そのうち長方形墓坑1基で木棺痕跡が認められた。中段は古墓1基のみで方形墓坑を伴う。上段の古墓9基は墓坑を確認していないが,そのうち2基から骨片が出土しており火葬墓と考えられ,その他の古墓群も同様の可能性がある。その他の遺構としては,下段で土坑7基,溝状遺構11条,池状遺構2基,ピット約40などを検出しており,古墓に関係して宗教的な施設が存在した可能性もある。遺物は土師質土器の皿・杯を中心に陶磁器,亀山焼系陶器,須恵器などが出土しており,概ね中世後期から近世にかけて古墓を中心に営まれた遺跡と考えられる。 

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