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穂別D遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24956
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.24956
引用表記 財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2008 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書259:穂別D遺跡』財団法人 北海道埋蔵文化財センター
財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2008 『穂別D遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書259
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書名 穂別D遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな ほべつでぃーいせき
副書名 北進平取線交付金B(交安)工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書/むかわ町
巻次
シリーズ名 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 259
編著者名
編集機関
財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20081218
作成機関ID
郵便番号 069-0832
電話番号 011-386-3231
住所 北海道江別市西野幌685番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 穂別D遺跡
遺跡名かな ほべつDいせき
本内順位
遺跡所在地 北海道勇払郡むかわ町穂別114-38ほか
所在地ふりがな ほっかいどうゆうふつぐんむかわちょうほべつ114-38ほか
市町村コード 01586
遺跡番号 J-14-49
北緯(日本測地系)度分秒 424602
東経(日本測地系)度分秒 1420829
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 42.7697 142.1377
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070517-20070907
調査面積(㎡)
4154
調査原因 道路建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
時代
アイヌ文化期
主な遺構
柱穴群2
主な遺物
金属製品
鉄鎌
鉄針
銅製キセル片
刀子
特記事項 1667年以前の17世紀のアイヌ文化期の遺構・遺物 
種別
時代
擦文
主な遺構
竪穴住居跡1
主な遺物
擦文土器
特記事項
種別
時代
縄文
主な遺構
土器囲い炉2
石囲い炉2
主な遺物
特記事項 鵡川・穂別川流域の石材を利用した礫石器製作
要約 [穂別D遺跡 要約]
 穂別D遺跡は、鵡川と穂別川の合流点から1km北北東、むかわ町穂別地区の市街地に位置し、穂別川の右岸段丘上の平坦面に立地する。アイヌ文化期・擦文文化期・縄文時代の遺構・遺物が検出された。  アイヌ文化期は17世紀の建物跡とみられる柱穴群2か所が検出され、周辺から鉄鎌・鉄針・銅製キセル片・土玉・棒状礫・鹿下顎・カワシンジュガイなどが出土した。擦文文化期は後期前半の竪穴住居跡1軒が検出され、床面から土器・鉄製品が出土した。縄文時代は後期前葉の土器囲い炉・石囲い炉が検出された。  遺物は土器が9763点出土し、縄文時代早期後半コッタロ式・中茶路式・東釧路4式、前期前半、中期前半円筒上層b式、中期後半柏木川式、後期前葉余市式・タプコプ式が出土し、そのうち57%が後期前葉、23%が早期後半、16%が中期後半、その他は3%以下である。石器は9412点出土し、石鏃・石槍・つまみ付きナイフ・スクレイパーなどの黒曜石を主体とする剥片石器のほか、石斧・棍棒形石器・台石・石製品などの緑色泥岩・片岩・蛇紋岩・粘板岩・砂岩を利用した礫石器が多く出土している。これら礫石器の素材は鵡川・穂別川流域において採取可能で、そのような石材環境を背景にして本遺跡が残されたと考えられる。 

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