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新上小阪遺跡 II

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24568
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.24568
引用表記 (財)大阪府文化財センタ− 2007 『(財)大阪府文化財センター調査報告書166:新上小阪遺跡 II』(財)大阪府文化財センタ−
(財)大阪府文化財センタ− 2007 『新上小阪遺跡 II』(財)大阪府文化財センター調査報告書166
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書名 新上小阪遺跡 II
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな しんかみこさかいせき に
副書名 大阪府営東大阪新上小阪(第2期)住宅(建て替え)建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 (財)大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 166
編著者名
編集機関
(財)大阪府文化財センタ−
発行機関
(財)大阪府文化財センタ−
発行年月日 20071228
作成機関ID
郵便番号 590-0105
電話番号 072-299-8791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 大阪府内出土の越州窯系青磁
英語タイトル
著者
吉田 知史
ページ範囲 279 - 283
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=知史|last=吉田|contribution=大阪府内出土の越州窯系青磁|title=新上小阪遺跡 II|date=2007-12-28|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/24568|location=大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号|ncid=BA64495847|doi=10.24484/sitereports.24568|series=(財)大阪府文化財センター調査報告書|volume=166}} 閉じる
抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 新上小阪遺跡
遺跡名かな しんかみこさかいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府東大阪市新上小阪
所在地ふりがな おおさかふひがしおおさかししんかみこさか
市町村コード 27227
遺跡番号 163
北緯(日本測地系)度分秒 343900
東経(日本測地系)度分秒 1353528
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.6533 135.5883
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050506-20060929
調査面積(㎡)
2535
調査原因 大阪府営東大阪新上小阪(第2期)住宅(建て替え)建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査
遺跡概要
種別
田畑
時代
弥生
主な遺構
水田
水路
大溝群
主な遺物
弥生土器
石製品
木製品
特記事項 水田祭祀と考えられる土器出土。堤をともなう5条の大溝群検出。石鏃・投弾が多く出土。
主な時代:弥生中期
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
土坑
主な遺物
弥生土器
銅鏃
特記事項 居住域の検出。良好な土器一括資料出土。
主な時代:弥生後期
種別
田畑
時代
古墳
主な遺構
水田
ピット
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
管玉
特記事項 土師器壺内から管玉出土。
種別
田畑
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
耕作溝
方形土坑
主な遺物
須恵器
土師器
黒色土器
瓦器
施釉陶器
陶磁器
特記事項 包含層中で越州窯系青磁が出土。
種別
田畑
時代
中世(細分不明)
主な遺構
島畠
井戸
耕作溝
土坑
ピット
主な遺物
陶磁器
瓦器
土師器
砥石
金属製品
特記事項 魚骨を多量に含む井戸の検出。池島・福万寺遺跡例と共通する墨書をもつ井戸材。
主な時代:中世以降
要約 [新上小阪遺跡 要約]
 弥生時代中期前葉以降、各時期にわたって遺構面を確認した。弥生時代中期は水田面を2面(第7・9面)検出するとともに、中期前葉の第12面において堤を有する大溝群を検出した。なお、前期に遡る可能性がある第13面では投弾が出土している。弥生時代後期後半(第6面)には周囲に溝をめぐらす竪穴建物・掘立柱建物をはじめ多くの遺構を検出し、居住域の中心が明らかになった。第5面では古墳時代後期末の水田を検出した。古代の遺構は検出できなかったが、包含層中から越州窯系青磁が出土しており特筆できる。中世前半(第4面)には方形土坑を多数検出した。その後耕作地として使用され、第2面以降、島畠が広がる景観が復元できる。

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