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常磐自動車道遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23473
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23473
引用表記 福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2011 『福島県文化財調査報告書480:常磐自動車道遺跡調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2011 『常磐自動車道遺跡調査報告』福島県文化財調査報告書480
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書名 常磐自動車道遺跡調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな じょうばんじどうしゃどういせきちょうさほうこく
副書名 南萱倉遺跡;払川遺跡;赤柴前遺跡(2次調査);大槻遺跡
巻次 67
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 480
編著者名
編集機関
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興事業団
東日本高速道路株式会社東北支社相馬工事事務所
発行年月日 20111216
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 南萱倉遺跡
遺跡名かな みなみかやくらいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県相馬市初野字南萱倉
所在地ふりがな ふくしまけんそうましはつのあざみなみかやくら
市町村コード 07209
遺跡番号 00200
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374845
東経(世界測地系)度分秒 1405249
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.8125 140.880277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100413-20100820
調査面積(㎡)
2000
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う記録保存
遺跡概要
種別
その他
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
特記事項 弥生時代の狩場。斜面地に営まれた平安時代の集落跡。
竪穴住居跡・掘立柱建物跡・溝跡等で構成される。
貼床と炉跡をもつ掘立柱建物跡が確認された。
近世の井戸跡からは木製品が出土した。

種別:狩場
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居2
掘立柱建物3
土坑2
溝4
特殊遺構3
柱列1
遺物包含層1
主な遺物
土師器
須恵器
石器
特記事項
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
井戸1
小穴11
主な遺物
土製品
木製品
特記事項
種別
時代
不明
主な遺構
土坑2
溝1
主な遺物
特記事項
遺跡名 払川遺跡
遺跡名かな はらいがわいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県相馬市初野字払川・羽黒
所在地ふりがな ふくしまけんそうましはつのあざはらいがわ・はぐろ
市町村コード 07209
遺跡番号 00120
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374914
東経(世界測地系)度分秒 1405230
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.820555 140.875
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100802-20100917
調査面積(㎡)
800
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
特記事項
種別
時代
平安
主な遺構
土坑2
主な遺物
特記事項 明確な時代は不明だが、平安時代から鎌倉時代の木炭焼成土坑を4基確認した。
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土坑2
主な遺物
特記事項
遺跡名 赤柴前遺跡(2次調査)
遺跡名かな あかしばまえいせき
本内順位 3
遺跡所在地 福島県相馬郡新地町駒ヶ嶺字赤柴前
所在地ふりがな ふくしまけんそうまぐんしんちまちこまがみねあざあかしばまえ
市町村コード 07561
遺跡番号 00096
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375114
東経(世界測地系)度分秒 1405246
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.853888 140.879444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100707-20100909
調査面積(㎡)
2500
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う記録保存
遺跡概要
種別
時代
縄文
主な遺構
土坑4
主な遺物
石器
特記事項 縄文時代の落し穴4基、平安時代の木炭焼成土坑2基を検出した。
落し穴4基は直線的に配置され、規模や形態に規格性が認められることから、一連の落し穴群として調査区外に延びることが推察される。
種別
集落
時代
平安
主な遺構
土坑2
主な遺物
羽口
特記事項
遺跡名 大槻遺跡
遺跡名かな おおつきいせき
本内順位 4
遺跡所在地 福島県相馬郡新地町杉目字大槻
所在地ふりがな ふくしまけんそうまぐんしんちまちすぎのめあざおおつき
市町村コード 07561
遺跡番号 00118
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375144
東経(世界測地系)度分秒 1405256
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.862222 140.882222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100907-20101210
調査面積(㎡)
1000
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う記録保存
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居1
土坑5
主な遺物
縄文土器・石器
特記事項 検出した縄文時代の竪穴住居跡は、埋め戻されたフラスコ状土坑の上に複式炉が構築されており、複式炉には新旧の造り替えが認められた。

また、丘陵頂部には不整形に角礫が集積する祭祀関連が考えられる性格不明遺構を確認した。
種別
散布地
時代
平安
主な遺構
竪穴住居1
溝1
小穴1
主な遺物
土師器
特記事項
種別
散布地
時代
近代(細分不明)
主な遺構
性格不明遺構1
主な遺物
縄文土器
石器
古銭
特記事項
要約 ・南萱倉遺跡は平安時代の小規模な集落を中心とする遺跡である。南向き斜面に竪穴住居跡と掘立柱建物跡が並んで建てられていた。
・払川遺跡は古代末〜中世初頭にかけての製炭遺跡である。山間の急斜面に木炭焼成土坑が造られていた。
・赤柴前遺跡は縄文時代の狩場と平安時代の製炭場である。
・大槻遺跡は縄文時代と平安時代の集落跡、近世以前の祭祀関連遺構を検出した。 

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