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常磐自動車道遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23472
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23472
引用表記 福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2011 『福島県文化財調査報告書479:常磐自動車道遺跡調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2011 『常磐自動車道遺跡調査報告』福島県文化財調査報告書479
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書名 常磐自動車道遺跡調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな じょうばんじどうしゃどういせきちょうさほうこく
副書名 白子下C遺跡 ; 鴻ノ巣遺跡 ; 赤柴前遺跡(1次調査)
巻次 66
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 479
編著者名
編集機関
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興事業団
東日本高速道路株式会社東北支社相馬工事事務所
発行年月日 20110418
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 白子下C遺跡
遺跡名かな しらこしたCいせき
本内順位 1
遺跡所在地 福島県相馬郡新地町駒ヶ嶺字白子下他
所在地ふりがな ふくしまけんそうまぐんしんちまちこまがみねあざしらこしたほか
市町村コード 075612
遺跡番号 00100
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375038.08
東経(世界測地系)度分秒 1405244.69
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.843911 140.87908
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090623-20091013
調査面積(㎡)
4100
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
主な遺構
土坑3
主な遺物
縄文土器
特記事項 丘陵上に立地する平安時代の竪穴住居跡は、地形的に独立した1つの小規模集落を形成しており、出土遺物等から、鍛冶を営んでいたと考えられる。
丘陵頂部の尾根沿いには、切通しを伴う近世以降の道跡が確認され、仙台藩・相馬藩の藩境施設である藩境土塁から続くものと考えられる。
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居7
焼土遺構1
主な遺物
土師器
須恵器
石器
炉壁
羽口
鉄製品
鉄滓
特記事項
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
道2
主な遺物
特記事項
種別
不明
時代
主な遺構
性格不明遺構1
主な遺物
特記事項
遺跡名 鴻ノ巣遺跡
遺跡名かな こうのすいせき
本内順位 2
遺跡所在地 福島県相馬郡新地町駒ヶ嶺字鴻ノ巣・赤柴前
所在地ふりがな ふくしまけんそうまぐんしんちまちこまがみねあざこうのす・あかしばまえ
市町村コード 075612
遺跡番号 00155 00096
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375105
東経(世界測地系)度分秒 1405246
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.851388 140.879444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090608-20090807
調査面積(㎡)
4000
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
特記事項 平安時代〜中世にかけての製炭遺跡である。平安時代は小型の木炭焼成土坑および地下式木炭窯が使用され、中世には大型の木炭焼成土坑が使用されていた。

遺跡名:鴻ノ巣遺跡・赤柴前遺跡(1次調査)
遺跡名かな:こうのすいせき・あかしばまえいせき
種別
時代
平安
主な遺構
土坑12
木炭窯1
焼土遺構1
主な遺物
焼成粘土塊
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土坑2
主な遺物
特記事項
種別
時代
主な遺構
土坑3
主な遺物
石器
特記事項
要約 白子下C遺跡は縄文時代・平安時代・近世の複合遺跡である。
縄文時代は、3基の落し穴が確認されたことから狩場と考えられ、また早期後葉・前期後葉・後期前葉の土器および石器が散布する。
平安時代は、7軒の竪穴住居跡が確認され、このうち6軒は立地関係から集落的なまとまりが見出される。
近世は、仙台藩と相馬藩の藩境施設の一部と考えられる切通しを伴う道跡が確認された。

鴻ノ巣遺跡・赤柴前遺跡は、縄文時代・平安時代〜中世の複合遺跡である。
縄文時代は、わずかな土器片と石器が散布するのみである。落し穴が赤柴前遺跡で1基確認されており、縄文時代の所産である可能性がある。
平安時代〜中世にかけては木炭焼成土坑と木炭窯跡が確認された。
平安時代は地下式木炭窯と、長軸長が1mほどの小型の木炭焼成土坑で製炭されており、中世では長軸長が5mを超える大型の木炭焼成土坑が使用されていた。 

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