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上水流遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22726
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22726
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2008 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書121:上水流遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2008 『上水流遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書121
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書名 上水流遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな かみずるいせき
副書名 中小河川改修事業(万之瀬川)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 3
巻次 2
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 121
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20080331
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上水流遺跡2
遺跡名かな かみづるいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県南さつま市金峰町字上水流・字森山
所在地ふりがな かごしまけん みなみさつまし きんぽうちょう あざかみずる・あざもりやま
市町村コード 46220
遺跡番号 220-35-98
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312511.69
東経(世界測地系)度分秒 1302018.00
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.419913 130.338333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
2000424-20050928
調査面積(㎡)
15500
調査原因 中小河川改修(万之瀬川)
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
土坑
埋納ピット
礫集積
掘立柱建物跡
竪穴建物跡
大型土坑
溝状遺構
塚状遺構
帯状硬化面
土坑墓
炉状遺構
畝間状遺構
畦状遺構
鍛冶炉
土器埋納遺構
礫積遺構
主な遺物
中津野式土器
辻堂原式土器
笹貫式土器
古式須恵器
ミニチュア土器
土製品
勾玉
管玉
鉄製摘鎌
土師器
須恵器
緑釉陶器
カムィヤキ
瓦質土器
染付
青花
薩摩焼(堂平窯
苗代川系
竜門司系含む)
輸入陶磁器(東南アジア系含む)
土錘
砥石
石硯
鉄器
鉄滓
ガラス玉
軽石製品
石塔
銭貨
人骨
炭化桃核
ヤマトシジミ
特記事項 古式須恵器の把手付鉢・器台が竪穴住居内から出土した。 大溝から多くの土器・陶磁器が出土した。ピット内から貝殻(ヤマトシジミ)が出土した。古銭では永楽通宝の過半数が加治木銭である。
要約  上水流遺跡では、縄文時代前半から近世にかけての遺構・遺物が発見されている。今回の報告は、古墳時代から近世について行う。
 古墳時代では、11軒の竪穴住居跡が発見された。これに伴って、古式須恵器の器台・把手付鉢・𤭯などや、県内では類例の少ない鉄製の摘鎌が発見された。
 中・近世では大溝(大型溝状遺構)から出土した16.17世紀を中心とした大量の陶器・磁器が注目される。これらの遺物は、中国・朝鮮・東南アジア産のものと国内産のものに大別される。国内産のものの中には、初期の薩摩焼窯である堂平窯で生産されたとみられるものも多くあり、この時期の流通をかんがえるうえで重要である。

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