奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41246 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132428 件
( 前年度比 + 1743 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147554 件
( 前年度比 + 2114 件 )
現在の文化財論文件数
120575 件
( 前年度比 + 1580 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

山口遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22616
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22616
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2013 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書179:山口遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2013 『山口遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書179
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=栄次|last=廣|first2=静彦|last2=鶴田|first3=友裕|last3=稲垣|title=山口遺跡|origdate=2013-03|date=2013-03|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/22616|location=鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号|ncid=BB12539710|doi=10.24484/sitereports.22616|series=鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書|volume=179}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 山口遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな やまぐちいせき
副書名 南九州西回り自動車道建設(薩摩川内都IC〜高江IC間)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 36
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 179
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20130300
作成機関ID
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 山口遺跡
遺跡名かな やまぐちいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県薩摩川内市都町
所在地ふりがな かごしまけん さつませんだいし みやこまち
市町村コード 46215
遺跡番号 215-6-151
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 314632
東経(世界測地系)度分秒 1301735
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.775555 130.293055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100120-20120309
調査面積(㎡)
16920.7
調査原因
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
石器ブロック
落し穴
礫群
土坑
集石
掘立柱建物跡
畝溝
墓跡
溝状遺構
畝溝
主な遺物
細石刃
細石刃核
打製石鏃
削器
土器
前平式土器(志風頭段階)
押型文土器
変形撚糸文土器
手向山式土器
平栫式土器
塞ノ神式土器
耳栓
打製石鏃
石銛
石匙
異形石器
削器
掻器
小型両面調整石器
楔形石器
使用痕剥片
石核
石錘
礫器
磨石
敲石
石皿
市来式土器
粗製深鉢形土器
東原式土器
小玉
須恵器
越州窯系青磁碗
土錘
土人形
土製不明製品
紡錘車
古銭
瓦質土器
龍泉窯系青磁
白磁
青花
中国製陶器
滑石製石鍋
滑石不明製品
刀子
雁股鏃
鉄釘
古銭
金属不明製品
砥石
薩摩焼
肥前系陶磁器 
特記事項
要約  山口遺跡では,旧石器時代~縄文草創期の細石刃製作に伴う上牛鼻産や霧島系黒曜石のブロックが11基検出され,土器の小片も共伴した。周囲には,落し穴や礫群も検出された。特に,細石刃に伴い土器が出土したことは,旧石器時代終末期~縄文時代草創期の様相が捉えられる貴重な発見である。
 縄文時代早期においては,塞ノ神式土器期における打製石鏃を中心とした石器ブロックや落し穴,土坑,集石などが検出され,狩猟生活の一端が捉えられる。口縁部が「く」の字に屈曲する特異な塞ノ神式土器が多数出土したことも特筆され,塞ノ神式土器の編年上,重要な資料である。
 縄文後・晩期においても,基数は減少するものの縄文時代早期同様に,落し穴や土坑が検出され,当地における狩猟生活の継続が見いだせる。
 弥生・古墳時代には,本遺跡における人間生活の営みを示す遺物等は希薄になるものの,古代において掘立柱建物跡や土坑などが検出され,遺物量も激増し,本遺跡における集落の萌芽が捉えられる。
 中世においては,4つのエリアに分かれて,掘立柱建物跡群と墓跡がセット関係で共伴する「屋敷墓」の様相が確認された。木棺墓や再葬墓,石塔墓など異なる形態を有する屋敷墓の複雑な様相は,南九州に於ける屋敷墓の成立の起源を示すだけでなく,中世集落の発生や他地域との交流史研究上,重要な情報を提供するものと思われる

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 618
ファイルダウンロード数 : 520

全国のイベント

外部出力