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サキタリ洞遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22515
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22515
引用表記 沖縄県立博物館・美術館 2018 『サキタリ洞遺跡発掘調査報告書』沖縄県立博物館・美術館
沖縄県立博物館・美術館 2018 『サキタリ洞遺跡発掘調査報告書』
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書名 サキタリ洞遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 沖縄県立博物館・美術館 - 沖縄県
書名かな さきたりどういせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 沖縄県南城市
巻次 1
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
沖縄県立博物館・美術館
発行機関
沖縄県立博物館・美術館
発行年月日 20180300
作成機関ID
郵便番号 9000006
電話番号 0989418200
住所 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 サキタリ洞遺跡
遺跡名かな さきたりどういせき
本内順位
遺跡所在地 沖縄県南城市玉城字前川浮花原202番地ほか
所在地ふりがな おきなわけんなんじょうしたまぐすくあざまえかわうきのはなばる202ばんちほか
市町村コード 47215
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 260831
東経(世界測地系)度分秒 1274449
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.141944 127.746944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20091122-20171228
調査面積(㎡)
72
調査原因
遺跡概要
種別
洞穴
時代
旧石器
主な遺構
赤色土
炭化物集中部
主な遺物
人骨
貝器
石器
動物遺骸
特記事項 旧石器:約3万7千年前~約1万4千年前の人骨と貝器、石器、炉址と推定される遺構を確 認。+縄文:縄文前期層の下位より従来類例のない押引文土器(約9千年前)の包含層を確認。+グスク:グスク時代初期(11~12Cの岩陰囲込墓や大型家畜(ウシ)骨を検出。+琉球王国:蔵骨器と考えられる宮古式土器や寛永通宝を検出。

遺跡名:沖縄県南城市サキタリ洞遺跡
遺跡名かな:おきなわけんなんじょうしさきたりどういせき
種別
洞穴
時代
縄文
主な遺構
石棺墓
主な遺物
土器
石器
貝器
動物遺骸
人骨
特記事項
種別
洞穴
時代
グスク
主な遺構
岩陰囲込墓(崖葬墓)
主な遺物
土器・獣骨集積
人骨
土器
石器
貝器
銭貨
ガラス小玉
動物遺骸
特記事項
種別
洞穴
時代
琉球王朝
主な遺構
石列
礫集中部
主な遺物
土器
陶器
銭貨
特記事項 主な時代:琉球王国
要約  沖縄では旧石器時代の人骨が数多く発見されているが、同時期の文化遺物や生活址は不明確であった。また、約2万年前の港川人の時代以降、約7000年前の南島爪形文土器の出現まで、1万年以上にわたって人骨や遺物が全く知られていない「空白の時代」が介在することも課題とされてきた。
 沖縄県立博物館・美術館では、新たな人骨化石や旧石器の発見をめざして、2009年度より2017年度にかけてサキタリ洞遺跡の発掘調査を実施した。その結果、約3万年前の人骨、約2万3000~2万年前の人骨と世界最古の巻貝製釣針を含む貝器、1万4000年前の人骨と石英製石器、約9000年前の押引文土器、グスク時代(11世紀頃)の岩陰囲込墓などが発見された。また、旧石器時代の炉址と考えられる赤色土・炭化物集中部が複数確認されたほか、9000年前以前の地層中から1体分の埋葬人骨が検出された。

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