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中城御殿跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22126
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22126
引用表記 沖縄県立埋蔵文化財センター 2012 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書63:中城御殿跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2012 『中城御殿跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書63
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ファイル
書名 中城御殿跡
発行(管理)機関 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
書名かな なかぐすくうどぅんあと
副書名 県営首里城公園中城御殿跡発掘調査報告書
巻次 3
シリーズ名 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 63
編著者名
編集機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行機関
沖縄県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20120331
作成機関ID 470007
郵便番号 9030125
電話番号 0988358752
住所 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中城御殿跡
遺跡名かな なかぐすくうどぅんあと
本内順位
遺跡所在地 沖縄県那覇市首里大中町 1 丁目1~3番
所在地ふりがな おきなわけんなはししゅりおおなかちょう1ちょうめ1~3ばん
市町村コード 47201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 261315
東経(世界測地系)度分秒 1274305
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 26.220833 127.718055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100803-20110228
調査面積(㎡)
400
調査原因 県営首里城公園整備事業
遺跡概要
種別
城館
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
石列 溝
暗渠
開渠 石積み 方形石組み (トイレ
ゴミ穴) 石畳 階段 門
主な遺物
中国産青磁
白磁
染付 その他輸入陶磁器 中国
タイ産褐釉陶器 本土産陶磁器 沖縄産施釉陶器 沖縄産無釉陶器 陶質土器
瓦質土器 土器
硬質土器
坩堝 円盤状製品
碁石 金属製品
銭貨 煙管 貝製品
骨製品 ガラス玉
ガラス製品 石器
石製品
石造物 瓦
塼 漆製品(位牌)
漆塗膜 戦中
戦後の遺物 貝類
脊椎動物遺体
特記事項 王子が生活した新御殿からは色絵や染付など、台所である寄満周辺からは壺甕類などと、建物の機能により種別が異なることが確認された。
要約  中城御殿は国王の世子が暮らした邸宅跡で、1875年から1945年まで存在していた。戦後は県立博物館が建てられるが、老朽化により撤去される。調査は遺構の残存状況を確認する目的で4本のトレンチを設けて行い、新御殿の石畳や各種溝のほか、御内原と上之御殿境界に位置した門及び階段跡の遺構が良好な状態で検出された。出土遺物としては、肥前・瀬戸美濃産を中心とする陶磁器や金属製品のほか、戦時中に避難させたと思われる朱塗りの位牌が確認されており、中城御殿の生活を偲ばせる資料が多数出土している。
 戦前の記録や航空写真をもとに、間取りを想定しつつ調査を行った結果、新御殿や女中居間、寄満などの遺構が確認
された。新御殿は王子が生活した屋敷跡であり、そこから多くの色絵や染付などの陶磁器が出土している。これに対し、台所である寄満周辺からは、壺甕類などの貯蔵具のほか、碗・皿などの陶器が多数確認されており、建物の機能により種別が異なることが確認された。

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