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青谷横木遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21963
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21963
引用表記 鳥取県埋蔵文化財センター 2018 『鳥取県埋蔵文化財センター調査報告書67:青谷横木遺跡』鳥取県埋蔵文化財センター
鳥取県埋蔵文化財センター 2018 『青谷横木遺跡』鳥取県埋蔵文化財センター調査報告書67
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書名 青谷横木遺跡
発行(管理)機関 鳥取県埋蔵文化財センター - 鳥取県
書名かな あおやよこぎいせき
副書名 一般国道9号(鳥取西道路)の改築に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 37
シリーズ名 鳥取県埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 67
編著者名
編集機関
鳥取県埋蔵文化財センター
発行機関
鳥取県埋蔵文化財センター
発行年月日 20180326
作成機関ID 31000
郵便番号 6800151
電話番号 0857276711
住所 鳥取県鳥取市国府町宮下1260
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
各表紙・奥付「一般国道9号(鳥取西道路)の改築に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書ⅩⅩⅩⅦ」あり
写真図版編
自然科学分析・総括編
遺物編
遺構編
所収論文
所収遺跡
遺跡名 青谷横木遺跡
遺跡名かな あおやよこぎいせき
本内順位
遺跡所在地 鳥取県鳥取市青谷町青谷
所在地ふりがな とっとりけんとっとりしあおやちょうあおや
市町村コード 31201
遺跡番号 18-478
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353031
東経(世界測地系)度分秒 1340034
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.508611 134.009444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130405-20151225
調査面積(㎡)
14884.9
調査原因 一般国道9号(鳥取西道路)の改築
遺跡概要
種別
集落
官衙
交通
田畑
古墳
祭祀
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
杭群
杭列
盛土遺構
木造構造物
畦畔
石敷遺構
河道
阿古山24号墳
整地土
掘立柱建物
道路遺構
柱穴
条里遺構
石積遺構
主な遺物
縄文土器
石器
木製品
弥生土器
骨角器
玉類
土師器
須恵器
銅鏡
墨書土器
墨画土器
施釉陶器
製塩土器
権衡
木簡
木製祭祀具
獣骨
鉄製品
銅製品
陶磁器
特記事項 補修痕跡のある丸木舟が完形で出土、古代山陰道と考えられる道路遺構を条里遺構とセットで確認、道路遺構では柳の街路樹を検出、「女子群像」が描かれた板絵が出土
要約  青谷横木遺跡では縄文時代から中世に至る遺構や遺物を確認した。
 縄文時代後・晩期では青谷平野に存在した潟湖での生業活動が窺え、丸木舟が完形で出土した。弥生時代から古墳時代にかけては、山裾に大規模な河道が形成され、護岸施設のあり方や出土遺物等から山裾に小規模な集落が営まれていた可能性が高い。平野部には畦畔や水路が検出され、低湿地を利用した水田が営まれた。古墳時代後期では阿古山24号墳を調査し、横穴式石室を持つ円墳であることが判明した。
 飛鳥時代の7世紀末から8世紀初頭には古代山陰道と考えられる道路遺構が確認され、10世紀後半の道路改修時には条里遺構が一体で構築されていたことが判明した。また、道路の外側に築かれた道路外盛土では樹木列が検出され、10世紀後半に街路樹として柳が植えられていたことが明らかになった。出土遺物では木簡や木製祭祀具が特筆され、2万点を超える木製祭祀具は大規模な律令的祭祀が執り行われたことを示唆し、木簡の内容からは官道沿いに官衙施設が造営されていたことが窺える。そのほかに、飛鳥時代の「女子群像」が描かれた板絵や山岳文様が描かれた銅板が出土し、国内のみならず東アジアにおける文化交流を示す資料といえる。

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