奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41485 件
( 発行機関数 759 機関 )
現在の書誌登録数
132562 件
( 前年度比 + 1888 件 )
( 発行機関数 1918 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147727 件
( 前年度比 + 2285 件 )
現在の文化財論文件数
120638 件
( 前年度比 + 1645 件 )
現在の文化財動画件数
1314 件
( 前年度比 + 130 件 )
( 登録機関数 118 機関 )
文化財イベント件数
1263 件
( 前年度比 + 214 件 )
※過去開催分含む

渕ヶ沢遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21901
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21901
引用表記 静岡県埋蔵文化財センター 2013 『静岡県埋蔵文化財センター調査報告30:渕ヶ沢遺跡』静岡県埋蔵文化財センター
静岡県埋蔵文化財センター 2013 『渕ヶ沢遺跡』静岡県埋蔵文化財センター調査報告30
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=貴|last=岩本|first2=亮平|last2=柴田|first3=忠義|last3=木村|title=渕ヶ沢遺跡|origdate=2013-03-25|date=2013-03-25|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/21901|location=静岡県静岡市駿河区谷田23番20号|ncid=BB12128046|ncid=AA12664240|doi=10.24484/sitereports.21901|series=静岡県埋蔵文化財センター調査報告|volume=30}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 渕ヶ沢遺跡
発行(管理)機関 静岡県埋蔵文化財センター - 静岡県
書名かな ふちがさわいせき
副書名 第二東名建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 沼津市-11/第二東名No.27-1地点
巻次 第1分冊
シリーズ名 静岡県埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 30
編著者名
編集機関
静岡県埋蔵文化財センター
発行機関
静岡県埋蔵文化財センター
発行年月日 20130325
作成機関ID 22000
郵便番号 4228002
電話番号 0542624261
住所 静岡県静岡市駿河区谷田23番20号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 渕ヶ沢遺跡
遺跡名かな ふちがさわいせき
本内順位
遺跡所在地 静岡県沼津市根古屋字鎌ヶ沢、鎌沢外
所在地ふりがな しずおかけんぬまづしねごやあざかまがさわ、かまざわほか
市町村コード 22203
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350855
東経(世界測地系)度分秒 1384833
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.148611 138.809166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19990901-20081031
調査面積(㎡)
42651
調査原因 第二東名建設事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
縄文
主な遺構
土坑
石器ブロック
礫群
竪穴住居跡
竪穴状遺構
主な遺物
石器
縄文土器
特記事項
種別
集落
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項
要約 旧石器時代 第Ⅲ黒色帯を主体とした層位から検出された土坑は、南北に延びる浅い谷をはさんで東西方向に並んで掘削される傾向がうかがえる。これら土坑群は土坑の形状、検出層位から箱根・愛鷹山麓で検出される陥穴と判断される土坑と同一の性格を有するものと考えられる。
 休場層で検出された推定長径2.52mを計る大型の土坑は成人6名が入る程度の規模があり、いわゆる陥穴であったと考えられる。また、休場層検出の石器ブロックはいずれも箱根畑宿群の黒曜石を主体としており、これに若干量の信州系黒曜石、瑪瑙、チャート、流紋岩、ホルンフェルス、ガラス質安山岩の石器が伴っている。また、剥片・砕片類及び石核に対する製品の比率から剥片剥離を積極的に行った箱根畑宿群の黒曜石と、剥片剥離作業は消極的なその他の石材に区分して捉えることができる。
 休場層からは細石器及びこれに関連する石器群が出土している。黒曜石(神津島恩馳島群)を主体とした石器群で構成される。
縄文時代 竪穴住居1軒(中期か)、竪穴状遺構1基(早期か)、土坑62基が検出されている。土坑の中には逆茂木を有するものが含まれ、これらは狩猟用の陥穴と考えられる。
 本遺跡から出土した縄文時代の土器は3305点を数える。形式から判断される時期は早期から晩期にわたる。中でも早期が主体を成し、出土土器全体に占める早期の割合は8割強であった。さらに早期の中でも押型文土器の占める割合が高く、早期の約7割が押型文どきであった。
 石器は1833点出土した。土器は未確認であるが草創期の有茎尖頭器が確認されている。また、いわゆる鍬形鏃、異形部分磨製石斧(トロトロ石器)は、早期の押型文土器に伴うものと推測される。その他の石器群は具体的な時期決定が困難であるが、土器の出土比率から勘案すると早期の石器群を中心としたものと推測される。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 853
ファイルダウンロード数 : 1862

全国のイベント

外部出力