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飯田遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/20212
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.20212
引用表記 公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部 2017 『兵庫県文化財調査報告488:飯田遺跡』兵庫県教育委員会
公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部 2017 『飯田遺跡』兵庫県文化財調査報告488
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書名 飯田遺跡
発行(管理)機関 兵庫県教育委員会 - 兵庫県
書名かな いいだいせき
副書名 (二)船場川水系船場川流域治水対策河川事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 兵庫県文化財調査報告
シリーズ番号 488
編著者名
編集機関
公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部
発行機関
兵庫県教育委員会
発行年月日 20170324
作成機関ID
郵便番号 6508567
電話番号 783623784
住所 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
調査番号2014130
姫路市
所収論文
所収遺跡
遺跡名 飯田遺跡
遺跡名かな いいだいせき
本内順位
遺跡所在地 姫路市飯田
所在地ふりがな ひめじしいいだ
市町村コード 28201
遺跡番号 20940
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344853
東経(世界測地系)度分秒 1344017
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.814722 134.671388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150114-20150225
調査面積(㎡)
320
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
柱穴
土坑
主な遺物
古式土師器
弥生土器
敲石
砥石
特記事項 古墳時代前期初頭の土器が主体を占める
要約 飯田遺跡は弥生時代終末から古墳時代前期初頭にかけての集落遺跡であり、当該期の兵庫県を代表する長越遺跡と一体の集落であったと考えられる。調査区は微高地と旧河道に分かれ、北西に広がる微高地上に竪穴住居跡や掘立柱建物跡などの遺構が認められる。旧河道は北東側から南側にかけて認められる。竪穴住居跡は1棟検出した。方形で、高床部をもつ。焼失住居であり、炭化材が多くみられた。掘立柱建物跡は4棟検出し、いずれも1間×2間である。旧河道からは多くの土器片が出土した。大半が弥生時代終末から古墳時代前期初頭のものである。上層からは古墳時代後期末と考えられる須恵器壺が出土し、当該期にはほとんど埋没した状態であったことが分かる。今回の調査により、飯田遺跡・長越遺跡の東端を明らかにすることができた。微高地上のより高い場所に竪穴住居を築き、河道に近い場所に掘立柱建物を建てるといった景観が想定できる。
出土遺物は、主に土師器が出土しており、庄内甕などがみられる。播磨産の土器だけでなく、河内や讃岐、吉備など他地域からの搬入品なども出土している。

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