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川口十三森遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/19063
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.19063
引用表記 大館市教育委員会郷土博物館 2014 『大館市文化財調査報告書11:川口十三森遺跡発掘調査報告書』大館市教育委員会
大館市教育委員会郷土博物館 2014 『川口十三森遺跡発掘調査報告書』大館市文化財調査報告書11
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書名 川口十三森遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 大館市 - 秋田県
有償頒布・配布ページ https://www.city.odate.lg.jp/museum/information/publication
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな かわぐちじゅうさんもりいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 大館市文化財調査報告書
シリーズ番号 11
編著者名
編集機関
大館市教育委員会郷土博物館
発行機関
大館市教育委員会
発行年月日 20140331
作成機関ID 05204
郵便番号 017-0012
電話番号 0186-43-7133
住所 秋田県大館市釈迦内字獅子ヶ森1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 川口十三森遺跡
遺跡名かな かわぐちじゅうさんもりいせき
本内順位
遺跡所在地 秋田県大館市川口
所在地ふりがな あきたけんおおだてしかわぐち
市町村コード 05204
遺跡番号 4-166
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 401641
東経(世界測地系)度分秒 1403018
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.278055 140.505
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110617-20111116
調査面積(㎡)
1423
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
集落-縄文-竪穴建物3
住居4
土坑45
柱穴列1
土器埋設遺構3
焼土3
柱穴
集石1
主な遺物
縄文土器
石器
土製品
石製品
特記事項
種別
時代
続縄文
主な遺構
集落-奈良-竪穴住居1
主な遺物
弥生土器
続縄文土器
特記事項
種別
時代
奈良
主な遺構
時期不明掘立柱建物2
柱穴列1
主な遺物
土師器
特記事項
要約  川口十三森遺跡は秋田県の北部、大館市に所在する。遺跡は河岸段丘上、標高48~52mに立地する。
 調査範囲は道路改良部分の幅約15m、長さ約110mである。遺跡の範囲は調査区外に南北に拡がる。
 調査の結果、縄文時代および奈良時代の遺構・遺物と弥生~続縄文期の遺物が検出された。弥生時代から奈良時代の遺構・遺物はごく少なく、主体は縄文時代の集落跡である。縄文時代で最も古い土器は早期中葉で、土器は早期以降晩期まで断続的に存在する。
 縄文時代の遺構には前期後葉の竪穴建物跡3軒と貯蔵穴、土器埋設遺構、後期初頭の住居跡4軒と貯蔵穴の他に、土坑・焼土・集石・柱穴様ピットがある。
 縄文時代の遺物には土器のほか石器・土製品・石製品がある。土製品は土器片を再利用した円盤で、石製品には有孔石や線刻がある岩版もある。
 続縄文土器は後北C2・D式土器で、片山館コ遺跡、福館橋桁野遺跡に続き、市内では3例目である。奈良時代の遺構・遺物は市内では初めての発見で、竪穴住居跡1軒を検出した。包含層からはガラス小玉が1点出土しており、当期に位置付けられる可能性が高い。
 このほか調査区南西端からは十和田火山噴火に伴う泥流の二次堆積層が約1.6mの厚さで検出された。

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