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富山市二本榎遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/18984
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.18984
引用表記 株式会社上智富山支店 2015 『富山市埋蔵文化財調査報告75:富山市二本榎遺跡発掘調査報告書』富山市教育委員会 埋蔵文化財センター
株式会社上智富山支店 2015 『富山市二本榎遺跡発掘調査報告書』富山市埋蔵文化財調査報告75
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書名 富山市二本榎遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 富山市 - 富山県
書名かな とやましにほんえのきいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 主要地方道小杉婦中線道路改良事業に先立つ埋蔵文化財発掘調査報告
巻次
シリーズ名 富山市埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 75
編著者名
編集機関
株式会社上智富山支店
発行機関
富山市教育委員会 埋蔵文化財センター
発行年月日 20150320
作成機関ID 16201
郵便番号 9300091
電話番号 0764424246
住所 富山県富山市愛宕町1-2-24
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 二本榎遺跡
遺跡名かな にほんえのきいせき
本内順位
遺跡所在地 富山県富山市婦中町小長沢
所在地ふりがな とやまけんとやましふちゅうまちこながさわ
市町村コード 16201
遺跡番号 2010534
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363955
東経(世界測地系)度分秒 1370739
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.665277 137.1275
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140722-20140828
調査面積(㎡)
715
調査原因 道路改良
遺跡概要
種別
古墳
時代
古代(細分不明)
古墳
主な遺構
古墳後期-古墳
主な遺物
古墳後期-須恵器
土製丸玉
石製小玉
ガラス小玉
鉄片
特記事項 古墳後期-新たに玉類9点出土
時代 : 古墳後期
種別
集落
その他の生産遺跡
時代
主な遺構
古代-土坑
主な遺物
古代-須恵器
特記事項 古代-製炭のための焼壁土坑も確認
種別 : 生産
要約 平成23年確認調査では富山県内7基目の横穴式石室となる古墳であることが判明した。今回の調査では石室内の未掘削部分からガラス小玉、石製小玉、土製丸玉、鉄片がさらに出土した。その中でもガラス小玉はスズ酸鉛によって黄色に着色されたものが出土し、富山県初の事例となる。
古代では焼壁土坑を確認した。ここでは鍛冶用の炭を生産していたとみられ、周辺の向野池遺跡や北押川B遺跡などと関係があったとみられる。
古墳については石室を完掘し、石材を取上げたことにより墳丘、石室構築方法が明らかになった。墓坑を掘り、石を積み上げながら、地山土と旧表土である黒色土を交互に積み上げて古墳を築造していたことが分かった。このような古墳の築造方法は全国的なものであり、本遺跡の古墳も同様の方法に従い築造したものと考えられる。

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