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奈良文化財研究所紀要

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/14513
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.14513
引用表記 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所 2011 『奈良文化財研究所紀要:奈良文化財研究所紀要』独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所 2011 『奈良文化財研究所紀要』奈良文化財研究所紀要
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書名 奈良文化財研究所紀要
発行(管理)機関 奈良文化財研究所 - 奈良県
有償頒布・配布ページ https://www.nabunken.go.jp/publication/goods.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ならぶんかざいけんきゅうじょきよう
副書名
巻次 2011
シリーズ名 奈良文化財研究所紀要
シリーズ番号
編著者名
編集機関
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
発行機関
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
発行年月日 20110615
作成機関ID
郵便番号 6308577
電話番号 0742306733
住所 奈良県奈良市二条町2丁目9番1号
報告書種別
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 001 表紙、目次、機構図など
英語タイトル
著者
独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
ページ範囲 1 - 1
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 002 図版
英語タイトル
著者
独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
ページ範囲 1 - 8 , 図版1-8
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 003 平城宮跡資料館 リニューアルの一年
英語タイトル Th e first year after the renewal of the Nara Palace Site Museum
著者
渡邉 淳子
ページ範囲 3 - 5
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 004 漢魏洛陽城 -北魏宮城西南隅の発掘調査-
英語タイトル Excavation of the southwestern precinct of the Luoyang Imperial Palace site of Northern Wei dynasty, China
著者
城倉 正祥
ページ範囲 6 - 7
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 005 カンボディア・アンコール遺跡群西トップ遺跡の調査―第11次・第12次・第13―
英語タイトル Archaeological investigation of Western Prasat Top, Angkor, Cambodia (11th, 12th and 13th missions)
著者
杉山 洋
石村 智
庄田 慎矢
佐藤 由似
ページ範囲 8 - 9
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 006 カンボディア・アンコール遺跡群西トップ遺跡の建築調査 -2010年度の成果-
英語タイトル Architectural investigation of Western Prasat Top, Angkor, Cambodia, 2010
著者
番 光
大林 潤
ページ範囲 10 - 11
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 007 カンボディア・アンコール遺跡群西トップ遺跡出土炭化木材の樹種と年代
英語タイトル Identi cation and radiocarbon dating of unearthed charcoals from Western Prasat Top, Angkor, Combodia
著者
庄田 慎矢
安部 久
ページ範囲 12 - 13
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 008 フィジー諸島共和国におけるESDの調査と実践-サステイナブル・ツーリズムと景観保全-
英語タイトル Research and practice on ESD in the Republic of Fiji Islands: Sustainable tourism and conservation of cultural landscape
著者
石村 智
大西 秀之
藤原 孝章
ページ範囲 14 - 15
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 009 都市を文化的景観として見 ること ―佐渡相川、京都岡崎の調査から―
英語タイトル City as a cultural landscape: Case studies at Aikawa, Sado and Okazaki, Kyoto
著者
清水 重敦
ページ範囲 16 - 17
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 010 宇治の文化的景観における 白川の茶業と家屋
英語タイトル Tea industry and its related buildings at Shirakawa in the cultural landscape of Uji
著者
松本 将一郎
清水 重敦
惠谷 浩子
ページ範囲 18 - 19
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 011 明日香村八釣の明神講関係資料調査
英語タイトル Investigation of historical materials related to Myōjin-kō( a Shinto's rite) at Yatsuri, Asuka
著者
吉川 聡
谷本 啓
児島 大輔
ページ範囲 22 - 27
NAID
都道府県
時代
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史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 012 遺跡の総合的マネジメント
英語タイトル Comprehensive approach for a site management
著者
平澤 毅
ページ範囲 28 - 29
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 013 桂離宮庭園「桂垣」の基礎的調査
英語タイトル A research on bamboo hedge of the garden of Katsura-rikyū Imperial Palace
著者
青木 達司
ページ範囲 30 - 31
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 014 高知県竹林寺客殿の調査
英語タイトル Investigation of the Reception Hall of the Chikurin-ji temple, Kōchi Prefecture
著者
島田 敏男
ページ範囲 32 - 33
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 015 ベトナム南部民家の特質 -ドンナイ省フーホイ村の調査から-
英語タイトル Survey of historic architecture at Phu Hoi village, Dong Nai Province in southern Viet Nam
著者
箱崎 和久
ページ範囲 34 - 35
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 016 法隆寺所蔵古材調査2 -金堂支輪板の顔料分析調査-
英語タイトル A research on dismantled members of the Hōryuji temple, part 2: Analysis on pigment of diagonal support boards of the Main Hall
著者
大林 潤
高妻 洋成
脇谷 草一郎
田村 朋美
ページ範囲 36 - 37
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 017 若狭町熊川宿倉見屋荻野家住宅の調査
英語タイトル Investigation of the Kuramiya Ogino residence, Kumakawa-syuku, Wakasa Town, Fukui Prefecture
著者
黒坂 貴裕
ページ範囲 38 - 39
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 018 萬翠荘の立地と庭園
英語タイトル Garden and landscape of the house of Bansuisō
著者
高橋 知奈津
ページ範囲 40 - 41
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 019 古代建築の研究と復元の最前線―日中韓建築文化遺産保存国際学術会議から―
英語タイトル Front lines of research and reconstruction of ancient architecture: International conference on the preservation of architectural heritage of Japan, China and Korea
著者
鈴木 智大
ページ範囲 42 - 43
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 020 飛鳥池遺跡出土刀装具について
英語タイトル A research on sword's decorative accessories from the Asuka-ike site
著者
豊島 直博
ページ範囲 44 - 45
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 021 掘立柱建物の検討視点
英語タイトル A new perspective for examination of embedded-pillar buildings
著者
青木 敬
ページ範囲 46 - 47
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 022 高台・峰寺瓦窯採集の瓦磚
英語タイトル A report of roof tiles and a brick recovered from the Kōdai Minedera kiln site
著者
石田 由紀子
ページ範囲 48 - 49
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 023 第一次大極殿院復原検討会とその成果-第一次大極殿院の復原研究1-
英語タイトル Review meeting for reconstruction of the First Imperial Audience Hall Compound: Study on reconstruction of the First Imperial Audience Hall Compound, part 1
著者
井上 麻香
ページ範囲 50 - 51
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 024 東西楼・南門の復原案の再検討-第一次大極殿院の復原研究2-
英語タイトル Critical review for reconstruction of the East and West Towers and the South Gate: Study on reconstruction of the First Imperial Audience Hall Compound, part 2
著者
海野 聡
ページ範囲 52 - 53
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 025 大極殿院復原のための類例 調査-第一次大極殿院の復原研究3-
英語タイトル Comparative study for reconstruction of the Imperial Audience Hall Compound: Study on reconstruction of the First Imperial Audience Hall Compound, part 3
著者
北山 夏希
ページ範囲 54 - 55
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都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
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学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 026 平城宮第33 ・70次調査出土冶金関連遺構・遺物の再検討
英語タイトル A reexamination of archaeological features and artifacts related to metallurgy unearthed in the 33rd and 70th excavations at the Nara Palace site
著者
小池 伸彦
ページ範囲 56 - 57
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史跡・遺跡種別
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抄録(内容要約)
タイトル 027 平城宮出土隅木蓋再考
英語タイトル A reexamination of hip rafter cover tiles unearthed from the Nara Palace site
著者
中川 あや
ページ範囲 58 - 59
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都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 028 平城京と同笵の軒瓦の調査-6308 J ・R と安芸国分寺軒丸瓦01A・B-
英語タイトル A research on eave roof tiles made from the same mold of Nara Capital: Examples of 6308 J and R types in Nara Capital and 01A and B types in the Aki Kokubun-ji temple
著者
原田 憲二郎
清野 孝之
ページ範囲 60 - 61
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都道府県
時代
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史跡・遺跡種別
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抄録(内容要約)
タイトル 029 近世・近代遺跡から出土する雪駄の尻鉄について
英語タイトル Examination of iron soles of setta sandal from archaeological contexts of the Edo period and modern era
著者
国武 貞克
ページ範囲 62 - 63
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都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 030 談山神社権殿塗装の材料分析
英語タイトル Scienti c analysis on pigment of the Tentative Main Hall of Tanzan shrine
著者
高妻 洋成
脇谷 草一郎
田村 朋美
降幡 順子
大林 潤
島田 敏男
赤田 昌倫
金 旻貞
舘 俊秀
ページ範囲 64 - 65
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 031 特別史跡キトラ古墳出土遺物の保存処理と調査
英語タイトル Scienti c research and conservation treatment for the artifacts from the Kitora tomb
著者
降幡 順子
ページ範囲 66 - 67
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都道府県
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抄録(内容要約)
タイトル 032 史跡ガランドヤ古墳における水の挙動に関する調査研究2
英語タイトル Research on the behavior of water in the Garandoya tomb, part2
著者
脇谷 草一郎
高妻 洋成
ページ範囲 68 - 69
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都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 033 鉄製遺物の腐食と埋蔵環境(1)
英語タイトル A study on corrosion of metal artifacts and their contexts, part 1
著者
田村 朋美
脇谷 草一郎
高妻 洋成
柳田 明進
ページ範囲 70 - 71
NAID
都道府県
時代
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遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 034 平城宮跡の木簡出土深度の土壌環境-国土交通省との共同調査から-
英語タイトル
著者
高妻 洋成
中口 和巳
ページ範囲 72 - 73
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 035 藤原宮造営期の馬の骨に認められる骨病変
英語タイトル Bone disease of a horse: An example in the construction period of the Fujiwara Palace site
著者
山崎 健
ページ範囲 74 - 75
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
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学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 036 東方官衙南地区の調査-第162-1次
英語タイトル Excavation of the eastern Administrative Offi ce sector (no. 162-1)
著者
青木 敬
高橋 透
ページ範囲 80 - 81
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 037 朝堂院朝庭の調査-第163次
英語タイトル Excavation at the inner court of the State Halls Compound sector (no. 163)
著者
若杉 智宏
石橋 茂登
山本 崇
山崎 健
森先 一貴
深澤 芳樹
ページ範囲 82 - 90
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 038 第128、132、142 ・144、148、153次調査出土瓦報告
英語タイトル Report of roof tiles from the Fujiwara Palace site (nos. 128, 132, 142・144, 148 and 153)
著者
石田 由紀子
ページ範囲 91 - 92
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 039 左京七条一坊・八条一坊の調査-第166次
英語タイトル Excavation in East First Wards on Seventh and Eighth Streets (no. 166)
著者
廣瀬 覚
小田 裕樹
ページ範囲 94 - 98
NAID
都道府県
時代
文化財種別
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抄録(内容要約)
タイトル 040 右京六条二・三坊の調査-第167次
英語タイトル Excavation in West Second and Th ird Wards on Sixth Street (no. 167)
著者
番 光
高橋 透
森先 一貴
廣瀬 覚
山崎 健
ページ範囲 99 - 102
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 041 右京七条二坊の井戸
英語タイトル Report of a well in West Second Ward on Seventh Street
著者
木村 理恵
ページ範囲 103 - 104
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 042 水落遺跡の調査-第165次
英語タイトル Excavation of the Mizuochi site (no. 165)
著者
庄田 慎矢
降幡 順子
高妻 洋成
玉田 芳英
廣瀬 覚
山崎 健
黒坂 貴裕
ページ範囲 106 - 115
NAID
都道府県
時代
文化財種別
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抄録(内容要約)
タイトル 043 甘樫丘東麓遺跡の調査-第161次
英語タイトル Excavation of the Amakashi-no-oka Tōroku site (no. 161)
著者
番 光
玉田 芳英
庄田 慎矢
山崎 健
木村 理恵
ページ範囲 116 - 125
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
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抄録(内容要約)
タイトル 044 檜隈寺周辺の調査-第164次
英語タイトル Excavations around the Hinokumadera temple (no. 164)
著者
石田 由紀子
森先 一貴
高橋 透
石橋 茂登
ページ範囲 126 - 136
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 045 坂田寺SK160出土地鎮具
英語タイトル Report of buried objects for puri cation rite unearthed from pit SK 160 at the Sakata-dera temple site
著者
木村 理恵
降幡 順子
ページ範囲 137 - 140
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 046 平城宮東方宮街地区SK19189の自然化学分析-第440次
英語タイトル Scienti c analysis on the materials from pit SK 19189 at the eastern Administrative O ce sector (no. 440)
著者
今井 晃樹
ページ範囲 144 - 151
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 047 東方官衙地区の調査-第466次
英語タイトル Excavation of the eastern Administrative Offi ce sector (no. 466)
著者
国武 貞克
諫早 直人
森川 実
今井 晃樹
渡辺 晃宏
ページ範囲 152 - 162
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 048 東院地区の調査-第446 ・469次
英語タイトル Excavations of the East Palace sector (nos. 446 and 469)
著者
鈴木 智大
国武 貞克
森川 実
清野 孝之
海野 聡
芝 康次郎
桑田 訓也
ページ範囲 163 - 178
NAID
都道府県
時代
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史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 049 興福寺南大門出土鎮壇具の内容物-第458次
英語タイトル Report of buried objects for puri fication rite unearthed from the South Gate of the Kōfuku-ji temple (no. 458)
著者
芝 康次郎
田村 朋美
ページ範囲 180 - 183
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 050 興福寺旧境内の調査-第465次・第467次
英語タイトル Excavations at the former precinct of the Kōfuku-ji temple (nos. 465 and 467)
著者
桑田 訓也
海野 聡
国武 貞克
ページ範囲 184 - 186
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 051 興福寺旧境内の調査-第464次
英語タイトル Excavation at the former precinct of the Kōfuku-ji temple (no. 464)
著者
箱崎 和久
森川 実
清野 孝之
ページ範囲 187 - 189
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 052 法華寺旧境内の調査-第468次
英語タイトル Excavation at the former precinct of the Hokke-ji temple (no. 468)
著者
山崎 健
中村 亜希子
ページ範囲 190 - 191
NAID
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時代
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抄録(内容要約)
タイトル 053 薬師寺境内の調査-第474次
英語タイトル Excavation at the Yakushi-ji temple (no. 474)
著者
海野 聡
中川 あや
ページ範囲 192 - 194
NAID
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時代
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抄録(内容要約)
タイトル 054 薬師寺休ケ岡八幡宮の調査-第475次
英語タイトル Excavation at the Yasugaoka Hachimangū shrine in the Yakushi-ji temple (no. 475)
著者
森川 実
ページ範囲 195 - 198
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 055 春日乗塔院の調査-第477次
英語タイトル Excavation at the Eastern Pagoda site of the Kasuga shrine (no. 477)
著者
海野 聡
吉澤 悟
中川 あや
森川 実
ページ範囲 199 - 206
NAID
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時代
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抄録(内容要約)
タイトル 056 左京一条二坊十六坪の調査-第472次
英語タイトル Excavation in Block 16, East Second Ward on First Street (no. 472)
著者
中村 亜希子
ページ範囲 207 - 207
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 057 左京三条一坊一・二坪の調査-第478次
英語タイトル Excavation in Blocks 1and 2, East First Ward on Th ird Street (no. 478)
著者
大林 潤
ページ範囲 208 - 209
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 研究報告 文化的景観の持続可能性 生きた関係を継承するための整備と活用
英語タイトル
著者
恵谷 浩子
ページ範囲 20 - 21
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 甘樫丘東麓遺跡
遺跡名かな あまかしのおかとうろくいせき
本内順位 1
遺跡所在地 明日香村川原
所在地ふりがな あすかむらかわら
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342826.33
東経(世界測地系)度分秒 1354841.89
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.47398 135.811636
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20091214-20100604
調査面積(㎡)
846
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
柱穴列
造成痕跡
焼土遺構
建物
竪穴建物
石敷
主な遺物
土器
焼土・炭
金属製品
動植物遺存体
鉄滓
土製品
特記事項 161次。調査地区5AKG-K・L。
 甘樫丘東麓遺跡では7世紀から8世紀にかけて、尾根から谷部に至るまで、谷の全体で造成をおこない、施設を設けて利用していることがあきらかになった。特にSA210の検出により、甘樫丘東麓遺跡はこれまで調査をおこなってきた谷だけではなく、丘陵上部や他の谷なども含めたより広い範囲で考えねばならないことが明確になった。これは非常に大きな成果である。また、SA210にみられる、溝を先に掘り、柱をその中に立てるという構築法は「大壁造」と呼ばれ、2009年の明日香村檜隈遺跡群の調査に類例がみられる。ただし、大壁造はすべての柱が溝内に立てられる反面、SA210は親柱をもつという点で異なる。
 尾根裾部では、7世紀に造成SX214と、それにともなう素堀溝SD213、石敷SX182の変遷があきらかになった。7世紀中頃より以前には、尾根裾の地山を垂直に切り土した段状の造成SX214aと素堀溝SD213aという構成であった。これが7世紀中頃には石敷SX182が造られ、尾根側に接する素堀溝SD213b、盛り土による斜面状の造成SX214b、という構成に造り変えられる。そしてSX182は7世紀後半には廃絶していたことを確認した。SX214の周辺は7世紀の谷部の土地利用において北限であったことがうかがえる。
 谷部東側では竪穴建物2棟と、掘立柱の遺構を多数検出した。竪穴建物の年代は7世紀前半とみられ、それ以降に3時期ほどの変遷をともなう掘立柱の遺構が確認され、活発な土地利用の様子を確認した。
 谷部の西側では、谷SX200の造成の様子と、その途中の平坦地に展開する遺構である硬化面SX202や石敷203、その上面に広がる炭層SX201を確認した。何らかの工房的機能を持っていた場所である可能性は高いが、関連する遺物の出土がほとんどなく、遺構の全容も明らかにはなっていないため、具体的な内容については不明である。7世紀前半のこの谷の全容を解明する上で非常に重要な課題であり、今後の調査・研究の進展が俟たれる。
遺跡名 藤原宮朝堂院朝庭
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 2
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343003.34
東経(世界測地系)度分秒 1354827.68
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.500927 135.807688
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100402-20110124
調査面積(㎡)
1500
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
藤原宮朝堂院朝庭礫敷広場
土坑
沼状遺構
運河
柱穴列
暗渠
瓦敷
道路状遺構
主な遺物
土器
木製品
金属製品
石製品
動植物遺存体
埴輪
特記事項 163次。調査地区5AJF-N、5AJG-H。
藤原宮の造営過程と、藤原宮期の朝庭の状況が具体的にあきらかとなった。
運河と斜行溝  運河SD1901Aから斜行溝SD10965が支流として派生し、北東方向へのびていることがあきらかとなった。斜行溝の性格としては、造営資材を朝堂院の必要な場所に運ぶための役割が考えられる。運河から枝分かれする溝は、第153次調査でも確認されていたが、今回の調査でも、これまで知られていない大規模な支流が朝庭部分に存在していることが判明し、造営時の資材運搬に水運が重要な役割を果たしていたことが再確認できた。
沼状遺構  調査区北東部で沼状遺構SX10820の西南隅部分を確認した。第153次・160次の調査の成果とあわせたところ、この沼状遺構は、南北44m、東西38m以上という非常に巨大な遺構であることがあきらかとなった。また、沼状遺構の埋土からは破損した瓦や削屑と考えられる木屑が多量に出土した。このことは、沼状遺構が、宮造営の進行時に機能していたこと、造営史材の加工が遺構の周囲を使っておこなわれていたことを示しており、藤原宮造営時の具体的な状況を復原するための手がかりを改めて得ることができた。
複雑な造営過程  運河など資材運搬用の溝を埋め立てた後にも、幾度かにわたり、排水や区画のための溝や塀を造っていることを確認した。遺構の重複関係や第二次整地土との層位関係から、これまで考えられていたより、多くの作業工程が復原でき、より複雑な造営過程があきらかになった。
広場の整備状況  今回の調査区でも、広場SH10800が礫敷で整備された状況を確認した。広場西側の約3分の2の範囲には、橙褐色の整地が第二次整地土の上に施されており、そのため標高は西側が高く、東側が低くなっている。広場全体の中でも、中央付近を周辺よりも重要視して整備をおこなっていたと理解できる。また、礫を詰めた南北暗渠を配し、広場の排水をおこなっている状況も再確認できた。SD10790は、先行朱雀大路東側溝SD10705のほぼ真上に位置しており、礫敷整備後の区画溝としても機能していた可能性が考えられる。

遺跡名かな:ふじわらのみやちょうどういんちょうてい
遺跡名 檜隈寺周辺
遺跡名かな ひのくまでらしゅうへん
本内順位 3
遺跡所在地 明日香村檜前
所在地ふりがな あすかむらひのきまえ
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342727.49
東経(世界測地系)度分秒 1354809.08
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.457636 135.802522
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100824-20101224
調査面積(㎡)
640
調査原因 公園整備
遺跡概要
種別
社寺
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
暗渠
土坑
瓦敷
石敷
主な遺物
土器
金属製品
銭貨
動植物遺存体
鋳造関連遺物
木製品
特記事項 164次。調査地区5BHQ-E・F。
 檜隈寺の主要堂宇を想定できる丘陵頂部付近では、後世の削平が著しいため明確な遺物遺構は検出することができなかった。しかし、大規模な削平をまぬがれて、1区では檜隈寺創建瓦を転用した瓦組暗渠が検出されたこと、そして、丘陵の西側斜面では、7世紀前半から11世紀にかけて大規模な整地を断続的に行っていることを確認できた。特に、2区では、整地層ごとに土器の年代がまとまっており、檜隈寺の動向を知る手がかりとして注目できる。
 整地層に含まれる土器や瓦の年代からも、檜隈寺における寺域整備の段階は、Ⅰ期:7世紀前半から中葉、Ⅱ期:7世紀後半(天武朝)、Ⅲ期:7世紀後半から8世紀初頭(藤原宮期)、Ⅳ期:9世紀初頭(奈良時代後期)、Ⅴ期:11世紀後半から12世紀前半(平安時代後期)のⅤ期に分けることができる。
 このなかで、檜隈寺の主要伽藍造営に関わる整地はⅡ期とⅢ期と考えられる。今回の調査では、それ以外でも、前身伽藍との関連性が考えられるⅠ期や、東漢氏の同系氏族である坂上田村麻呂が活躍した8世紀末から9世紀と時期的にも合致するⅣ期、そして十三重石塔が建立されるⅤ期など、従来、遺物や文献、石塔などから檜隈寺の画期と考えられていた時代に、大規模な整地・整備を行っていることが発掘調査からも明らかにできた。このことは、檜隈寺の全体像とその変遷を通史的に捉えるうえで、非常に重要な成果を得ることができたといえる。
遺跡名 水落遺跡
遺跡名かな みずおちいせき
本内順位 4
遺跡所在地 明日香村飛鳥
所在地ふりがな あすかむらあすか
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342849.96
東経(世界測地系)度分秒 1354905.86
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.480544 135.818294
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101001-20101224
調査面積(㎡)
287
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
建物
石敷
掘込地業
土坑
木樋暗渠
小銅管据付溝
土器埋設遺構
主な遺物
土器
金属製品
石製品
銭貨
動植物遺存体
鋳造関連遺物
土製品
特記事項 165次(東地区)。調査地区5AMD-U、5AME-P。
165次調査として一括報告
 水落遺跡における各施設と、石神遺跡との関係性・計画性について確認することができた。SB280、SB4400の柱穴の状況を確認したことで、過去におこなった水落遺跡建物の復元に妥当性が認められること、また、高い施工水準も確認できた。中心建物から延びる小銅管・木樋については、削平が激しく一部を確認するにとどまったが、小銅管が垂直に立ち上がっていたことが判明した。以上から、水落遺跡が7世紀では稀に見る技術水準を示す遺構であることが確認できた。
遺跡名 水落遺跡
遺跡名かな みずおちいせき
本内順位 5
遺跡所在地 明日香村飛鳥
所在地ふりがな あすかむらあすか
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342850.07
東経(世界測地系)度分秒 1354904.97
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.480575 135.818047
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110105-20110408
調査面積(㎡)
340
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
建物
石敷
掘込地業
土坑
木樋暗渠
小銅管据付溝
土器埋設遺構
主な遺物
土器
金属製品
石製品
銭貨
動植物遺存体
鋳造関連遺物
土製品
特記事項 165次(西区)。調査地区5AMJ-F、5AMK-A。
165次調査として一括報告
 水落遺跡における各施設と、石神遺跡との関係性・計画性について確認することができた。SB280、SB4400の柱穴の状況を確認したことで、過去におこなった水落遺跡建物の復元に妥当性が認められること、また、高い施工水準も確認できた。中心建物から延びる小銅管・木樋については、削平が激しく一部を確認するにとどまったが、小銅管が垂直に立ち上がっていたことが判明した。以上から、水落遺跡が7世紀では稀に見る技術水準を示す遺構であることが確認できた。
遺跡名 藤原京左京七条一坊・八条一坊
遺跡名かな ふじわらきょう
本内順位 6
遺跡所在地 橿原市上飛騨町
所在地ふりがな かしはらしかみひだちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342940.68
東経(世界測地系)度分秒 1354830.50
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.494633 135.808472
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101129-20110303
調査面積(㎡)
375
調査原因 埋設管付替
遺跡概要
種別
宮都
時代
古墳
飛鳥白鳳
中世(細分不明)
主な遺構
建物
柱穴
主な遺物
土器
木製品
動植物遺存体
埴輪
特記事項 166次。調査地区5AWH-B・C・F・H・J。
 北区では大部分が既設管の設置範囲と重複しており、遺構および遺構面の残存状況は良好ではなかったが、建物2棟、溝1条、その他の柱穴4基を検出した。北2区の遺構検出面は、調査区北側に隣接する飛鳥藤原第115次調査区の検出面と層位および標高がほぼ一致しており、出土遺物からも概ね7世紀中頃から藤原宮期のものと理解できた。衛門府と想定されている遺構群との対応は、調査区間の距離がややあることから十分な検討を行うことができなかったが、南へと7世紀代の遺構が確実に展開する状況を把握することができた。また北5区で検出したSD620は左京八条一坊西北坪内の区画溝の可能性がある。このほか、明確な遺構検出には至らなかったが、古墳時代以前の遺物も少量出土した。
 一方、南区では、古墳時代の溝、7世紀代の柱穴、柱穴列、溝を検出した。古墳時代の溝SD625からは、5世紀末から6世紀後半にかけての須恵器・埴輪片が含まれており、西側に隣接する丘陵上に古墳が存在するか、或いは、SD625自体が小規模な古墳の周溝である可能性が考えられる。7世紀の遺構は地山を埋め立てた後に掘削される斜行溝SD660と、溝を埋め整地した後に展開する柱穴群がある。柱穴群は重複関係より4時期以上の変遷がある。掘立柱塀SA640は抜取穴出土遺物より藤原宮期の区画施設であると考えられる。調査区東側に東一坊坊間路が想定されており、坊間路との区画塀の可能性がある。当該期における左京八条一坊西南坪の占地状況を考える上で、重要である。調査区の制約から、掘立柱塀以外の各柱穴同士の組み合わせについては、不確定な要素が残った。しかし今回明らかになった遺構の濃密な分布は、当該地域における活発な土地利用の過程の一端を示すと考えられる。特に藤原宮期の掘立柱塀や、それ以前の斜行溝、規模の大きな柱穴の存在などは、藤原京の造営前後における当地域の土地利用の変遷を示す可能性がある。周辺の調査事例の蓄積が望まれる。
遺跡名 藤原京右京六条二・三坊西二坊大路、四分遺跡
遺跡名かな ふじわらきょう
本内順位 7
遺跡所在地 橿原市四分町
所在地ふりがな かしはらししぶちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342954.88
東経(世界測地系)度分秒 1354803.46
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.498577 135.800961
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101007-20101129
調査面積(㎡)
280
調査原因 建物建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
弥生
飛鳥白鳳
平安
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
土器
石製品
金属製品
動植物遺存体
特記事項 167次。調査地区5AJM-B。
 調査の主たる目的であった藤原京西二坊大路の東西両側溝については、南北溝SD10930・SD10933を検出したが、埋没時期や遺構の位置等の要因により、比定するには至らなかった。東側溝については、第60-8次調査から想定される位置に南北溝SD10930を検出した。SD10930が中世に埋没したことはほぼ確実であろうが、条坊側溝が中世まで何らかの形で利用されていた可能性など、今後検討すべき課題である。西側溝については、第69-8次調査および第69-12次調査から想定される位置に遺構は検出されなかったが、想定位置より少し西に平安時代に埋没した南北溝SD10933を確認している。調査地周辺には条坊遺構の遺存する可能性も十分残されており、さらなる調査がまたれる。
 また、調査地の中世と弥生時代の様相がうかがえた。中世には東西方向の溝を数度にわたり掘削しなおす様子が確認された。調査地の周辺に集落が営まれていた可能性が指摘できる。弥生時代の溝2条SD10951・SD10950を検出したことなどから、調査地は四分遺跡の集落の一部であったことが確認されたが、住居跡や墓地などは確認されず、集落の周縁部であったことが伺える。四分遺跡の集落構成を考察するうえで重要な知見を得たといえよう。
遺跡名 藤原宮東方官衙南地区
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 8
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343002.72
東経(世界測地系)度分秒 1354842.90
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.500755 135.811916
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100422-20100430
調査面積(㎡)
28
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
平安
主な遺構
建物
柱穴
主な遺物
土器
石製品
埴輪
縄文土器
埴輪
特記事項 162-1次。調査地区5AJC-P。
藤原宮期と推定できる建物や塀を複数確認し、東方官衙南地区の様相の一端を把握することができた。なかでも掘立柱建物1棟は柱穴規模の大きさから、正殿あるいは同程度の大型建物であったと推定され、本調査区一帯が官衙中枢部であった可能性がある。また第二次整地土に先行する溝を検出し、藤原宮造営に関わる遺構の可能性があることを指摘した。加えて、縄文時代前期後半の土器が出土し、調査区およびその周辺で縄文時代前期から土地利用があったことがあきらかとなった。

遺跡名かな:ふじわらのみやとうほうかんがみなみちく
遺跡名 藤原宮大極殿院南門、朝堂院東門・西門・南門
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 9
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343000.20
東経(世界測地系)度分秒 1354830.81
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.500055 135.808558
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100428-20100428
調査面積(㎡)
4
調査原因 看板設置
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 162-2次。調査地区5AJF-N、5AJG-B・J・N。
藤原宮四門再現表示のための看板設置に伴う立会調査。各門の脇に約1㎡の掘削をおこなった。深さはいずれも10㎝程度で、遺構に影響がないことを確認した。

遺跡名かな:ふじわらのみやだいごくでんいんなんもん、ちょうどういんひがしもん・せいもん・なんもん
遺跡名 雷丘
遺跡名かな いかずちのおか
本内順位 10
遺跡所在地 明日香村雷
所在地ふりがな あすかむらいかずち
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342918.33
東経(世界測地系)度分秒 1354852.05
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.488425 135.814458
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110204-20110204
調査面積(㎡)
4049
調査原因 植栽整備
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 162-3次。調査地区5AMH-N・F、5AMJ-A。
雷丘の植栽整備にかかわる立会調査。掘削はほとんどの箇所で遺構面には達しなかったものの、斜面部では一部地山を確認した。しかし、遺構は確認されなかった。
遺跡名 藤原宮内裏・大極殿院
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 11
遺跡所在地 橿原市醍醐町
所在地ふりがな かしはらしだいごちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343009.97
東経(世界測地系)度分秒 1354821.65
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.502769 135.806013
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110304-20110304
20110315-20110315
調査面積(㎡)
25
調査原因 現状変更
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 162-4次。調査地区5AJF-H・J・K。
藤原宮跡内にある醍醐池周辺のフェンス設置およびトイレ改修にともなう立会調査。掘削は遺構面に達しなかった。

遺跡名かな:ふじわらのみやだいり・だいごくでんいん
遺跡名 和田廃寺
遺跡名かな わだはいじ
本内順位 12
遺跡所在地 橿原市和田町
所在地ふりがな かしはらしわだちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342905.88
東経(世界測地系)度分秒 1354825.90
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.484966 135.807194
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110309-20110309
調査面積(㎡)
32
調査原因 道路拡幅
遺跡概要
種別
社寺
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 162-5次。調査地区5BWD-L。
道路拡幅工事にともなう立会調査。昭和52年調査時の遺構検出面を確認した。
遺跡名 山田寺
遺跡名かな やまだでら
本内順位 13
遺跡所在地 桜井市山田
所在地ふりがな さくらいしやまだ
市町村コード 292061
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342907.03
東経(世界測地系)度分秒 1354949.41
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.485286 135.830391
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110324-00000000
調査面積(㎡)
72
調査原因 水路改修
遺跡概要
種別
社寺
時代
古代(細分不明)
主な遺構
暗渠
土坑
主な遺物
特記事項 162-6次。調査地区5BYD-D・L。
水路改修にともなう立会調査。古代と考えられる瓦組暗渠状遺構1基と土坑状遺構1基を検出した。
遺跡名 平城宮東方官衙地区
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 14
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344126.07
東経(世界測地系)度分秒 1354758.06
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.690575 135.799461
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20081119-20090206
調査面積(㎡)
255
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
官衙
時代
奈良
主な遺構
土坑
東西棟建物
方形建物
糞溜遺構
主な遺物
特記事項 440次。調査地区6AAF-J。
東方官衙地区SX19198出土の種実遺体と昆虫遺体の分析成果で、何よりも重要なのは、本試料群の時空間的限定性である。厳密な時期については不明であるものの、およそ奈良時代後半に位置づけられる。また、平城宮東方官衙地区という狭いエリアの中であるので、この遺構
の形成には、宮内の官人たちが関与している可能性が高い。これを踏まえた上で、分析の成果は次の3つに集約される。

遺跡名かな:へいじょうきゅうとうほうかんがちく

遺跡名 平城宮東院地区
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 15
遺跡所在地 奈良市法華寺町
所在地ふりがな ならしほっけじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344128.81
東経(世界測地系)度分秒 1354802.42
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.691336 135.800672
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20091001-20100331
調査面積(㎡)
1505
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
城館
時代
奈良
主な遺構
建物
主な遺物
土器
鉄釘
特記事項 446次。調査地区6ALR-G、6ALQ-H。
以上をまとめると、東院中枢部からみて北西に位置する今回調査区では、東院中枢部に至る東西通路と、中枢部の西に位置する総柱建物群を検出した。さらにこれら総柱建物群を倉庫空間として理解するならば、東院西北部において初めて儀式・実務の空間として利用された時期が聞に挟まることが分かった。その変遷は断絶的であり、6時期にわたって大規模な建物が重複しながら、ダイナミックにプランが変更されて建て替えられていたことが分かつた。

遺跡名かな:へいじょうきゅうとういんちく
遺跡名 興福寺南大門
遺跡名かな こうふくじなんだいもん
本内順位 16
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344056.48
東経(世界測地系)度分秒 1354952.07
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.682355 135.83113
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090713-20031222
調査面積(㎡)
774
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
社寺
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
礎石
抜取穴
建物
礎石抜取穴
鎮壇具埋納遺構
金剛力士像
瓦廃棄土坑
瓦だまり
主な遺物
土器
鎮壇具
特記事項 458次。調査地区6BKF-J。
①南大門の基壇および建物の規模を確定。残存する地覆石から、基壇は東西31.0×南北16.7mと判明した。また、礎石とその抜取穴の配置から、門は2間×5間、東西23.1m、南北9.0mに復元できる。
②基壇外装の変遷を明らかにした。創建時(1期)の地覆石は残存しないが、最初の改修(Ⅱ期)で溶結凝灰岩・羽目石+玉石敷に、2度目の改修(Ⅲ期)で花崗岩の地覆石・羽目石に変更されたことが判明した。花崗岩の地覆石・羽目石を撤去したのは明治時代のことであろう。
③創建時の鎮壇具を基壇中央で発見。南都諸大寺の門では初の埋納例である。X線撮影等によれば、内容物は和同開珎とガラス小玉とわかり、今後慎重に取り出す予定。
④門造営以前の旧地形や、基壇の造営過程が判明。門の東半分は谷にかかり、これを厚い整地層で埋めて平坦地を確保している。基壇の造営にあたって振込地業をおこない、丁寧な版築で基壇を築いていることが明らかになった。
遺跡名 興福寺旧境内
遺跡名かな こうふくじきゅうけいだい
本内順位 16
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344104.72
東経(世界測地系)度分秒 1354956.57
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.684644 135.83238
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20091208-20100129
調査面積(㎡)
43
調査原因 バス停建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
平安
主な遺構
素掘溝
築地塀
主な遺物
須恵器片
軒平瓦
特記事項 465次。調査地区6BKF-E。
奈良県庁前のバス停設置にともなう事前の発掘調査である。調査区は、東区・西区(大宮通りの北側)、南区(大宮通りの南側)の3ヵ所に分かれる。
遺跡名 平城宮東方官衙地区
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 18
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344123.43
東経(世界測地系)度分秒 1354758.23
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.689841 135.799508
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100121-20100423
調査面積(㎡)
666
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
官衙
時代
奈良
主な遺構
築地塀
礎石建物
道路
東西溝
掘立柱塀
掘立柱東西棟建物
主な遺物
土器
鉄製品
木簡
円板形木製品
籌木
ウマの歯
鬼瓦
石突状鉄製品
特記事項 466次。調査地区6AAG-G・H・I。
礎石建物が狭い間隔で築地塀を挟んで建ち並ぶという極めて珍しい建物配置を明らかにし、レーダーによる地下探査と併せて、ひとつの官衙区画の全件像を把握することができました。また官衙区画の配置は東区朝堂院と強く関連する配置計画であったことも分かりました。今後、東方官衙地区の周辺を調査する上で貴重な手掛かりを得ることができたといえます。

遺跡名かな:へいじょうきゅうとうほうかんがちく
遺跡名 興福寺旧境内
遺跡名かな こうふくじきゅうけいだい
本内順位 19
遺跡所在地 奈良市東向北
所在地ふりがな ならしひがしむききた
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344104.44
東経(世界測地系)度分秒 1354943.87
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.684566 135.828852
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100202-20100217
調査面積(㎡)
28
調査原因 店舗兼用住宅建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
平安
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
南北溝
主な遺物
土師器小皿
磁器
乾元大寶
特記事項 467次。調査地区6AED-E。
本調査区の東約150mに位置する立会2009ー7次調査区では、1986年の第174ー7次調査で検出した東西方向の築地塀SA9465とその北側溝SD9466を再検出している。SD9466は、埋土に含まれる土器の年代観から、12 世紀末~ 13世紀前半には埋没したとみられる(『紀要 2010』)。またSA9465の築造は鎌倉時代以前で、奈良時代まで遡りうると推定される(『昭61平城概報』)。今回検出した東西溝SD9460は、ちょうどSD9466の西延長上に位置し、並存していた可能性もある。しかし、掘込地業SX9463が築地塀にともなうものとすれば、 SD9460は築地塀の南側に位置することになり、SD9466 が築地塀の北側に位置するのとは異なる。SD9460と SD9466の関係は明確ではなく、その解明は今後の課題である。
遺跡名 法華寺旧境内
遺跡名かな ほっけじきゅうけいだい
本内順位 20
遺跡所在地 奈良市法華寺町
所在地ふりがな ならしほっけじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344128.48
東経(世界測地系)度分秒 1354816.11
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.691244 135.804475
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100310-20100331
調査面積(㎡)
22
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
江戸
主な遺構
南北溝
柱穴
南北溝
柱穴列
主な遺物
桟瓦
特記事項 468次。調査地区6BFK-I。
本調査では小規模であったが、3層の整地土と3条の柱穴列を検出するなど重要な成果をあげることができた。今回の調査区は、法華寺の伽藍配置から回廊が推定される場所にあたるため、検出した南北方向の柱穴列が回廊の一部であった可能性がある。また、凝灰岩を多量に含む層は、基壇建物を壊して整地したものと考えられる。この層の年代は確定できないものの、伽藍配置からは基壇建物が想定できない。法華寺より前の時期に基壇建物が存在した可能性が示唆される。今後の周辺地区における調査の進展を期待したい。
遺跡名 平城京左京三条一坊十坪
遺跡名かな へいじょうきょう
本内順位 21
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344104.40
東経(世界測地系)度分秒 1354723.92
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.684555 135.789977
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101102-20101116
調査面積(㎡)
60
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
流路
柱穴列
主な遺物
土器類
鉄製風鐸
特記事項 463次。調査地区6AGF-N。
共同住宅の建設にともなう事前調査。東西10m、南北6mの調査区を設定し、現地表面下約1.2m(H=64.2m)で遺構面を確認した。穴5基、旧流路1条等を検出した。
遺跡名 興福寺旧境内
遺跡名かな こうふくじきゅうけいだい
本内順位 22
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344110.96
東経(世界測地系)度分秒 1355001.60
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.686377 135.833777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100413-20100512
調査面積(㎡)
15
調査原因 オイルタンク設置
遺跡概要
種別
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
土坑
主な遺物
土器
瓦磚
特記事項 464次。調査地区6BKF-I。
今回の調査では、調査区が狭小のため、検出遺構の性格などが必ずしも十分ではないが、以下のようなことが判明した。まず、遺構の残存状況は、合同庁舎建設時あるいはそれ以前の攬乱によって破壊されている部分が多いものの、標高90.3mのコンクリートが敷かれた直下には近世頃の遺構面が部分的に残存している。その下には中世・古代の遺構も遺存し、時代が降るとともに整地をくり返して、地盤が上がっているらしい。合同庁舎の敷地北方は、地盤が低く擁壁が造られているが、上記のような整地の様相からみて、近現代に大きく地盤を削平し
て造成されたのでなければ、近世以来の土地利用の様相を残している可能性がある。
 
遺跡名 平城宮東院地区
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 23
遺跡所在地 奈良市法華寺町
所在地ふりがな ならしほっけじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344129.87
東経(世界測地系)度分秒 1354801.79
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.69163 135.800497
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100401-20101029
調査面積(㎡)
850
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
建物
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
巡方
佐渡埋碗片
銭貨
特記事項 469次。調査地区6ALF-H。
①南北を分断する数条の区画
調査区中央部と北側で、数時期にわたって建て替えられた東西塀を確認した。また、中央の塀に隣接して幅約1mの溝が2条あり、古い時期の石組溝と、それを少し北にすらして 付け替えた新しい時期の石組溝とみられる。これらの溝をまたぐ建物が存在しないため、塀の有無に関わらず、区画溝として機能していた可能性が高いと考えられる。
各時期を通じ、この調査区中央部の溝と塀を境界として南北に建物群が配置され、北側は時期によってさらに細かく区画されていたとみられる。
②中央の区画を境とした南北で異なる建物群
前述の中央の区画をはさんで南と北では、建物群の規模と展開が異なっている。南側では、柱間距離や掘形をみると大規模なものが多いが、北側には小規模なものが多い。この中央の区画を境界とする南北差は、遺物の出土状況や内容にも表れており、南側よりも北側での出土量が多いという傾向がある。遺物の内容として食器類や大甕が目立っことから、より北側でこれらを保管あるいは使用していた可能性がある。こうした状況は、今回の調査区より南方で見つかった大規模な総柱建物群が展開する空間では、認められない。遺物の内容と豊富さは、これらの空間とは性格が異なることを示 0 0 し、今回調査区の付近は、東院での人々の生活を支えるバックャード的機能を備えた空間であったと考えられる。
③頻繁な土地造成と建物の建て替え
今回の調査では、6期以上の建物群の変遷が認められた。これとともに、特に標高が低い場所において何度も整地を繰り返しながら、建物の建て替えが行われていた痕跡を確認した。この地区では、当初北東一南西方向に開析する谷があり、その場所を平坦に造成して建物群がつくられている。こうした地形の改変は、地盤の軟弱化などその後の建て替えに何らかの影響を与えたらしく、これを改善するために整地を繰り返していたと想定される。

遺跡名かな:へいじょうきゅうとういんちく

遺跡名 平城京右京三条一坊十五坪
遺跡名かな へいじょうきょう
本内順位 24
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344105.75
東経(世界測地系)度分秒 1354720.50
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.68493 135.789027
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100506-20100513
調査面積(㎡)
24
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
溜まり状遺構
柱穴
土坑
主な遺物
土器
金属滓
特記事項 470次。調査地区6AGF-P。
個人住宅の建設にともなう調査で、調査面積は約24㎡(南北4m×東西6m)。現地表は標高66.7m程で、遺構検出面はH=65.6m。主な検出遺構は中世溜まり状遺構1基、中世以降の柱穴2基、近世以降の土坑1基である。土器・瓦・金属滓などが出土した。
遺跡名 平城宮跡
遺跡名かな へいじょうきゅうせき
本内順位 25
遺跡所在地 奈良市二条町
所在地ふりがな ならしにじょうちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344141.20
東経(世界測地系)度分秒 1354724.83
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.694777 135.79023
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100517-20100518
調査面積(㎡)
7
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
灰色粘土層上面
主な遺物
丸瓦
平瓦
特記事項 471次。調査地区6ACO-P。
個人住宅の建設にともなう調査で、調査面積は7㎡。当該宅地は、大半を奈文研が第49次(1968年)で発掘調査をおこなっており、調査がおよんでいない敷地東南隅部分を対象とした。第49次調査と同じ遺構検出面では顕著な遺構を確認できなかったが、瓦片を含む整地層を除去したところ、粘土を埋土として東に落ちる遺構を検出した。第49次調査では遺構面に到達していなかった可能性があるとともに、この付近は浅い沼状を呈していたと考えられる。
遺跡名 平城京左京一条二坊十六坪
遺跡名かな へいじょうきょう
本内順位 26
遺跡所在地 奈良市法華寺町
所在地ふりがな ならしほっけじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344144.15
東経(世界測地系)度分秒 1354821.28
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.695597 135.805911
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100601-20100604
調査面積(㎡)
28
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
近世(細分不明)
主な遺構
柱穴
溜まり状遺構
土坑
主な遺物
土器
金属滓
特記事項 472次。調査地区6AFB-Q。
個人住宅の建設にともなう調査で、調査面積は約24㎡(南北4m×東西6m)。現地表は標高66.7m程で、遺構検出面はH=65.6m。主な検出遺構は、中世溜まり状遺構1基。中世以降の柱穴2基。近世以降の土坑1基である。土器・瓦・金属滓などが出土した。
遺跡名 西大寺旧境内
遺跡名かな さいだいじきゅうけいだい
本内順位 27
遺跡所在地 奈良市西大寺小坊町
所在地ふりがな ならしさいだいじこぼうちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344143.76
東経(世界測地系)度分秒 1354642.64
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.695488 135.778511
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100922-20101001
調査面積(㎡)
15
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
明治
大正
昭和
平成
主な遺構
土坑
L字形溝
主な遺物
丸瓦
平瓦
凝灰岩
土器
特記事項 473次。調査地区6BSD-Q。
個人住宅の建設にともなう事前調査。東西5m×南北3mの調査区を設定した。現地表下約1.5m(H=75.3m)で遺構面を確認し、土坑1基、L字形の溝2条を検出した。設定した調査区は、西大寺金堂院の回廊の外側と推定される位置にあったが、本調査では回廊にともなうと考えられる遺構は検出されず、当初の推定を裏付ける結果となった。
遺跡名 薬師寺境内
遺跡名かな やくしじけいだい
本内順位 28
遺跡所在地 奈良市西ノ京町
所在地ふりがな ならしにしのきょうちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344007.49
東経(世界測地系)度分秒 1354706.83
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.668747 135.78523
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100816-20101021
調査面積(㎡)
77
調査原因 防災工事
遺跡概要
種別
社寺
時代
主な遺構
土坑
東西溝
南北溝
主な遺物
軒瓦
平瓦
鉄釘
炉壁片
竹片
種子
特記事項 474次。調査地区6BYS-L。
調査区は防災設備位置を含む逆L字型のトレンチを設定した南北のトレンチ幅約1m、長さ役4mと幅約2m、長さ9m、東西トレンチ幅2m、長さ10m、幅2m、長さ21mの計80㎡の範囲を設定した。
遺跡名 薬師寺休ヶ岡八幡宮境内
遺跡名かな やくしじやすみがおかはちまんぐう
本内順位 29
遺跡所在地 奈良市西ノ京町
所在地ふりがな ならしにしのきょうちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344001.37
東経(世界測地系)度分秒 1354703.42
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.667047 135.784283
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101005-20101207
調査面積(㎡)
41
調査原因 防災工事
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
土坑
赤褐色土層
主な遺物
丸瓦
平瓦
土器
特記事項 475次。調査地区6BIF-Q・R。
休ヶ岡八幡宮の創建(9世紀末)以前における土地利用の一端を明らかにできた。奈良時代の検出遺構はRB51区を中心に検出した落込みSX01が唯一だが、これは八幡宮の立地する微高地の東据を溝状に開削したもので、東西方向の断面観察ではあたかも溝状を呈する。管路に沿う狭長なトレンチ調査のため、SX01の全貌を明らかにすることはできなかったが、その埋土から出土した土器が奈良時代前半のものであることから、奈良時代以前に地形改変をくわえたことがあきらかである。また、地山が社殿の側(調査地の西側)で高くなることから、八幡宮が自然地形の高所を選んでいることも判明した。一方、社殿の西側では地山が西側へと傾斜していることを確認できたが、明確な遺構は検出できなかった。

遺跡名かな:やくしじやすみがおかはちまんぐうけいだい
遺跡名 薬師寺境内
遺跡名かな やくしじけいだい
本内順位 30
遺跡所在地 奈良市西ノ京町
所在地ふりがな ならしにしのきょうちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344006.02
東経(世界測地系)度分秒 1354702.44
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.668338 135.784011
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110117-20110225
調査面積(㎡)
65
調査原因 防災工事
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
主な遺構
石敷き
井戸
瓦廃棄土坑
主な遺物
鉄釘
金堂製垂木先金具
土器
特記事項 476次。調査地区6BYS-K。
薬師寺白鳳伽藍の防災工事にともなう発掘調査。調査地は金堂の南側に南北方向の調査区を2ヵ所、金堂の西に東西方向の調査区を1カ所設定した。調査面積は計65㎡。金堂南側では地表下70~80㎝で、薬師寺創建期と思われる河原石を敷き詰めた遺構、室町時代の金堂の倒壊時の瓦の廃棄土坑などを検出。金堂西側でも室町時代の瓦廃棄土坑を検出した。多量の瓦が出土したほか、金銅製の飾り金具も出土した。
遺跡名 春日東塔院
遺跡名かな かすがとうどういん
本内順位 31
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344059.00
東経(世界測地系)度分秒 1355013.81
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.683055 135.837169
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101115-20101227
調査面積(㎡)
219
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
社寺
時代
平安
鎌倉
主な遺構
雨落溝
下層遺構
土坑
礫敷
土器
主な遺物
丸瓦
平瓦
土器
陶磁器
土製品
石器
石製品
金属製品
鉄滓
木製品
木炭
特記事項 477次。調査地区6AEO-L。
今回の調査は1965年の成果をうけて、春日東塔院の北東隅を解明し、遺跡の範囲を押さえることを目的とした。そのため奈良博本館(現在の「なら仏像館」)の南東に計219㎡(うち8㎡は北門推定位置)の調査区を設定し、2010年11月15日から12月27日まで学術調査をおこなった。
遺跡名 平城京左京一条一・二坊
遺跡名かな へいじょうきょう
本内順位 32
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344108.84
東経(世界測地系)度分秒 1354743.31
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.685788 135.795363
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101208-20110330
調査面積(㎡)
1030
調査原因 建物建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
盛土
旧耕作土
旧床土
掘立柱東西棟建物
柱穴
掘立柱東西塀
掘立柱南北塀
井戸
L字形溝
東西溝
瓦だまり
土坑
埋土
主な遺物
須恵器
土師器
墨書土器
円筒埴輪片
軒瓦
人形
刀子柄
独楽
工具柄
タモ
手斧
鉄釘
和同開珎
木簡
特記事項 478次。調査地区6AFJ-P・R。
①三条条間北小路、左京三条一坊一坪の坪内道路を想定位置で検出し、一坪が少なくとも南北にほぼ二分して使用されたことがあきらかになった。また、三条条間北小路に面して築地塀などの遮蔽施設は確認されず、一坪は区画施設をもたないかのうでいが高い。調査区全体としても遺構の密度は低く、巨大な井戸を設けていることから。この地が特殊な場所であったと考えられる。今後、調査を継続的におのない、当地区の性格をあきらかにする必要がある。
②平城宮最大級の井戸を検出した。井戸は上下二段で、下段の平面形が六角形という複雑な構造であり、この井戸が設けられた場所の重要性を示すとみられる。井戸の埋土からの遺物は現在洗浄・整理作業中であるが、井戸の使われ方や、周辺の地区の性格を示す手掛かりとなるだろう。
遺跡名 興福寺旧境内
遺跡名かな こうふくじきゅうけいだい
本内順位 33
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344111.30
東経(世界測地系)度分秒 1354958.18
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.686472 135.832827
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110308-20110317
調査面積(㎡)
18
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
礫土層
主な遺物
瓦片
土器片
特記事項 479次。調査地区6BKF-I。
個人住宅の建設にともなう事前調査。調査地は興福寺旧境内の北端に位置する。東西6m、南北3mの調査区を設定、調査面積は18㎡。地表下1.2mほどで、河原石を敷き詰めた面を検出し、調査区東北隅では池状遺構を検出。出土遺物はきわめて少ないが、中世のある段階には埋没したと考えられる。
遺跡名 平城宮北方
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 34
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344148.56
東経(世界測地系)度分秒 1354740.81
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.696822 135.794669
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110215-20110302
調査面積(㎡)
10
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
古墳
時代
旧石器
縄文
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
小穴
古墳の墳丘
周溝
主な遺物
土器片
瓦片
円筒埴輪
特記事項 480次。調査地区6ASB-K。
個人住宅建設にともなう発掘調査。南北4m、東西2~3mの調査区を設定。現代盛土(約80㎝)、褐色土(約40㎝、中世遺物含)の下位の橙色土(約10~40㎝)上面で古代の瓦を含む小穴を検出。橙色土下で、北半では古墳の葺石(多くは転石)、その下の裏込石、墳丘を、南半では周溝を検出した。周溝から円筒埴輪が出土している。

遺跡名かな:へいじょうきゅうほっぽう
要約

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