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奈良文化財研究所紀要

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/14508
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.14508
引用表記 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所 2006 『奈良文化財研究所紀要:奈良文化財研究所紀要』独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所 2006 『奈良文化財研究所紀要』奈良文化財研究所紀要
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書名 奈良文化財研究所紀要
発行(管理)機関 奈良文化財研究所 - 奈良県
有償頒布・配布ページ https://www.nabunken.go.jp/publication/goods.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ならぶんかざいけんきゅうじょきよう
副書名
巻次 2006
シリーズ名 奈良文化財研究所紀要
シリーズ番号
編著者名
編集機関
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
発行機関
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
発行年月日 20060620
作成機関ID
郵便番号 6308577
電話番号 742306733
住所 奈良県奈良市二条町2丁目9番1号
報告書種別
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 001 図版
英語タイトル
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 1 - 8 , 図版1-8
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 002 奈良文化財研究所紀要目次
英語タイトル
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 1 - 1
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 003 奈良文化財研究所紀要例言
英語タイトル
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 1 - 1
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 004 カンボディア・西トップ寺院の調査 -第3次・第4次・第5次-
英語タイトル Investigation of Western Prasat Top,Cambodia
著者
杉山 洋
神野 恵
豊島 直博
ページ範囲 3 - 5
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 005 バーミヤーン谷における考古調査
英語タイトル Archaeological survey in Bamiyan Valley
著者
森本 晋
ページ範囲 6 - 7
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 006 バーミヤーン遺跡の石窟寺院遺構 -2005年11月建造物班調査-
英語タイトル Architectural investigation of cave temples of the Bamiyan Valley site.November 2005
著者
窪寺 茂
ページ範囲 8 - 9
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 007 ベトナム社会主義共和国ハタイ省ドンラム村の調査と保存
英語タイトル Astudy of Don Lam village.Vietnam, and plans for its preservation
著者
島田 敏男
ページ範囲 10 - 11
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 008 唐大明宮太液池の調査と共同研究
英語タイトル Cooperative excavation and research at Taiye pool. Darning palace. 'inthe Tang dynasty capital of Chang'an,China
著者
今井 晃樹
ページ範囲 12 - 13
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 009 中国河南省安陽小南海遺跡の石器群
英語タイトル The palaeolithic industry of Xiaonanhai,Henan,China:A memorial writing for Prof. AN Zhimin
著者
加藤 真二
ページ範囲 14 - 15
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 010 窯道具から見た我国の施釉陶器の起源
英語タイトル The origin of Japanese glazed ceramics as judged from kiln equipment
著者
巽 淳一郎
ページ範囲 16 - 17
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 011 平城京出土の新羅土器
英語タイトル Silla Pottery unearthed in the Nara capital
著者
千田 剛道
ページ範囲 18 - 19
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 012 古代建築の大棟中央飾り -平城宮大極殿の復元研究-
英語タイトル The middle ornament on the roof ridge of ancient Japanese buildings: Research on reconstructing the former Imperial Audience Hall of the Nara palace
著者
山田 宏
窪寺 茂
清水 重敦
ページ範囲 20 - 21
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 013 第一次大極殿の瓦の製作 -瓦の色と表面調整方法-
英語タイトル Reproduction of roof tilesof the Former Imperial Audience Hall Compound, Nara palace site
著者
大林 潤
ページ範囲 22 - 23
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 014 復原建物の設備整備における現状と課題
英語タイトル The present situation and problems of modern use of reconstructed buildings
著者
金井 健
ページ範囲 24 - 25
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 015 2つの通り土間を持つ家 -塩尻市における2件の歴史的建造物調査から-
英語タイトル Residences with two earthen floors:From the investigations of two historic buildings in Shiojiri city
著者
清水 重敦
ページ範囲 26 - 27
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 016 佐川町・竹村家住宅の調査
英語タイトル Investigation of the Takemura residence, Sagawa town. Kochi prefecture
著者
清永 洋平
ページ範囲 28 - 29
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 017 倉敷市・野崎家旧宅の調査
英語タイトル Investigation of the Nozaki former residence. Kurashiki city,Okayama
著者
箱崎 和久
ページ範囲 30 - 31
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 018 鳥取県における近代和風庭園の構成と意匠
英語タイトル Composition and design of modern Japanese style gardens in Tottori prefecture
著者
粟野 隆
ページ範囲 32 - 33
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 019 イースター島モアイ石像の保存科学的研究
英語タイトル Conservation of Moai stone statues on Easter Island
著者
高妻 洋成
脇谷 草一郎
肥塚 隆保
ページ範囲 34 - 35
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 020 キトラ古墳出土遺物の 科学的調査
英語タイトル Scientificinvestigation of excavated objects recovered from the Kitora tomb
著者
村上 隆
ページ範囲 36 - 37
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 021 西谷2号墓出土ガラス釧などの考古学的調査
英語タイトル Scientificinvestigation of glass objects excavated from the Nishitani No.2 tomb
著者
肥塚 隆保
降幡 順子
ページ範囲 38 - 39
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 022 光学的物性と出土陶磁器表面の風化に関する調査
英語タイトル Correlation of optical reactions and visible surface damage on weathered ceramics
著者
降幡 順子
ページ範囲 40 - 41
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 023 遺跡の露出展示に向けた基礎研究
英語タイトル Fundamental research for the on-site exhibition of soil structural remains
著者
脇谷 草一郎
高妻 洋成
ページ範囲 42 - 43
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 024 藤原宮出土荷札木簡補遺 -『藤原宮木簡一』『同二』-
英語タイトル Supplement on shipping label wooden tablets from the Fujiwara palace site
著者
市 大樹
ページ範囲 44 - 45
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 025 信円の花押 -興福寺所蔵「有法差別本作法義」をめぐって-
英語タイトル Shinen's seal on Kofukuji temple documents. vol.69. no.80
著者
吉川 聡
ページ範囲 46 - 47
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 026 難波津の歌の新資料 -姫路市辻井遺跡出土木簡の再釈読-
英語タイトル A newly found item of practice calligraphy with the "Naniwazu″ Poem:
著者
山本 崇
ページ範囲 48 - 48
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 027 II-1 藤原宮の調査 藤原宮発掘調査位置図
英語タイトル 1 Excavations at the Fujiwara palace site
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 51 - 51
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 028 朝堂院東第六堂の調査 -第136次
英語タイトル Excavation of the eastern Sixth Hall (no.136)
著者
市 大樹
石田 由紀子
金田 明大
渡辺 丈彦
豊島 直博
井上 和人
ページ範囲 52 - 63
NAID
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時代
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史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 029 内裏地区・内裏東官衙地区の調査 -第138-2次
英語タイトル Excavation of the Imperial Domicile and the government offices sector east of the Imperial Domicile (no.138-2)
著者
箱崎 和久
金田 明大
石田 由紀子
ページ範囲 64 - 69
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 030 朝堂院東地区の調査 -第138-3次
英語タイトル Excavations of the eastern area in the State Halls Compound (no. 138-3)
著者
加藤 雅士
石田 由紀子
ページ範囲 70 - 72
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都道府県
時代
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史跡・遺跡種別
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抄録(内容要約)
タイトル 031 II-2 飛鳥地域等の調査 飛鳥地域発掘調査位置図
英語タイトル 2 Excavations in and around the Asuka area
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 73 - 73
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都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 032 川原寺の調査-第133-12次
英語タイトル Excavation at Kawaharadera temple (no.133-12)
著者
箱崎 和久
花谷 浩
ページ範囲 74 - 81
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都道府県
時代
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遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 033 雷丘の調査 -第139次
英語タイトル Excavation of Ikazuchi-no-oka (no. 139)
著者
神野 恵
飛田 恵美子
ページ範囲 82 - 85
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抄録(内容要約)
タイトル 034 石神遺跡(第18次)の調査 -第140次
英語タイトル Excavation at the Ishigami site(no.140)
著者
金田 明大
ページ範囲 86 - 86
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都道府県
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抄録(内容要約)
タイトル 035 甘樫丘東麓遺跡の調査 -第141次
英語タイトル Excavation at the Amakashi-no-oka Toroku site(no.141)
著者
豊島 直博
筧 和也
ページ範囲 87 - 90
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都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 036 III 平城宮跡等の調査概要 2005年度平城宮跡発掘調査部発掘調査一覧ほか(表15~17)
英語タイトル ⅢExcavations at the Nara Palace and other sites
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 91 - 92
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 037 III-1 平城宮の調査 平城宮発掘調査位置図
英語タイトル 1 Excavations at the Nara Palace site
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 93 - 93
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 038 東院地区西北部の調査 -第381次
英語タイトル Excavation of the northwest part of the East Palace sector (no.381)
著者
神野 恵
高橋 克壽
今井 晃樹
井上 和人
金井 健
ページ範囲 94 - 101
NAID
都道府県
時代
文化財種別
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抄録(内容要約)
タイトル 039 中央区朝堂院の調査 (平城第389次)
英語タイトル Excavation of the Former State Halls Compound (no.389)
著者
中川 あや
西口 壽生
次山 淳
清永 洋平
ページ範囲 102 - 111
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
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抄録(内容要約)
タイトル 040 2004・2005年度飛鳥藤原宮跡発掘調査部発掘調査・立会調査一覧ほか(表9~11)
英語タイトル
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 50 - 50
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 040 内裏北外郭の調査 -第386次・387次・397次
英語タイトル Excavation of the northern government offices sector of the Imperial Domicile (nos. 386, 387,397)
著者
今井 晃樹
金井 健
ページ範囲 112 - 113
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 041 朝集殿院の調査 -第394次・第399次
英語タイトル 041 Excavation of the Assembly Hall Compound (nos. 394, 399)
著者
今井 晃樹
森川 実
ページ範囲 114 - 118
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
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抄録(内容要約)
タイトル 042 III-2 平城京と寺院の調査 平城京発掘調査位置図
英語タイトル
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 119 - 119
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 043 旧大乗院庭園の調査 -第390次
英語タイトル Excavation of the garden of the former Daijoin temple (no. 390)
著者
高橋 克壽
林 正憲
和田 一之輔
ページ範囲 120 - 129
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 044 興福寺一乗院跡の調査 -第393次
英語タイトル Excavation of Ichijoin site in the former precinct of Kofukuji temple (no. 393)
著者
大林 潤
高橋 克壽
林 正憲
ページ範囲 130 - 131
NAID
都道府県
時代
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抄録(内容要約)
タイトル 045 東一坊大路の調査 -第396次
英語タイトル Excavation at East First Street (no.396)
著者
小田 裕樹
ページ範囲 132 - 132
NAID
都道府県
時代
文化財種別
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抄録(内容要約)
タイトル 046 右京三条一坊の調査 -第384次・第388次
英語タイトル Excavation at West Third Ward on First Street (no.384,388)
著者
金井 健
今井 晃樹
ページ範囲 133 - 133
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
他の電子リソース
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 川原寺
遺跡名かな かわはらでら
本内順位 1
遺跡所在地 明日香村川原
所在地ふりがな あすかむらかわはら
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342820.60
東経(世界測地系)度分秒 1354901.59
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.472388 135.817108
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050202-20050308
調査面積(㎡)
103
調査原因 庫裏建替
遺跡概要
種別
社寺
時代
飛鳥白鳳
近世(細分不明)
主な遺構
川原寺礎石建物
土坑
便槽
主な遺物
塼仏
壁土
特記事項 133-12次。調査地区5BKH-E。
『紀要2006』当初の想定通り、川原寺の経楼もしくは鐘楼の遺構と考えられる、礎石建物やそれにともなう凝灰岩基壇外装や雨落溝を検出した。また、文献にある通り、9世紀中~後半および建久2年(1191)の2度の火災の痕跡を確認し、礎石建物が2度にわたり再構築されたことが判明した。
(『紀要2005』より:中金堂北西にある光福寺庫裏建て替えに伴う事前調査。鐘楼もしくは経楼の推定位置で、直径約1mの円柱座をもつ礎石6このほか、基壇外装にあたる凝灰岩切石列を検出。南北3間・東西2間の建物の東半と考えられる。詳報は次年度の紀要に掲載予定。)
遺跡名 藤原宮朝堂院東第六堂
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 2
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342955.78
東経(世界測地系)度分秒 1354828.86
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.498827 135.808016
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20041006-20051118
調査面積(㎡)
2062
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
平安
主な遺構
藤原宮朝堂院東第六堂
建物
通路
土坑
主な遺物
土器
金属製品
銭貨
木簡
鋳造関連遺物
土製品
動植物遺存体
特記事項 136次。調査地区5AJG-M。
成果と課題
「新城」段階の建物  東第六堂の下層で、ほぼ正方位にのる掘立柱建物を検出することができ、藤原宮造営以前の「新城」段階の可能性がでてきた。東第六堂の遺構を保全するため、部分的な検出にとどめざるを得なかったが、少なくとも2時期分の建物が想定される。同様の下層柱穴は東第三堂の調査でも3基みつかっており、うち2基はやはり重複していた。また東第二堂の調査でも、柱穴であるとは評価しなかったが、先行する土坑状の遺構を複数検出しており、そのうちのいくつかは柱穴であった可能性がある。これら東第二堂・東第三堂に存在した下層柱穴(もしくは、その可能性のあるもの)は、基壇外周部で検出したもので、大きく2層に分かれる整地土の下層の上面から切り込み、上層の整地土によって覆われるという共通性をもっている。今回の調査で検出した10基の下層柱穴は宮以前の地形が高かった場所に存在したものであった。そのため、第1次整地との前後関係をおさえることはできなかったが、第1次整地が「新城」に関わるものであった可能性を含めて、今後の調査で明らかにしていく必要があろう。
「造営溝」の性格  今回。藤原宮朝堂の調査としては初めて、外周部全体を広く調査することができ、東第六堂の周囲にめぐらされた造営期の溝(以下「造営溝」)の全容を明らかにすることができた。同様の性格をもつ溝は、朝堂院地区の複数の箇所で検出されている。今回の調査で造営期の溝について、①排水路としての機能、②水をはって建物の水準を得るための機能、の2つがあったと想定したが、朝堂院全体で改めて検証してみたい。
 ①について、東第六堂の周囲の造営溝については、南から北、東から西へ流れていたとみて不自然ではない。朝堂院全体でみると、「造営溝」の底面の標高から考えて、東第一堂と第二堂の間に向かって水が流れていたことがわかる。
 朝堂の東半部の調査では、地盤となる造営以前の土壌は、多くの場所で湿潤な状態であったことが明らかにされており、朝堂建物造営に際して、湿気抜きの機能を期した排水溝を設定したとみても問題はない。しかし、そのような土壌であったとすれば、造営の途中、おそらく朝堂建物の瓦葺き工程の終了後に完全に埋め立ててしまい、しかも建物に伴う明確な雨落溝の形跡はなく、基壇周囲の礫敷に雨水を受ける散水的な機能を想定しうるなどの自然排水のありようであったことを考えると、排水のみの機能をもっていたと理解すべきではなかろう。
 ②について、すでに述べたように、東第六堂に限ってみれば、水準溝としての機能を十分に想定しうるが他所ではどうであろうか。
 東第二堂では、東第六堂と同じように建物の四周を造営溝が巡っていたと推定できるが、ここでの場合、建物南側の東西溝SD9780の溝底の標高が72.24m(溝肩は72.57m)であるのに対して、建物北側の東西溝SD9680の溝肩は72.06m(溝底は71.90m)である。この状態ではSD9680の溝底を浸した水を外方に流さない限り、北側では溢れることになる。ただし、東第六堂での造営溝が埋め立てられた後に建物周囲に敷設された整地層と礫敷により完全に被覆されていたので、埋め立て当時の状態のままで遺存していたのに対して、東第二堂の場合は藤原宮廃絶後の削平作用を多少とも蒙っているために、本来の溝肩が明らかではない。その点を考慮すれば、東第二堂にあっても、その造営溝が水準溝としての機能を果たしたとみることもできるが、確証に欠ける。
 また、東第六堂と東第二堂相互で比較すると、造営溝の溝底の標高差は最大で1.27mの違いがあり、少なくとも一連の水平面を確保することは不可能であると判断できる。また東第三堂の調査では、想定される位置にこの種の遺構のないことが確認されている。
 以上、「造営溝」が①②双方の機能をもっていたことは十分に想定できるが、問題点も多く残されているのが現状であり、今後の調査をまつ必要がある。
朝堂の建物形態  藤原宮の朝堂としては初めて建物全体の発掘をおこない、東第六堂とその周囲の遺構を極めて良好な状態で検出することができた。その結果、古文化研究所による戦前における調査所見を訂正することができた。これまでの調査では、個々の発掘区の事情もあって、個別に建物形態を復元していくには困難な問題が残されているが、調査成果を相互に補い合わせて考えると、以下のように整理できるのではなかろうか。
<東第一堂> 太政大臣・左大臣・右大臣の座  国政の重要事項を審議する場
・南北棟入母屋造あるいは寄棟造(四面庇)
・桁行9間(118尺):身舎14尺×7間、南北庇各10尺
 梁行4間(48尺):身舎14尺×2間、東西庇各10尺
・土間床もしくはセン敷 椅子の使用
・凝灰岩を用いた基壇外装
<東第二堂> 大納言・中納言・参議の座  国政を審議する場
・南北棟切妻造(二面庇)
・桁行15間(210尺):身舎14尺×15間
 梁行5間(48尺):身舎10尺×2間 東西庇各9尺、西孫庇10尺
・床張り建物 蓆の使用
・木製基壇?
<東第三堂> 中務省・図書寮・陰陽寮の官人の座
・南北棟切妻造(二面庇)
・桁行15間(210尺):身舎14尺×15間
 梁行5間(48尺)から4間(38尺)に計画変更 身舎10尺×2間 東西庇各9尺
・床張り建物 蓆の使用
・木製基壇?
<東第六堂> 民部省・主計寮・主税寮の官人の座
・東西棟切妻造(二面庇)
・桁行12間(168尺):身舎14尺×12間
 梁行4間(38尺) 身舎10尺×2間 南北庇各9尺
・床張り建物 蓆の使用
・木製基壇?
 上記のようにまとめることができ、東第二堂以下は基本的に同じような建築様式であったと考えられる。しかし、細部をみると、若干の相違点も認められる。たとえば基壇を築成する際、石が多数入れられた東第六堂、そうではない東第二堂・東第三堂といった相違が認められる。また「造営溝」を掘削した東第二堂・東第六堂、掘削しなかった東第三堂という違いもある。こうした状況を造営技術の相違の現れであると捉えるならば、後の国ごとに造営対象を割り当てる「国充て」の源流をみいだしうる可能性もあろう。
平安時代の集落の一形態  東第三堂の調査と同様、朝堂の基壇の高まりを利用して、9世紀頃に屋敷地が形成されていたことが判明した。今回、建物群の外側において、瓦を盛り上げてつくった通路を検出でき、屋敷地どうしを結んでいたことが考えられる。藤原宮の廃絶後、宮の一部は荘園となることが知られており(宮所庄、高殿庄、飛騨庄など)、その集落、もしくは管理施設となる可能性がある。なかでも「宮所庄」は、藤原宮西北隅部の調査の際に井戸から出土した木簡によって、「弘仁元年」(810年)・「弘仁二年」に存在していたことがわかっており、今回検出した遺構と時期的にほぼ重なりあうだけに注目される。今回検出した平安期の遺構が宮所庄に直接関わるかどうかは不明であるが、その可能性を念頭におきながら調査していく必要がある。

遺跡名かな:ふじわらきゅうちょうどういんひがしだいろくどう

遺跡名 雷丘
遺跡名かな いかづちのおか
本内順位 3
遺跡所在地 明日香村雷
所在地ふりがな あすかむらいかづち
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342901.12
東経(世界測地系)度分秒 1354856.55
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.483644 135.815708
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051003-20051205
調査面積(㎡)
505
調査原因 植栽工事
遺跡概要
種別
宮都
時代
古墳
飛鳥白鳳
中世(細分不明)
主な遺構
石室
山城(主郭・福郭・空堀・土坑)
石組
主な遺物
土器
埴輪
金属製品
土製品
銭貨
特記事項 139次。調査地区5AMH-F・N、5AMJ-A・H。
雷丘本体におけるはじめての発掘調査である。古代の遺構としては調査区西端で小石室2墓を検出し、7世紀代の土師器、釘などが出土した。中世には山城として利用され、空堀がめぐらされ、主郭と福郭がつくられている。また、円筒埴輪が多量に出土しており、雷丘には古墳が存在した可能性が高い。
調査の結果、西側斜面からは円筒埴輪の破片がコンテナ5箱ほど出土したが、古墳と断言できる遺構は確認できなかった。これらの埴輪は雷丘の周辺の調査で出土したものと類似し、5世紀後半に位置づけられる。また西側の斜面では7世紀頃のものとみられる小型の埋葬施設を2基検出した。人頭大の石を積みあげた小規模の石室で、副葬品などは見つかっていない。小型石室1は遺存状況がよく、積石が3段分残っており、2段目までを平積みし、3段目は小口積みにする積み方である。南側には墓道をもち、南側で閉塞した痕跡が確認できた。この墓道ないし閉塞口の周辺から少数ながら7世紀中頃の土師器や須恵器が出ていることから、その時期の墓と考えられ、飛鳥時代の雷丘の性格を考えるうえで貴重な発見と言えよう。
 15世紀頃に築造されたとみられる城郭は、基本的に丘を削り出して造っている。このときの大規模な造成で、5世紀後半の古墳をはじめ、丘陵上に存在した古い時期の遺構は削平されたと考えられる。丘の上を平坦に切り、中央に空堀を通して2つの郭を造る。空堀は深さ約2mに及ぶ薬研堀(V字形の堀)で、中央と東側に2条検出した。丘の中腹には武者走りや腰廊とみられるテラスを造り出す。
遺跡名 石神遺跡(第18次)
遺跡名かな いしがみいせき
本内順位 4
遺跡所在地 明日香村飛鳥
所在地ふりがな あすかむらあすか
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342858.66
東経(世界測地系)度分秒 1354906.26
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.482961 135.818405
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051001-20060501
調査面積(㎡)
625
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
古墳
飛鳥白鳳
主な遺構
礫敷
杭列
石垣
自然流路
沼沢地
土坑
主な遺物
土器
木製品
金属製品
石製品
木簡
動植物遺存体
鋳造関連遺物
土製品
特記事項 140次。調査地区5AMD-Q・P。
杭列・石垣について  今回検出した杭列は、確認したものはいずれも先端を尖らせており、据付の痕跡も認められない。このことから、地表から打ち込まれたものと考える。このため、一般的には、その打設の時期を確定することは難しい。しかし、本調査において、確認された杭については、南北溝SD4090の底の部分において上面の高さを揃えた形で出土していること、調査区西端部付近でSD4090の岸の傾斜にあわせて上面の高さもあがることが指摘できる。この点から、これらの杭列はSD4090の掘削以前に存在し、掘削に伴って上部を削られたものであると考えられる。
 また、杭列と石垣の関係であるが、杭列の東南隅の屈曲部に向かって石垣が延び、杭列とぶつかる部分からは東に石が数石認められるだけで、様相を大きく異にする。現状では、この状況について以下の二つの可能性を提示できる。
①ここで石垣が途絶えている。②石垣が東に屈曲する。①の場合は、杭列の打設にともなって石垣を解体したことになる。②の場合は、杭列と石垣が並存したか、あるいは杭列が先行し、それを避けて石垣が作られたと考えられる。また、直角に近い形で屈曲していることになる。石垣の南側延長上にあたる第17次調査区ではこの石垣は確認されていないことから、石垣が調査区の間で屈曲している可能性も否定できない。この想定を採ると、これらの石垣は方形池の護岸を構成する可能性が指摘できる。これらの課題を解決するためにも、本調査区の東隣接地の調査が必要である。
 石垣・杭列の構築年代であるが、沼沢地の整地に関する既存の成果から、その上限は7世紀初頭と考える。杭と石垣の交点付近では、ほぼ完形の土器をはじめ、飛鳥Ⅰの段階に属するいくつかの土器が出土している。これらの土器は出土状況から①の場合は石垣構築以後、②の場合は石垣構築以前のものと考えることができ、遺構の変遷の確定次第、その詳細も明らかとなろう。いずれの想定にせよ、従来の調査の成果では7世紀前半における明瞭な遺構は明らかになっておらず、「調査区全体が沼沢地」(16次)、「整地の状態は従来の想定よりも若干溯る」(17次)と考えてきた本調査区周辺の土地利用の状況を訂正する必要がある。
まとめ  本調査では、7世紀後半の溝と多量の木簡をはじめとする資料を得ることができた。これらは「饗応施設」以後の当該地域の性格を考える重要な資料となる。加えて、遺構の残存状況は良好とはいえないが、杭列・石垣の確認により従来想定していたよりも早い段階から周辺の土地利用がおこなわれていたことが明らかになり、遺構の性格や飛鳥地域の土地利用の変遷について、新たな課題を得ることとなった。
遺跡名 甘樫丘東麓遺跡
遺跡名かな あまかしのおかとうろくいせい
本内順位 5
遺跡所在地 明日香村川原
所在地ふりがな あすかむらかわはら
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342834.63
東経(世界測地系)度分秒 1354848.94
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.476286 135.813594
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調査期間
20050823-20051209
調査面積(㎡)
725
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
平安
鎌倉
近世(細分不明)
主な遺構
建物
土坑
石垣
主な遺物
土器
埴輪
金属製品
特記事項 141次。調査地区5AKG-K・L。
1.谷の広い範囲で大規模な整地をおこなっている様相が判明した。整地土からは7世紀後半の土器が出土し、土地利用の開始時期を推定する手がかりを得た。
2.7世紀代の掘立柱建物6棟を確認した。甘樫丘東麓において、建物を確認したのは今回の調査が初めてである。谷の奥の平坦地に建物群が広がることが明らかになったために、1994年の調査で確認した整地土や焼土層と関連づけて遺跡の具体像を検討することが可能となった。
3.7世紀の大規模な整地の様相は、1994年の調査で確認した焼土層とともに、この場所が蘇我氏の邸宅の候補地であることを示している。今後は掘立柱建物群の年代を確定するとともに、遺跡の全体像の解明に向けた発掘調査が必要である。
遺跡名 藤原宮東方官衙南地区
遺跡名かな ふじわらきゅうとうほうかんがみなみちく
本内順位 6
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343004.96
東経(世界測地系)度分秒 1354837.49
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.501377 135.810413
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調査期間
20050523-20050523
調査面積(㎡)
0
調査原因 納屋建替
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 138-1次。調査地区5AJF-F。
納屋建替に伴う立会調査。納屋の面積は38㎡。調査地は以前に第29-10次調査として発掘されている。建物の施工は掘削を伴わない方法であったため、地下遺構に影響はなく、立会のみで発掘調査をおこなっていない。
遺跡名 藤原宮内裏・内裏東官衙地区
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 7
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343010.43
東経(世界測地系)度分秒 1354831.91
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.502897 135.808863
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調査期間
20051107-20060124
調査面積(㎡)
559
調査原因 道路整備
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
建物
石敷
礫敷
土坑
主な遺物
土器
方形磚
特記事項 138-2次。調査地区5AJF-B・C・J。
藤原宮内裏中心部のやや東において、L字に接続する規模の大きい掘立柱東西・南北塀を確認した。この区画塀の北東側(内側)には掘立柱東西棟建物2棟と石組溝2条を検出し、3時期の遺構変遷が判明した。とくに、もっとも古い時期の東西棟建物SB2230は内裏正殿特有の四面廂付きの身舎梁行3間の建物であり、この区画の性格を知るうえで重要である。また区画塀の東側(外側)には、石敷・礫敷が広がる。

遺跡名かな:ふじわらきゅうだいり・だいりひがしかんがちく
遺跡名 藤原宮朝堂院東地区
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 8
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343000.14
東経(世界測地系)度分秒 1354834.17
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.500038 135.809491
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調査期間
20060111-20060224
調査面積(㎡)
277
調査原因 水路改修
遺跡概要
種別
宮都
時代
古墳
飛鳥白鳳
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
建物
土坑
木樋暗渠
主な遺物
土器
石製品
建築部材
埴輪
特記事項 138-3次。調査地区5AJG-A・B・C・D。
部分的ではあるものの、柱穴掘方が1辺1mを超える複数の掘立柱建物を検出したことから、朝堂院東地区に位置する本調査区は官衙区画内にあたると考えられる。また、一部の柱穴が近接することから、これらの建物には複数時期の変遷があったと推測される。

遺跡名かな:ふじわらきゅうちょうどういんひがしちく
遺跡名 水落・石神遺跡
遺跡名かな みずおち・いしがみいせき
本内順位 9
遺跡所在地 明日香村飛鳥
所在地ふりがな あすかむらあすか
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342853.32
東経(世界測地系)度分秒 1354902.90
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.481477 135.817472
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060123-20060203
調査面積(㎡)
112
調査原因 道路拡幅
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 138-4次。調査地区5AMJ-D・E。
道路拡幅に伴う事前調査。現地表下1.8mで飛鳥川の氾濫原(砂礫層)を確認したのみである。
遺跡名 山田寺
遺跡名かな やまだでら
本内順位 10
遺跡所在地 桜井市山田
所在地ふりがな さくらいしやまだ
市町村コード 292061
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342905.03
東経(世界測地系)度分秒 1354950.45
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.48473 135.83068
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060221-20060228
調査面積(㎡)
9
調査原因 水路改修
遺跡概要
種別
社寺
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 138-5次。調査地区5BYD-A・F。
水路改修に伴う事前調査。既存水落の3箇所に調査区を設定した。検出した遺構はない。
遺跡名 平城宮中央区朝堂院
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 11
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344129.36
東経(世界測地系)度分秒 1354739.49
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.691488 135.794302
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050328-20050802
調査面積(㎡)
1776
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
平安
主な遺構
南北溝
東西溝
堀込地業
石詰め暗渠
南面階段
玉石敷抜取穴
礫敷
掘立柱建物
東西柱穴
主な遺物
土師器
須恵器
瓦器
陶磁器
瓦磚
木製品
金属製品
銭貨
石製品
鍛冶関係遺物
特記事項 389次。調査地区6ABS-C・D。
平成15年度より平城宮中央区朝堂院北部の調査を継続しています。今回の調査は3回目にあたり、朝庭北辺部の様相を解明することを目的としています。また、復原工事のすすむ第一次大極殿を含む大極殿院の整備に資するため、大極殿院南門の未調査部分も調査対象としています。

遺跡名かな:へいじょうきゅうちゅうおうくちょうどういん
遺跡名 旧大乗院庭園
遺跡名かな きゅうだいじょういんていえん
本内順位 12
遺跡所在地 奈良市高畑町
所在地ふりがな ならしたかはたちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344041.96
東経(世界測地系)度分秒 1355001.97
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.678322 135.83388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050719-20051021
調査面積(㎡)
517
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
江戸
主な遺構
西小池排水溝
東大池排水溝
南池
排水溝
配石遺構
あずまや
井戸
方形土坑群
掘立柱建物
礫敷遺構
土器溜まり
主な遺物
土師器
須恵器
縁釉陶器
瓦器
陶磁器
寛永通宝
鉄釘
特記事項 390次。調査地区6BGN-B・C。
1 西小池南池西半の様相がはっきりしたことにより、西小池の全貌がほぼ確定したことになります。つまり、東岸の単純な輪郭に対して、西岸はかなり入り組んだ格好に作り、斜面を覆う護岸の石と州浜で仕上げていたことが判明しました。これは多分にあずまやを設けることと関係があるとみられます。また、大掛かりな裏込めの存在や何時期もの排水施設から、西小池が幾度か改修され形を変えていることがわかりました。
2 西小池に加え、絵図に見る庭園の遮蔽施設やあずまやが遺構として確認されたことによって復原整備のための貴重なデータが得られました。調査成果を基準に隆遍僧正大乗院指図(18 世紀中ごろ)と興福寺旧大乗院庭苑図(1939 年模写)を重ねあわせることにより、寝殿を含む大乗院の御殿がどの位置に存在していたのかを知ることができます。それを見ると、方形土坑群が、ちょうど寝殿の身舎を避けてその南に掘り込まれていることがわかります。また、先に調査区北側
で塀の柱穴間隔が広がると指摘しましたが、それは寝殿にとりつくため形を変えられたせいであろうと理解できます。
3 建物基礎内部を含む調査区中央に多数認められた柱穴や土坑は、西小池が整備される以前にこの付近がさかんに利用されていたことを示すもので、これまで所在のわからなかった尋尊の時期ないしそれ以前の御殿の痕跡の一部と考えられます。江戸時代には御殿は北に移っていることが絵図などから確認できますが、室町時代以前に遡る御殿の一部が確認できたことは、御殿の変遷だけでなく西小池の成立過程を考える上でも、大きな手がかりを得たということができます。
遺跡名 西大寺旧境内
遺跡名かな さいだいじきゅうけいだい
本内順位 13
遺跡所在地 奈良市西大寺小坊町
所在地ふりがな ならしさいだいじこぼうちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344136.48
東経(世界測地系)度分秒 1354653.14
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.693466 135.781427
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050705-20050706
調査面積(㎡)
4.9
調査原因 防災工事
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
主な遺物
特記事項 391次。調査地区6BSD-D。
西大寺境内および隣接する石落神社境内における防災工事にともなう発掘調査。西大寺境内では溝(中世か)や土坑を検出するにとどまり、石落神社境内においては整地面(中世以降か)を確認したのみであった。
遺跡名 興福寺旧境内
遺跡名かな こうふくじきゅうけいだい
本内順位 14
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344106.50
東経(世界測地系)度分秒 1354945.07
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.685138 135.829186
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050801-20050811
調査面積(㎡)
21
調査原因 建物建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
整地
主な遺物
土器
木炭
特記事項 392次。調査地区6BKF-O・P。
住宅建設に伴う事前調査である。東西3m、南北7mの調査区を設定して調査をおこなった結果、鎌倉時代から室町時代にかけての複数の遺物包含層を確認した。これらの包含層には土師器が大量に含まれており、また瓦および木炭も少量ながら認められた。
遺跡名 興福寺一乗院跡
遺跡名かな こうふくじいちじょういんあと
本内順位 15
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344105.44
東経(世界測地系)度分秒 1354948.33
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.684844 135.830091
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050829-20050921
調査面積(㎡)
144
調査原因 建物建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
鎌倉
江戸
主な遺構
石列
石溜まり
東西溝
主な遺物
土師器皿
軒丸瓦
特記事項 393次。調査地区6BKF-H・O。
調査開始前、第350次調査で検出した斜行溝SD7800の延長部分の検出が期待されたが、攪乱が推定深度よりも深く入り込む確認できなかった。西区で検出した遺構も、配管工事に伴う狭長な調査区であるため、遺構の広がりを確認するにはいたらなかった。
遺跡名 平城宮朝集殿院
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 16
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344119.52
東経(世界測地系)度分秒 1354752.43
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.688755 135.797897
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051003-20060105
調査面積(㎡)
1296
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
柱穴
主な遺物
瓦器
土器
特記事項 394次。調査地区6AAW-K。
今調査の目的は、東朝集殿下層建物の有無を確認することにあります。調査は10月3日から開始し、現在も継続中です。10月中頃に、埋戻土の上面から地中レーダーによる探査をおこないました。朝集殿基壇の範囲を再度確認したほか、基壇周囲に広がる溝を新たに検出しました。

遺跡名かな:へいじょうきゅうちょうしゅうでんいん
遺跡名 平城宮馬寮北方
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 17
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344142.91
東経(世界測地系)度分秒 1354723.75
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.695252 135.78993
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051019-20051026
調査面積(㎡)
30
調査原因 建物建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
礫面
主な遺物
須恵器
土師器
土師器皿
特記事項 395次。調査地区6ADA-A他。
公民館の新築に伴う事前調査。東西7.5m、南北4mの調査区を設定し、H=69.7m付近で平坦な礫面(黒灰砂層)を検出した。礫面には土器片や瓦片が散在し、8~12世紀の間で時期差がみられる。礫面は田畑の床土下に施した地業とも考えられるが、調査区が狭小であるため、その性格は判然としない。

遺跡名かな:へいじょうきゅうめりょうほくほう
遺跡名 平城京左京七条一坊十六坪
遺跡名かな へいじょうきょう
本内順位 18
遺跡所在地 奈良市八条町
所在地ふりがな ならしはちじょうちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344001.73
東経(世界測地系)度分秒 1354801.04
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.667147 135.800288
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051114-20051214
調査面積(㎡)
602
調査原因 建物建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
小土坑
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項 396次。調査地区6AHH-I・H。
今回の調査では、平城東一坊大路の路面上には奈良時代の顕著な遺構は認められなかった。東一坊大路が、奈良時代を通じて通路として維持され、その機能を果たしていたことを示すと評価できよう。
遺跡名 平城宮内裏北外郭
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 19
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344144.94
東経(世界測地系)度分秒 1354751.98
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.695816 135.797772
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051212-20051214
調査面積(㎡)
13.5
調査原因 建物建設
遺跡概要
種別
宮都
古墳
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 397次。調査地区6AAN-C。
個人住宅の新築にともなう調査で、調査期間は平成17年12月12日~14日の3日間、調査面積は東西3、南北4.5の13.5である。調査地は平城天皇楊梅陵(市庭古墳後円部)の東南方に位置し、市庭古墳の周濠推定地の真中にあたる。また、推定では前方部と後円部が接続する付近であるため、仮に造り出しを持つ古墳であれば、この検出が期待された。現代の表土および耕土の除去し、現地表面から約40㎝下の標高75.3m付近で黄褐土の整地層を確認した。調査
区の範囲では上面から切り込む現代の溝がある以外は顕著な遺構は存在しない。南半で断ち割り調査をおこなった結果、黄褐土が厚さ
1.5m以上にわたって存在することが確認できた。黄褐土が内包する遺物は若干の埴輪片のみで、層状に堆積するものの各層に明確な差違は認められず、平城宮建設にともなう周濠の埋立土と考えられる。なお、地表下2m付近で水量豊富な地下水層にあたったため、今回の調査では周濠の堆積は確認できていない。

遺跡名かな:へいじょうきゅうだいりきたがいかく
遺跡名 平城京右京三条一坊十六坪
遺跡名かな へいじょうきょう
本内順位 20
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344110.56
東経(世界測地系)度分秒 1354720.45
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.686266 135.789013
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060110-20060113
調査面積(㎡)
14
調査原因 建物建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
弥生
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
南北溝
主な遺物
土器
土製品
特記事項 398次。調査地区6AGF-R。
住宅建設に伴う事前調査。東西7m、南北2mの調査区を設定した。標高65.6m付近で遺構面に達する。土器片を含む南北溝3条を検出したほか、顕著な遺構なし。
遺跡名 平城宮朝集殿院
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 21
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344120.06
東経(世界測地系)度分秒 1354749.95
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.688905 135.797208
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060106-20060509
調査面積(㎡)
1150
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
東西溝
南北溝
穴列
主な遺物
特記事項 399次。調査地区6AAW-K。
この調査区では古墳時代の遺構を検出できるまで掘り下げを進めた。しかしながら、掘立柱建物の柱穴は皆無であった。これにより、東朝集殿の真西には前身建物が不在であると判明した。

遺跡名かな:へいじょうきゅうちょうしゅうでんいん
遺跡名 右京一条二坊四坪
遺跡名かな うきょういちじょうにぼうよんつぼ
本内順位 22
遺跡所在地 奈良市二条町
所在地ふりがな ならしにじょうちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344131.41
東経(世界測地系)度分秒 1354717.26
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.692058 135.788127
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060116-20060222
調査面積(㎡)
166
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
古墳
奈良
主な遺構
掘立建物
流路
主な遺物
須恵器
土師器
土師器皿
特記事項 400次。調査地区6AGA-A・B、6AGC-I。
奈良文化財研究所本庁舎敷地内の確認調査。2m×総延長83mのトレンチを4箇所に設定した。北区で掘立柱建物1棟、古墳時代の流路及び奈良時代以前・以後の3条の流路を検出したほか、西区から中庭区にかけて秋篠川旧流路の東岸・北岸を検出した。庁舎敷地の北・東には遺構面が残存することを確認するとともに、平城宮西辺における地形環境や微地形復元に資するデータを得ることができた。
要約

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