倉賀野薬師前遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/140944
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.140944
引用表記 株式会社 測研 2024 『高崎市文化財調査報告書506:倉賀野薬師前遺跡』株式会社 測研
株式会社 測研 2024 『倉賀野薬師前遺跡』高崎市文化財調査報告書506
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書名 倉賀野薬師前遺跡
発行(管理)機関 高崎市 - 群馬県
書名かな くらがのやくしまえいせき
副書名 建売分譲住宅建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 高崎市文化財調査報告書
シリーズ番号 506
編著者名
編集機関
株式会社 測研
発行機関
株式会社 測研
発行年月日 20240521
作成機関ID 10202
郵便番号 3703517
電話番号 0273726464
住所 群馬県高崎市引間町712-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 倉賀野薬師前遺跡
英語タイトル
著者
田中 浩江
清水 豊
ページ範囲 1 - 27 , 図版3p
NAID
都道府県 群馬県
時代 古墳 中世(細分不明) 近世(細分不明)
文化財種別
史跡・遺跡種別 集落 城館
遺物(材質分類) 土器
学問種別
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)  倉賀野城の外堡の一つである倉賀野西城(支城)としての可能性も考えられた調査区であったが、古墳時代前期初頭の住居跡1棟と、中世の溝跡遺構12 本、井戸跡遺構1基、竪穴建物跡4棟、掘立柱建物跡5棟、土坑40 基、柱穴223 基が検出された。これらの中世に所産期を求められる遺構は、3時期に分けられ、近世としては長崎貿易銭を出土する土坑が1 基検出された。中世の遺構はすべて15 ~16 世紀に帰属し、倉賀野城が築城されてより、倉賀野城内部分裂時代・武田氏配下時代・後北条氏配下時代を経て倉賀野城降伏・廃城に至るまでに、柵列・竪穴建物跡・掘立柱建物跡により構成される段階、多くの溝跡・竪穴建物跡・掘立柱建物跡により構成される段階、溝を埋めて柱を抜き墓坑群となる段階を追うことができた。部分発掘ではあるものの、倉賀野西城としての可能性を積極的に求め得ることのできる遺跡である。
所収遺跡
遺跡名 倉賀野薬師前遺跡
遺跡名かな くらがのやくしまえいせき
本内順位
遺跡所在地 群-馬県高崎市倉賀野町字澤岻前806-1、806-2
所在地ふりがな ぐんまけんたかさきしくらがのまちあざやくしまえ
市町村コード 10202
遺跡番号 882
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 361717
東経(世界測地系)度分秒 1390222
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.288055 139.039444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20231106-20231222
調査面積(㎡)
445.9
調査原因 建売分譲住宅建設工事
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
竪穴建物跡
井戸跡
溝跡
土坑
柵列
小穴
火葬施設
墓坑
主な遺物
古式土師器
土師器
須恵器
陶磁器
古銭
特記事項 倉賀野城の支城の可能性のある区域の調査をした。中世の井戸跡・溝跡・堀立柱建物跡・竪穴建物跡などの館や城郭を想定しうる遺構の検出があった。また、火葬施設・墓坑群の検出もあった。
要約  倉賀野城の外堡の一つである倉賀野西城(支城)としての可能性も考えられた調査区であったが、古墳時代前期初頭の住居跡1棟と、中世の溝跡遺構12 本、井戸跡遺構1基、竪穴建物跡4棟、掘立柱建物跡5棟、土坑40 基、柱穴223 基が検出された。これらの中世に所産期を求められる遺構は、3時期に分けられ、近世としては長崎貿易銭を出土する土坑が1 基検出された。中世の遺構はすべて15 ~16 世紀に帰属し、倉賀野城が築城されてより、倉賀野城内部分裂時代・武田氏配下時代・後北条氏配下時代を経て倉賀野城降伏・廃城に至るまでに、柵列・竪穴建物跡・掘立柱建物跡により構成される段階、多くの溝跡・竪穴建物跡・掘立柱建物跡により構成される段階、溝を埋めて柱を抜き墓坑群となる段階を追うことができた。部分発掘ではあるものの、倉賀野西城としての可能性を積極的に求め得ることのできる遺跡である。

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