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桜井畑遺跡(川田・和戸サッカー場地点)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139457
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139457
引用表記 昭和測量株式会社 2023 『甲府市文化財調査報告135:桜井畑遺跡(川田・和戸サッカー場地点)』学校法人C2C Global Education Japan他
昭和測量株式会社 2023 『桜井畑遺跡(川田・和戸サッカー場地点)』甲府市文化財調査報告135
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書名 桜井畑遺跡(川田・和戸サッカー場地点)
発行(管理)機関 昭和測量(株) - 山梨県
書名かな さくらいばたいせき(かわた・わどさっかーじょうちてん)
副書名 サッカー場建設に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 甲府市文化財調査報告
シリーズ番号 135
編著者名
編集機関
昭和測量株式会社
発行機関
学校法人C2C Global Education Japan
甲府市教育委員会
昭和測量株式会社
発行年月日 20230930
作成機関ID 19201
郵便番号 4000032
電話番号 0552354448
住所 山梨県甲府市中央3-11-27
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 桜井畑遺跡
遺跡名かな さくらいばたいせき
本内順位
遺跡所在地 山梨県甲府市和戸町1-1他
所在地ふりがな やまなしけんこうふしわどまち1-1ほか
市町村コード 19201
遺跡番号 171
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353905
東経(世界測地系)度分秒 1383728
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.651388 138.624444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220819-20221031
調査面積(㎡)
1586
調査原因 サッカー場建設
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
奈良
平安
主な遺構
方形周溝墓
竪穴建物
土坑墓
土坑
溝状遺構
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
灰釉陶器
白磁
石器
石製品
金属製品
特記事項 古墳前期の方形周溝墓3基の周溝と竪穴建物1軒、奈良平安の竪穴建物5軒と土坑墓1基を検出した。条里にかかわる可能性がある道路状遺構の側溝を検出した。
要約  古墳時代前期では、重複する3基の方形周溝墓の周溝と竪穴建物1軒を検出した。それぞれの方形周溝墓の周溝は調査区外に延びており全容は不明だが、方形周溝墓SZ1は一辺が16.2m、SZ3は一辺が15.8mと推定できる。SZ1の周溝に重複して竪穴建物SI1を検出しており、切り合いではSI1が新しい。
 奈良・平安時代では、竪穴建物5軒と土坑墓1基を検出した。竪穴建物SI2の掘方は長方形で、カマドの煙道は長く突出する。出土遺物より奈良時代の竪穴建物である。他の4軒の竪穴建物はいずれも平安時代で、11世紀から12世紀にかけてのものである。土坑墓SK7は、長楕円形を呈し、長径2.14m、短径1.03mを測る。土坑の底面で土師器の坏5点が出土しており、さらにその中心の位置で刀子とみられる金属製品が出土した。
 調査区の北西部では並走する溝状遺構SD19・20を検出した。溝の芯々距離は約3mで、条里にかかわる道路状遺構の側溝の可能性がある。近代以前に遡ることができ、平安時代の遺物も1点出土している。

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