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安武遺跡群3 ―今泉遺跡第8・9次調査、念仏塚遺跡第8次調査―

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139321
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139321
引用表記 久留米市市民文化部文化財保護課 2024 『久留米市文化財調査報告書448:安武遺跡群3 ―今泉遺跡第8・9次調査、念仏塚遺跡第8次調査―』久留米市教育委員会
久留米市市民文化部文化財保護課 2024 『安武遺跡群3 ―今泉遺跡第8・9次調査、念仏塚遺跡第8次調査―』久留米市文化財調査報告書448
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書名 安武遺跡群3 ―今泉遺跡第8・9次調査、念仏塚遺跡第8次調査―
発行(管理)機関 久留米市 - 福岡県
有償頒布・配布ページ https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな やすたけいせきぐん3 いまいずみいせきだい8・9じちょうさ、ねんぶつづかいせきだい8じちょうさ
副書名 主要地方道久留米柳川線久留米工区改良事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 久留米市文化財調査報告書
シリーズ番号 448
編著者名
編集機関
久留米市市民文化部文化財保護課
発行機関
久留米市教育委員会
発行年月日 20240229
作成機関ID 40203
郵便番号 8308520
電話番号 0942309225
住所 福岡県久留米市城南町15番地3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 今泉遺跡 第8次
遺跡名かな いまいずみいせき
本内順位 1
遺跡所在地 福岡県久留米市安武町安武本1460-1
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしやすたけまちやすたけほん1460-1
市町村コード 40203
遺跡番号 30599
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331713
東経(世界測地系)度分秒 1302905
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.286944 130.484722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20211122-20220125
調査面積(㎡)
995
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古代(細分不明)
主な遺構
落とし穴状遺構 4基
竪穴建物 7基
土坑 5基
溝 1条
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
石製品
鉄製品
ガラス製品
特記事項 弥生時代前期末の集落を確認した
遺跡名 念仏塚遺跡 第8次
遺跡名かな ねんぶつづかいせき
本内順位 2
遺跡所在地 福岡県久留米市安武町安武本466-4、469-4
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしやすたけまちやすたけほん466-4、469-4
市町村コード 40203
遺跡番号 31108
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331731
東経(世界測地系)度分秒 1302903
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.291944 130.484166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20220704-20220729
調査面積(㎡)
239
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
溝 2条
地震痕跡
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
石製品
ガラス製品
特記事項 地割れの痕跡を検出した
遺跡名 今泉遺跡 第9次
遺跡名かな いまいずみいせき
本内順位 3
遺跡所在地 福岡県久留米市安武町安武本1458-3、1458-4、1497-2
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしやすたけまちやすたけほん1458-3、1458-4、1497-2
市町村コード 40203
遺跡番号 30599
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331713
東経(世界測地系)度分秒 1302906
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.286944 130.484999
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20221111-20221226
調査面積(㎡)
611
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物 1基
溝 1条
竪穴建物 1基
土坑 2基
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
石製品
鉄製品
特記事項 古墳時代から古代の遺構を確認した
要約 <今泉遺跡 第8次>
 調査地点は、住吉川の支流に面した低台地の標高約9mに位置する。北東約300mに位置する第1~4次調査では、落とし穴状遺構が65基、弥生時代の円形建物が18基検出されている。今回の調査でも同様の遺構を検出し、これらの遺構の分布が南方に広がることを明らかにできた。古代の溝からは、7~8世紀代の土師器と須恵器が大量に出土し、ガラス小玉の出土からも、周辺に点在していたという古墳との関連が想定される。
<念仏塚遺跡 第8次>
 調査地点は、筑後川左岸や金丸川、広川によって形成された氾濫平野に突き出る台地の南西端に位置する。今回の発掘調査で検出したのは、近世の溝と近代以降の段落ちや廃棄土坑、攪乱が大半で、遺構の密度は極めて希薄だった。これらの遺構は、安武本村の集落に伴うと考えられる。地割れの痕跡の年代は不明だが、市内各地で検出された地震痕跡と同様に、天武天皇7年(678年)の筑紫地震に伴う地震痕跡と想定できる。
<今泉遺跡 第9次>
 調査地点は、谷部に面した2ヶ所に設定した。第8次調査に隣接する南区では、ピットや小規模な土坑のみ検出した。遺物のうち弥生時は数点のみで、大半は古墳時代から古代の土師器や須恵器の細片が占める。谷部に面した傾斜地である北区では、2間×2間の総柱建物と方形の竪穴建物を検出した。いずれも出土遺物に乏しいが、土師器の甕や鉄製品が出土したことから、古墳時代から古代の遺構と想定できる。

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