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多賀城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138839
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138839
引用表記 宮城県多賀城跡調査研究所 2024 『宮城県多賀城跡調査研究所年報2023:多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所
宮城県多賀城跡調査研究所 2024 『多賀城跡』宮城県多賀城跡調査研究所年報2023
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書名 多賀城跡
発行(管理)機関 宮城県多賀城跡調査研究所 - 宮城県
書名かな たがじょうあと
副書名 第98・99次調査
巻次
シリーズ名 宮城県多賀城跡調査研究所年報
シリーズ番号 2023
編著者名
編集機関
宮城県多賀城跡調査研究所
発行機関
宮城県多賀城跡調査研究所
発行年月日 20240326
作成機関ID 04000
郵便番号 9850762
電話番号 0223680102
住所 宮城県多賀城市高崎1丁目22-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 多賀城跡 第98・99次調査
遺跡名かな たがじょうあと
本内順位
遺跡所在地 宮城県多賀城市市川・浮島
所在地ふりがな みやぎけんたがじょうしいちかわ・うきしま
市町村コード 04209
遺跡番号 004
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 381824
東経(世界測地系)度分秒 1405918
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.306666 140.988333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20230515-20231130
調査面積(㎡)
330
300
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物
切土
整地層
竪穴遺構
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
須恵系土器
青磁
白磁
緑釉陶器
灰釉陶器
土製品
石製品
鉄製品
鉄滓
特記事項
要約 【第98次調査】第Ⅰ・Ⅱ期の外郭西辺区画施設の把握、第Ⅲ・Ⅳ期の区画施設の構造と年代の再検討を目的として実施し、以下の成果を得た。
① 外郭西辺区画施設として材木塀を検出し、A ~ Cの3時期の変遷を確認した。これらの年代は第Ⅲ~Ⅳ期で、B期の材木塀には櫓とみられる掘立柱建物が伴う。第Ⅰ・Ⅱ期に遡る区画施設は確認できなかった。
② C期の材木塀の掘方埋土が灰白色火山灰を含むことを確認し、今回の調査地点ではC期の構築が火山灰降下後であることが明らかとなった。
【第99次調査】第96次調査で検出したSB3465掘立柱建物の規模と構造の把握を主な目的として実施し、以下の成果を得た。
① 建物は切土と整地層による造成を伴って構築されており、東に廂が付く南北6間、東西3間の南北棟であることが判明した。年代は780年以降~9世紀前葉頃の第Ⅲ期である。
②竪穴遺構の内部で5基の鍛冶炉を確認した。年代は第Ⅲ期である。
③過去の調査成果と合わせて、第Ⅲ期以降に政庁北側の区域が活発に利用される状況が明らかになった。

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