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向原A/芦苅場

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132735
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132735
引用表記 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書465:向原A/芦苅場』公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2020 『向原A/芦苅場』埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書465
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書名 向原A/芦苅場
発行(管理)機関 (公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団 - 埼玉県
書名かな むかいはらA/あしかりば
副書名 株式会社秀拓飯能地区開発事業予定地に係る埋蔵文化財発掘調査報告
巻次
シリーズ名 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
シリーズ番号 465
編著者名
編集機関
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行年月日 20201223
作成機関ID
郵便番号 3690108
電話番号 0493393955
住所 埼玉県熊谷市船木台4丁目4番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 向原A遺跡
遺跡名かな むかいはらAいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県飯能市大字芦苅場字久保57-1
所在地ふりがな さいたまけんはんのうしおおあざあしかりばあざくぼ57-1
市町村コード 11209
遺跡番号 004
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355206
東経(世界測地系)度分秒 1392213
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.868333 139.370277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180101-20180331
調査面積(㎡)
1250
調査原因 土地造成
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
住居跡
集石土壙
地下式坑
土壙
ピット
主な遺物
土器
石器
土製品
石製品
陶磁器
在地産土器
特記事項 縄文時代中期後葉加曾利E式の連弧文土器を主体とする集落を調査した
遺跡名 芦苅場遺跡
遺跡名かな あしかりばいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県飯能市大字芦苅場字久保12-1
所在地ふりがな さいたまけんはんのうしおおあざあしかりばあざくぼ12-1
市町村コード 11209
遺跡番号 003
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355208
東経(世界測地系)度分秒 1392216
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.868888 139.371111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180101-20181109
調査面積(㎡)
14750
調査原因 土地造成
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
住居跡
集石土壙
土壙
特殊遺構
地下式坑
井戸跡
溝跡
ピット
主な遺物
土器
土製品
石器
石製品
陶磁器
在地産土器
銭貨
鉄製品
特記事項 縄文時代中期中葉から後葉の環状集落を調査した。
要約 向原A遺跡と芦苅場遺跡は、南小畔川右岸の台地上で東西に並ぶ遺跡である。向原A遺跡は縄文時代中期の後葉である加曽利E式期の連弧文土器を主体にする時期の集落で、芦苅場遺跡の西側に寄った地区でも同時期の住居跡が検出されている。両遺跡を明確に区分するのは難しく、一体となって集落を構成していた可能性が高い。
また、芦苅場遺跡は外径約180m、中央部に径約100mの広場を有する縄文時代中期の環状集落で、中期中葉の勝坂式期から加曽利EⅢ式期にかけての住居跡80軒が、いくつかのブロックに分かれて検出された。勝坂式期の住居跡は、覆土からいわゆる吹上パターン状態に多量の土器、石器が出土しており、同時期の信州系の土器や東北系、東関東系の土器群も出土している。勝坂式期から加曽利EⅠ式期への移行期の住居跡が存在する点は注目される。
他に、焼礫を利用した蒸し焼き料理の屋外調理施設と考えられている集石土壙も88基検出されており、土掘り具である打製石斧が多量に出土していることとの関連も注目される。

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