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杉沢C遺跡第1・2次発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130993
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130993
引用表記 公益財団法人山形県埋蔵文化財センター 2023 『山形県埋蔵文化財センター調査報告書246:杉沢C遺跡第1・2次発掘調査報告書』公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター 2023 『杉沢C遺跡第1・2次発掘調査報告書』山形県埋蔵文化財センター調査報告書246
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書名 杉沢C遺跡第1・2次発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)山形県埋蔵文化財センター - 山形県
書名かな すぎさわCいせきだい1・2じはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 山形県埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 246
編著者名
編集機関
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
発行年月日 20230331
作成機関ID
郵便番号 9993246
電話番号 0236725301
住所 山形県上山市中山字壁屋敷5608番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 杉沢C遺跡
遺跡名かな すぎさわCいせき
本内順位
遺跡所在地 山形県飽海郡遊佐町杉沢字北ノ前
所在地ふりがな やまがたけんあくみぐんゆざまちすぎさわあざきたのまえ
市町村コード 064611
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 390039
東経(世界測地系)度分秒 1395758
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.010833 139.966111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200818-20201125
20210622-20210910
調査面積(㎡)
2400
1160
調査原因 農地整備事業(経営体育成型)杉沢前田地区
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑
埋設土器
掘立柱建物跡
井戸跡
柱穴群
主な遺物
縄文土器
石器
弥生土器
須恵器
赤焼土器
陶磁器
石製品
金属製品
木製品
特記事項 縄文時代中期・後期・晩期の捨て場、晩期後末葉の土坑や埋設土器が検出された。後期・晩期の粗製土器が主で、アスファルト精製に使用された土器も出土した。中近世では、修験道の宿坊に関係すると思われる建物をや、遺物が出土した。
要約 杉沢C遺跡は、縄文時代と中世・近世の集落跡である。弥生時代や平安時代の遺物の出土も確認された。縄文時代では、中期・後期・晩期と断続的に集落が営まれ、晩期後葉~末葉の土坑や埋設土器が確認された。遺物は、後期・晩期の粗製土器が多く、水辺の作業場的な性格が想定される。天然アスファルトの精製に用いられたと考えられる土器も出土した。中世・近世では、室町時代から江戸時代にかけてと考えられる掘立柱建物群や柱穴群、井戸跡が検出され、中国産の青磁、珠洲焼、瀬戸・美濃の陶器、九州の肥前陶磁器、石製品、金属製品、井戸跡からは大量の木製品が出土した。調査地点は、江戸時代の修験道の宿坊であった宝前坊に該当し、当時の集落や生活の様相が明らかになった。

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