URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/130320
|
DOI 二次元コード |
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DOI |
http://doi.org/10.24484/sitereports.130320
|
引用表記 |
飛騨市教育委員会 2022 『飛騨市文化財調査報告書16:姉小路氏城館跡』飛騨市教育委員会
|
飛騨市教育委員会 2022 『姉小路氏城館跡』飛騨市文化財調査報告書16
|
wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book|和書|first=清超|last=三好|first2=永|last2=大下|first3=蕗|last3=石川|title=姉小路氏城館跡|origdate=2022-11-10|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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ファイル |
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書名 |
姉小路氏城館跡 |
発行(管理)機関 |
飛騨市
- 岐阜県
|
有償頒布・配布ページ |
https://www.city.hida.gifu.jp/site/bunka/book.html ※ 有償頒布・配布していない場合もあります |
書名かな |
あねがこうじしじょうかんあと |
副書名 |
総括報告書 / 姉小路氏城館跡調査報告書 ; 1 |
巻次 |
|
シリーズ名 |
飛騨市文化財調査報告書 |
シリーズ番号 |
16 |
編著者名 |
|
編集機関 |
飛騨市教育委員会
|
発行機関 |
飛騨市教育委員会
|
発行年月日 |
20221110 |
作成機関ID |
21217 |
郵便番号 |
5094292 |
電話番号 |
0577737496 |
住所 |
岐阜県飛騨市古川町本町2-22 |
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
|
資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) |
所蔵大学(NCID) |
|
JP番号 |
|
他の電子リソース |
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備考 |
|
所収論文 |
タイトル |
姉小路氏城館跡をめぐる研究史 |
英語タイトル |
|
著者 |
石川 蕗
|
ページ範囲 |
26 - 40
|
NAID |
|
都道府県 |
岐阜県
|
時代 |
室町
戦国
安土桃山
|
文化財種別 |
史跡
|
遺跡種別 |
城館
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
|
テーマ |
資料集成
軍事
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=蕗|last=石川|contribution=姉小路氏城館跡をめぐる研究史|title=姉小路氏城館跡|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
史料に見える古川盆地の地名 |
英語タイトル |
|
著者 |
大下 永
|
ページ範囲 |
44 - 48
|
NAID |
|
都道府県 |
岐阜県
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
|
文化財種別 |
史跡
|
遺跡種別 |
城館
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
文献史学
|
テーマ |
軍事
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=永|last=大下|contribution=史料に見える古川盆地の地名|title=姉小路氏城館跡|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
領主としての飛驒の武家勢力 |
英語タイトル |
|
著者 |
大下 永
|
ページ範囲 |
62 - 66
|
NAID |
|
都道府県 |
岐阜県
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
文化財種別 |
|
遺跡種別 |
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
文献史学
|
テーマ |
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=永|last=大下|contribution=領主としての飛驒の武家勢力|title=姉小路氏城館跡|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
古川盆地の歴史的変遷 |
英語タイトル |
|
著者 |
大下 永
|
ページ範囲 |
48 - 62
|
NAID |
|
都道府県 |
岐阜県
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
文化財種別 |
史跡
歴史資料
|
遺跡種別 |
城館
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
文献史学
|
テーマ |
軍事
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=永|last=大下|contribution=古川盆地の歴史的変遷|title=姉小路氏城館跡|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
姉小路氏城館跡を中心とする宗教施設の分布と変遷 |
英語タイトル |
|
著者 |
大下 永
|
ページ範囲 |
328 - 338
|
NAID |
|
都道府県 |
岐阜県
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
文化財種別 |
史跡
|
遺跡種別 |
城館
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
その他
|
テーマ |
宗教
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=永|last=大下|contribution=姉小路氏城館跡を中心とする宗教施設の分布と変遷|title=姉小路氏城館跡|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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抄録(内容要約) |
|
タイトル |
各種調査の検討から推定される姉小路氏城館跡の変遷 |
英語タイトル |
|
著者 |
三好 清超
|
ページ範囲 |
341 - 345
|
NAID |
|
都道府県 |
岐阜県
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
文化財種別 |
史跡
|
遺跡種別 |
城館
|
遺物(材質分類) |
土器
金属器
|
学問種別 |
考古学
文献史学
その他
|
テーマ |
編年
年代特定
軍事
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=清超|last=三好|contribution=各種調査の検討から推定される姉小路氏城館跡の変遷|title=姉小路氏城館跡|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
総合調査から見た姉小路氏城館跡の価値 |
英語タイトル |
|
著者 |
三好 清超
|
ページ範囲 |
346 - 347
|
NAID |
|
都道府県 |
岐阜県
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
|
文化財種別 |
史跡
|
遺跡種別 |
城館
|
遺物(材質分類) |
土器
金属器
|
学問種別 |
考古学
文献史学
その他
|
テーマ |
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=清超|last=三好|contribution=総合調査から見た姉小路氏城館跡の価値|title=姉小路氏城館跡|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
姉小路氏城館跡の保存・活用の現状と展望 |
英語タイトル |
|
著者 |
三好 清超
|
ページ範囲 |
347 - 348
|
NAID |
|
都道府県 |
岐阜県
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
文化財種別 |
史跡
|
遺跡種別 |
城館
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
その他
|
テーマ |
その他
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=清超|last=三好|contribution=姉小路氏城館跡の保存・活用の現状と展望|title=姉小路氏城館跡|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
小結(姉小路氏城館跡周辺の空間構造の変遷) |
英語タイトル |
|
著者 |
大下 永
|
ページ範囲 |
332 - 338
|
NAID |
|
都道府県 |
岐阜県
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
文化財種別 |
史跡
|
遺跡種別 |
城館
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
その他
|
テーマ |
その他
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=永|last=大下|contribution=小結(姉小路氏城館跡周辺の空間構造の変遷)|title=姉小路氏城館跡|date=2022-11-10|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/130320|location=岐阜県飛騨市古川町本町2-22|ncid=BC18907144|doi=10.24484/sitereports.130320|series=飛騨市文化財調査報告書|volume=16}}
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|
抄録(内容要約) |
|
|
所収遺跡 |
遺跡名 |
古川城跡 |
遺跡名かな |
ふるかわじょうあと |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
岐阜県飛驒市古川町高野 |
所在地ふりがな |
ぎふけんひだしふるかわちょうたかの |
市町村コード |
21217 |
遺跡番号 |
21217-00201 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
361323 |
東経(日本測地系)度分秒 |
1371056 |
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
36.2262 137.1792
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20181012-20181203
20200928-20210326
|
調査面積(㎡) |
112
|
調査原因 |
保存目的 |
遺跡概要 |
種別 |
城館
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
主な遺構 |
曲輪
切岸
礎石建物
石垣
|
主な遺物 |
土師器
瀬戸美濃焼
白磁
|
特記事項 |
主郭では、遺構面を4面確認し、上層の2面で礎石建物を確認した。 虎口では、遺構面を2面確認し、ともに石垣を確認した。 |
|
遺跡名 |
小島城跡 |
遺跡名かな |
こじまじょうあと |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
岐阜県飛驒市古川町太江・杉崎・沼町 |
所在地ふりがな |
ぎふけんひだしふるかわちょうたいえ・すぎさき・ぬままち |
市町村コード |
21217 |
遺跡番号 |
21217-00164 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
361505 |
東経(日本測地系)度分秒 |
1371026 |
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
36.2545 137.1709
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20181101-20181204
|
調査面積(㎡) |
70
|
調査原因 |
保存目的 |
遺跡概要 |
種別 |
城館
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
|
主な遺構 |
曲輪
切岸
石垣
|
主な遺物 |
土師器
瀬戸美濃焼
|
特記事項 |
主郭では遺構面を2面確認し、上層では礎石建物の痕跡を確認した。 |
|
遺跡名 |
野口城跡 |
遺跡名かな |
のぐちじょうあと |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
岐阜県飛驒市古川町野口・袈裟丸 |
所在地ふりがな |
ぎふけんひだしふるかわちょうのぐち・けさまる |
市町村コード |
21217 |
遺跡番号 |
21217-00142 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
361549 |
東経(日本測地系)度分秒 |
1370829 |
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
36.2667 137.1384
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20190723-20191029
|
調査面積(㎡) |
90
|
調査原因 |
保存目的 |
遺跡概要 |
種別 |
城館
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
主な遺構 |
曲輪
切岸
掘立柱建物
柵列
畝状竪堀群
|
主な遺物 |
土師器
瀬戸美濃焼
|
特記事項 |
主郭で、掘立柱建物を確認した。また、畝状竪堀の構築技法を確認した。 |
|
遺跡名 |
小鷹利城跡 |
遺跡名かな |
こたかりじょうあと |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
岐阜県飛驒市古川町黒内・信包、河合町稲越 |
所在地ふりがな |
ぎふけんひだしふるかわちょうくろうち・のぶか、かわいちょういなごえ |
市町村コード |
21217 |
遺跡番号 |
21217-00146 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
361500 |
東経(日本測地系)度分秒 |
1370624 |
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
36.2531 137.1037
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20190825-20191107
|
調査面積(㎡) |
129
|
調査原因 |
保存目的 |
遺跡概要 |
種別 |
城館
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
主な遺構 |
曲輪
礎石建物
畝状竪堀群
|
主な遺物 |
土師器
青磁
中国製染付磁器
珠洲焼
|
特記事項 |
主郭にて、曲屋形状の礎石建物を確認した。 |
|
遺跡名 |
向小島城跡 |
遺跡名かな |
むかいこじまじょうあと |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
岐阜県飛驒市古川町信包・笹ヶ洞 |
所在地ふりがな |
ぎふけんひだしふるかわちょうのぶか・ささがほら |
市町村コード |
21217 |
遺跡番号 |
21217-00147 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
361505 |
東経(日本測地系)度分秒 |
1370756 |
北緯(世界測地系)度分秒 |
|
東経(世界測地系)度分秒 |
|
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
36.2545 137.1292
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
|
調査面積(㎡) |
|
調査原因 |
|
遺跡概要 |
種別 |
城館
|
時代 |
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
|
主な遺構 |
曲輪
掘立柱建物
石垣
畝状竪堀群
|
主な遺物 |
土師器
|
特記事項 |
主郭にて掘立柱建物と曲輪周囲の柵列を確認した。主郭の造成には、土留めの石垣を用いていることを確認した。 |
|
|
要約 |
姉小路氏城館跡は、飛驒市古川町一帯に所在する古川城跡・小島城跡・野口城跡・小鷹利城跡・向小島城跡の総称である。本報告書は、保存を目的とした文献史料調査・測量調査・発掘調査・歴史地理調査の総括報告である。 発掘調査では、山上の礎石建物や掘立柱建物、虎口の石垣などを検出し、遺構も良好に残存することを確認し、遺物の年代から中世から近世にかけての遺跡と確認することができた。測量調査・文献史料調査・歴史地理調査の検討からは、飛驒国司姉小路氏、三木氏、金森氏といった、各時期の勢力によって異なる領域支配の在り方に伴い、姿を変えながら中世から近世にかけて使われ続けた山城であることを確認した。 これらのことから、姉小路氏城館跡は山城の造りに飛驒地域の支配の在り方の変遷がよく表れている遺跡であると考えられた。加えて、その山城の構造変遷と権力・周辺の宗教勢力・集落・街道との地理的な関係から、飛驒地域の歴史的変遷を読み解くことができる遺跡でもあると考えられた。 |