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中又北遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129894
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.129894
引用表記 香川県埋蔵文化財センター 2020 『県道多度津丸亀線建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告:中又北遺跡』香川県教育委員会
香川県埋蔵文化財センター 2020 『中又北遺跡』県道多度津丸亀線建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告
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書名 中又北遺跡
発行(管理)機関 香川県教育委員会 - 香川県
書名かな なかまたきたいせき
副書名
巻次
シリーズ名 県道多度津丸亀線建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告
シリーズ番号
編著者名
編集機関
香川県埋蔵文化財センター
発行機関
香川県教育委員会
発行年月日 20200319
作成機関ID 370002
郵便番号 7620024
電話番号 0877482191
住所 香川県坂出市府中町字南谷5001-4
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中又北遺跡
遺跡名かな なかまたきたいせき
本内順位
遺跡所在地 香川県仲多度郡多度津町道福寺
所在地ふりがな かがわけんなかたどぐんたどつちょうどうふくじ
市町村コード 37404
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341536
東経(世界測地系)度分秒 1334538
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.26 133.760555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160201-20160630
調査面積(㎡)
1137.413
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
河川
主な遺物
縄文土器
石器
木製品
種実等
特記事項 縄文時代晩期中葉の良好な資料が出土
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
水田
主な遺物
弥生土器
石器
特記事項 弥生時代前期
縄文時代の自然河川上面で水田面3面を検出
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
掘立柱建物
土坑
主な遺物
弥生土器
石器
特記事項 弥生時代後期
埋没と改修が繰り返され、長期間利用されたと考えられる大型灌漑水路を検出
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
土坑
不明
主な遺物
土師質土器
黒色土器
輸入磁器
石製品
特記事項 名主層の屋敷地と推定される大型建物1棟を検出
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
土坑
不明
溜池
主な遺物
土師質土器
国産陶磁器
石製品
木製品
金属器
特記事項
要約  遺跡は、丸亀平野北部の扇状地上に立地する、縄文時代晩期~中・近世にかけての集落遺跡である。自然河川の洪水堆積層より、縄文時代晩期中葉新相の多量の土器・石器に伴い、堅果類などの自然遺物が出土した。土器は、多くの完形資料を含み、器種組成も豊富であり、これまで資料が乏しかった当該期の本県の土器様相を考察する上で、基準となる資料群と評価される。また、鱗茎とみられる炭化物が付着した土器片や、石器の組成にも特徴があり、遺跡立地や周辺の自然環境に規制された、食料の調達などに遺跡の特徴が顕在化しているものと評価される。

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