奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41245 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132428 件
( 前年度比 + 1743 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147554 件
( 前年度比 + 2114 件 )
現在の文化財論文件数
120575 件
( 前年度比 + 1580 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

市原市市原条里制遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122666
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.122666
引用表記 千葉県教育委員会 2021 『千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告38:市原市市原条里制遺跡』千葉県教育委員会
千葉県教育委員会 2021 『市原市市原条里制遺跡』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告38
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=孝之|last=蜂屋|first2=弘幸|last2=大谷|title=市原市市原条里制遺跡|origdate=2021-03-25|date=2021-03-25|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122666|location=千葉県千葉市中央区市場町1‐1|ncid=BC06582166|doi=10.24484/sitereports.122666|series=千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告|volume=38}} 閉じる
ファイル
書名 市原市市原条里制遺跡
発行(管理)機関 千葉県教育委員会(教育庁文化財課) - 千葉県
書名かな いちはらしいちはらじょうりせいいせき
副書名 (仮称)スポレク健康スクエア用地管理事業埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 38
編著者名
編集機関
千葉県教育委員会
発行機関
千葉県教育委員会
発行年月日 20210325
作成機関ID 12000
郵便番号 260-8662
電話番号 043-223-4129
住所 千葉県千葉市中央区市場町1‐1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 市原条里制遺跡
遺跡名かな いちはらじょうりせいいせき
本内順位 1
遺跡所在地 千葉県市原市菊間字実信821ほか
所在地ふりがな ちばけんいちはらしきくまあざみねのぶ821ほか
市町村コード 12219
遺跡番号 073
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353216
東経(世界測地系)度分秒 1400811
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.537777 140.136388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19960401-19970331
調査面積(㎡)
244644
調査原因 スポーツ施設建設
遺跡概要
種別
その他
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
尖頭器
二次加工のある剥片
特記事項 種別:包蔵地
種別
不明
時代
縄文
主な遺構
貝塚1
主な遺物
縄文土器
石器
土器片錘
土製品
石製品
獣骨
特記事項 種別:包蔵地
種別
その他の生産遺跡
時代
弥生
主な遺構
自然流路2
主な遺物
弥生土器
石器
石製品
土製品
特記事項
種別
その他の生産遺跡
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
須恵器
土師器
土製品
特記事項
種別
その他の生産遺跡
時代
奈良
平安
主な遺構
畔畝(水田跡)949以上
道路状遺構3
溝状遺構5
主な遺物
須恵器
土師器
陶器
石製品
金属製品
土製品
木製品
特記事項 多数の水田跡を検出した。

※遺構数量は中・近世との合算
種別
その他の生産遺跡
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
畔畝(水田跡)949以上
道路状遺構3
溝状遺構5
主な遺物
陶磁器
土師質土器
土製品
石製品
金属製品
木製品
銭貨
特記事項 多数の水田跡を検出した。

※遺構数量は中・近世との合算
要約  市原条里制遺跡はこれまでに多くの発掘調査が行われており、今回が最も調査面積の大きな発掘調査で、県内の低地遺跡調査としても最大の規模である。市原条里制遺跡の堆積層は、縄文時代早期の縄文海進期以降に堆積した沖積層からなっている。主に縄文時代の土器を中心とする堆積層とそこに含まれていた縄文時代早期の海進期の貝層、縄文時代中期と考えられる貝層などは、干潟の環境における豊富な海産資源と浜に暮らした人々の活動のあり方を分析する上で多くの資料を提供している。
 また、縄文時代晩期末以降は淡水化した沖積低地となり、新たな低地の環境に適応して、水稲耕作を中心とする生業活動が行われた。多数を畝畔によって区画された水田跡が検出されている。水田跡の時期は、古墳時代以降の可能性もあるが、奈良時代以降の古代前半の時期と考えられ、2つの時期に分けられる949面もの水田跡が検出されている。水田跡の規模は極小区画水田と呼ぶべき2m四方を下回る小規模な水田が圧倒的に多い点を特徴としている。弥生時代中期以降に村田川下流域に導入された水田の拡大の経緯を探る上で、極めて貴重な成果を提供している。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 659
ファイルダウンロード数 : 368

全国のイベント

外部出力