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十条台遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/121950
引用表記 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2018 『東京都埋蔵文化財センター調査報告336:十条台遺跡群』公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2018 『十条台遺跡群』東京都埋蔵文化財センター調査報告336
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ファイル
書名 十条台遺跡群
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな じゅうじょうだいいせきぐん
副書名 十条地区沿道一体整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次 1
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 336
編著者名
編集機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行年月日 20180331
作成機関ID 13224
郵便番号 2060033
電話番号 0423748044
住所 東京都多摩市落合一丁目14 番2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 十条台遺跡群
遺跡名かな じゅうじょうだいいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 東京都北区中十条一・二丁目
所在地ふりがな とうきょうときたくなかじゅうじょういち・にちょうめ
市町村コード 13117
遺跡番号 19
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354539
東経(世界測地系)度分秒 1394340
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.760833 139.727777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20131101-20170324
調査面積(㎡)
6797
調査原因 十条地区沿道一体整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
土坑13基
柱穴37基
焼土跡1基
主な遺物
土器
石器
特記事項
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居13軒
竪穴状遺構3基
溝跡2条
土坑1基
柱穴20基
方形周溝墓1基
主な遺物
弥生土器
銅鏃
鉄器
特記事項 中期と後期の集落の検出
多孔銅鏃の出土
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居3軒
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
種別
交通
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
溝跡5条
道路遺構2条
土坑20基
柱穴57基
井戸跡1基
主な遺物
土器
陶器
石製品
特記事項 鎌倉街道の検出
種別
交通
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝跡20条
掘立柱建物跡2棟
竪穴状遺構1基
土坑57基
柱穴92基
井戸跡6基
地下室1基
焼土跡2基
主な遺物
陶磁器
土師質土器
石製品
金属製品
特記事項 日光御成街道の側溝の検出
要約 本報告書は、第Ⅰ期の平成24 年度から平成28 年度までに調査を行った地区の報告にあたる。縄文時代:土坑・柱穴などが検出された。弥生時代:1A 区23 号遺構の竪穴住居の炉跡からは、多孔銅鏃が出土した。多孔銅鏃は東日本での出土は少なく、今回の出土例は最も東での出土例となった。方形周溝墓(1B 区25 号遺構)は、住居群からやや離れた北側から検出されており、一辺が約10.6m の規模を持つものと推定される。主体部は、後世の削平により消失したものと考えられる。古墳時代:竪穴住居が検出された。土師器高坏・壺・鉢などの土器が出土しており、これらは儀礼行為の後に廃棄されたものと考えられる。中世から近世:1J-1 区から南北方向に延びる道路遺構を約12.9m 検出した。この道路遺構は周辺遺跡の調査成果と照らし合わせ、鎌倉街道中ツ道と判断された。中世から近世に至る間、土を盛って嵩上げし、何度も作り替えられていることが判明した。近世:日光御成街道の西側の側溝を、総延長約151m 検出した。街道は現在の都道460 号線とほぼ重なっているため、道路自体の構造は検出されなかった。また、2E-2 区では、街道の側溝とそれに続いて直角に西へ曲がる溝を区画構造とし、内部に掘立柱建物や井戸などを計画的に配置した集落が検出された。

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