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深江北町遺跡第12・14次調査埋蔵文化財発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/10642
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.10642
引用表記 神戸市教育委員会 2014 『深江北町遺跡第12・14次調査埋蔵文化財発掘調査報告書』神戸市教育委員会文化財課
神戸市教育委員会 2014 『深江北町遺跡第12・14次調査埋蔵文化財発掘調査報告書』
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ファイル
書名 深江北町遺跡第12・14次調査埋蔵文化財発掘調査報告書
発行(管理)機関 神戸市 - 兵庫県
有償頒布・配布ページ https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkazai/estate/kankoubutu2/index.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ふかえきたまちいせきだい12・14じちょうさまいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
神戸市教育委員会
発行機関
神戸市教育委員会文化財課
発行年月日 20140331
作成機関ID 28100
郵便番号 650-8570
電話番号 078-322-5799
住所 神戸市中央区加納町6丁目5番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 深江北町遺跡 第12・14次
遺跡名かな ふかえきたまちいせき
本内順位
遺跡所在地 兵庫県神戸市東灘区深江北町1・2丁目
所在地ふりがな ひょうごけんこうべしひがしなだくふかえきたまち1・2ちょうめ
市町村コード 28101
遺跡番号 10-038
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344330
東経(世界測地系)度分秒 1351749
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.725 135.296944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110509-20120217
20120404-20120807
調査面積(㎡)
1984
調査原因 鉄道高架化工事
遺跡概要
種別
集落
祭祀
時代
古墳
主な遺構
祭祀遺構
主な遺物
庄内式併行期の土器
土師器
須恵器
手捏土器
馬形
猪形土製品
土製勾玉
小玉
管玉
特記事項 主な時代:古墳時代初頭…底部穿孔の土器群、古墳時代後期…祭祀に使用された遺物群
種別
集落
官衙
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居
掘立柱建物
主な遺物
須恵器
土師器
木製品
木簡
木製祭祀具
特記事項 主な時代:飛鳥~平安前期
「(葦)屋驛長」と書かれた木簡、「呪願師・天平十□年」と書かれた木簡、「驛」「大垣」等の墨書土器、多様な木製祭祀具
種別
集落
時代
江戸
主な遺構
集落を画する溝
犂溝
主な遺物
特記事項 「御用・深江村」と書かれた札
要約  深江北町遺跡は神戸市域の東端に位置し、芦屋市と市境を跨いで遺跡が存在する。芦屋市側は津知遺跡と称しているが、本来同一の遺跡と考えられる。この遺跡は大阪湾を巡る沿岸流によって形成された浜堤(砂堆)上に立地し、現在の海岸線からは、約500m離れている。また、場所はまだ確定されていないが、この付近を古代山陽道が通過していたことはほぼ間違いなく、これまでの発掘調査成果により「葦屋驛家」がごく近辺に奈良~平安時代前半頃まで存在していたことが出土資料等から窺える。今回の調査では、遺構が集中した浜堤上からは古墳時代後期の祭祀遺物群や飛鳥時代~平安時代初めまでの竪穴住居、掘立柱建物等が確認されている。その周辺の湿地からは大量の木片・各種の木製品とともに木簡が出土した。木簡には「(葦)屋驛長」と書かれたもの、「呪願師・天平十□年」と書かれたもの等がある。その他の文字資料としては、「驛」「大垣」等の墨書土器が多数発見されていることが特筆され、葦屋驛家に深く関わる施設が近辺に存在していたことを示唆する有力な資料を提示している。また、各種土錘・蛸壺等の漁具が多く出土し、海との関わりが深い人々の集落遺跡でもあることも指摘される。

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