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箱崎

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132500
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132500
For Citation 福岡市教育委員会 2023 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1484:箱崎 』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2023 『箱崎 』福岡市埋蔵文化財調査報告書1484
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=大輔|last=吉田|title=箱崎 |origdate=2023-03-23|date=2023-03-23|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/132500|location=福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号|doi=10.24484/sitereports.132500|series=福岡市埋蔵文化財調査報告書|volume=1484}} 閉じる
File
Title 箱崎
Participation-organizations 福岡市 - 福岡県
Alternative はこざき
Subtitle 箱崎遺跡第105次調査報告
Volume 67
Series 福岡市埋蔵文化財調査報告書
Series Number 1484
Author
Editorial Organization
福岡市教育委員会
Publisher
福岡市教育委員会
Publish Date 20230323
Publisher ID 40130
ZIP CODE 8108621
TEL 0927114667
Aaddress 福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
PDFファイル 報告書に正誤表追加
Articles
Site
Site Name 箱崎遺跡 第105次
Site Name Transcription はこざきいせき
Order in book
Address 福岡県福岡市東区箱崎3丁目2416番1
Address Transcription ふくおかけんふくおかしひがしくはこざき3ちょうめ2416ばん1
City Code 40131
Site Number 2639
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 333711
East Longitude (WGS) 1302533
Dd X Y 33.619722 130.425833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20191125-20191224
Research Space
135
Research Causes 共同住宅建設 (記録保存)
OverView
Site Type
集落
Main Age
鎌倉
室町
戦国
江戸
Main Features
井戸
廃棄土坑
土壙
柱穴
小穴
Main Foundings
輸入陶磁器
国産陶磁器
土師器
須恵器
鋳造関連遺物
土製品
石製品
金属製品
Remark
Abstract 箱崎遺跡第105次調査地は、遺跡範囲の北東端に位置する。調査地の現況の標高は約3.4mである。遺構は、地山である砂丘面(黄白色砂)上で検出した。遺構検出面の標高は約2.8mで、現地表面からの深さは約0.65mを測る。博多湾に面して、南北にのびる砂丘の北端部に近く、地形としては北側および東側にごく緩やかに傾斜している。
 調査範囲は全面的に近世から現代までの建物等の解体やごみ穴等により攪乱を受け、中世までさかのぼる遺構は少ない。検出した遺構は、井戸3基、土坑5基、廃棄土坑3基、溝2条、小穴6基である。井戸は12世紀後半~13世紀頃、土坑は12~13世紀頃・15~16世紀のもの、溝は14世紀代・16世紀頃のものがある。主な出土遺物は、龍泉窯系青磁碗・皿、同安窯系白磁碗・青磁碗、中国陶器壺・捏鉢等の輸入陶磁器類、土師器坏・皿、土鍋、瓦器椀、東播系須恵器の捏鉢、滑石製品等である。遺物は多くが井戸から出土し、小片が多い。また、15世紀後半~16世紀前半頃の瓦が多量に廃棄された土坑が3基あり、軒平・軒丸瓦や丸瓦・平瓦・鬼瓦等が出土した。軒平瓦の瓦当には「三用山」あるいは「三⻆山」と読める山号銘があるものもあり、付近に寺院が存在したものと推測される。
 今回の調査で確認できた遺構が少なく、また近世から現代までの攪乱により、壊されている部分も多いため不明確だが、調査地は砂丘の北端部に近く、生活域の縁辺部にあたるものとみられる。検出された溝や土坑などの主軸方位は真北から10°~25°東に振れ、周辺の地割と方位を同じくする。また中世後半期の寺院が近辺に存在していた可能性が高く、筥崎宮周辺寺院の展開との関連も検討すべき課題である。

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